シン・ハギュン vs EXO ディオ、映画「7号室」乱闘シーンのスチールカット公開…“凄絶に見えるが面白いシーンだ”

OSEN |

写真=ロッテエンターテインメント
シン・ハギュンとEXO ディオの共演で話題を集めている映画「7号室」が、労使関係で揉める2人のスチール写真が公開された。

「7号室」の制作陣は30日、DVD鑑賞室の店長ドゥシク(シン・ハギュン)とアルバイトのテジョン(ディオ)のリアルな乱闘写真を公開した。この映画はソウルの潰れかけているDVD鑑賞室“7号室”に、それぞれ生き残るために秘密を隠すことになった店長とアルバイト、複雑に絡んでいく状況から逃げ出すために奮闘する二人の男の熱血生存劇を描く映画だ。

DVD鑑賞室の店長ドゥシクとアルバイトの青年テジョンは労使関係で、親しくなりたくてもなれないという微妙な関係だ。しかもドゥシクは不景気のため店も赤字で、代理運転手までしており、テジョンもたまった学生ローンにバイト代まで滞納されており、生活そのものが不安定な状況だ。

2人は生き残るために踏ん張っていた中、問題の部屋“7号室”にそれぞれの秘密を隠すようになる。ドゥシクは秘密を隠すために7号室のドアを閉めてこそ生き残ることができ、テジョンは閉まっている7号室のドアを開けなければならない状況の中で、7号室をめぐって全身でぶつかる。

手当たり次第、目につき次第、消臭剤、DVDケース、店の名刺など、周りのものを持ってお互いを牽制し合う姿は、高度なアクションで武装したリアリティに欠ける戦いではなく、現実でみられるようなリアルな乱闘で目をひく。

人間ロデオゲームを連想させるように、ドゥシクの背中に乗って相手を制圧しようとするテジョンの姿は、危なっかしく見えるが、どことなく笑いを誘う。2人のアクションは凄絶さを際立たせるためにさらにダイナミックな動きが求められ、それによって体力の消耗も多かったという。乱闘の撮影当時、事前に合わせた動作がなかったので、2人の息が非常に重要だったという。

しかし、アクション監督が特にディレクションをしなくても完璧な相性を誇り、リアルな乱闘を披露したという。これに対して、イ・ヨンスン監督は「アクション演技は『7号室』の見どころだ。アクションシーンを撮影する時、喧嘩をさせておいて1人で笑っていると怒られるほど、本当に楽しかったし、道具を活用して小競り合いするのが面白かった」とし、映画の中のアクションに対する満足感を表した。

これまでさまざまなアクション演技を披露してきたシン・ハギュンは「合わせられないドッグ(?)アクションだ。映画で見ると、本当におかしくて凄絶にも見えるけれど、面白いシーンだ」とし、アクションをこなした感想を語った。11月15日に韓国で公開される。

記者 : キム・ボラ