少女時代 ユナ、露出ドレス、大統領の訪問…「釜山国際映画祭」での話題の瞬間

MYDAILY |

今年の「第22回釜山(プサン) 国際映画祭(BIFF)」は、とりわけ思いがけない人物たちによって沸き返った。文在寅(ムン・ジェイン) 大統領から女優ソ・シネ、少女時代のユナ、俳優ソン・イルグクの三つ子の息子たちまで、話題の瞬間を振り返った。

12日、釜山海雲台(ヘウンデ) 区佑洞(ウドン) 映画の殿堂では、BIFFの幕開けが知らされた。


◆少女時代のユナ

開幕式の司会者に意外な顔が選定され、映画ファンの視線を集中させた。少女時代のユナがチャン・ドンゴンと共にMCに抜擢されたのだ。ガールズグループ出身の女優では、初めての司会者デビューだ 。

これは突然、女優キム・ハヌルが不参加の便りを伝えて実現された。当初キム・ハヌルがBIFF開幕式の司会を担当することになったが、第一子妊娠によりやむを得ず交替となった。妊娠初期段階であるだけに、安静にしなければならないという医療スタッフの所見に従った。

それと共に所属事務所の後輩であり、映画界の金星であるユナが代わりにMCを務めることになった。忙しいスケジュールの最中、特別な義理を見せて温かさを醸し出した。特にユナは優れた進行スキルで、自らの任務をしっかりと果たした。スムーズな進行で現場を和やかな雰囲気に導いた。大先輩チャン・ドンゴンが「熟練したトークで進めるユナのおかげで、無事にちゃんと終えることができた」と絶賛したほどだ。

ビジュアルも断然、視線強奪だった。ユナは清純ながらもセクシーな魅力を誇った。背中の部分が大きく開いたドレスを着て、ギャップのある姿を見せた。


◆ソン・イルグクの三つ子の息子たち

俳優ソン・イルグクの三つ子の息子であるデハン、ミングク、マンセくんの出席も意外であった。開催直前にこのようなニュースが伝えられ、一般人ファンの胸に熱く火をつけた。

最年少ゲストとしてレッドカーペットを踏んだ。三つ子の息子たちはパパの手をぎゅっと握って、レッドカーペットに姿を現した。そろってスーツを着て、子供紳士に変身した。

特にKBS 2TV「スーパーマンが帰ってきた」の出演当時より成長した姿が視線を引いた。だが、末っ子マンセくんの茶目っ気あふれる一面は相変わらずだった。彼は多少緊張したようなデハンくんとミングクくんとは違い、レッドカーペットの上を気兼ねなくぴょんぴょん跳ねて、興味津々な様子を見せた。


◆ソ・シネ

今年BIFF開幕式レッドカーペットの話題の主人公は、驚くべきことに女優ソ・シネであった。衝撃的な露出ドレスをまとって登場したのだ。胸元が大きく開いたUラインデザインのドレスを着た。

彼女は子役出身女優で、まだ少女のイメージが強い女優だ。突然の彼女の成熟したイメージ変身に、すべてのスポットライトが向けられた。開幕式が終わった後にもしばらくリアルタイム検索語1位にランクインし、関連記事があふれるなど熱い反応を得た。


◆文在寅(ムン・ジェイン) 大統領

これまでのBIFFの中で、それこそ歴代級ゲストが登場した。まさに文在寅大統領だ。現職大統領では初めてBIFF期間中に参加した。事前に予告されなかったサプライズ訪問だった。

文在寅大統領は15日午前、釜山海雲台区ロッテシネマセンタムシティにて「韓国映画の今日-パノラマ」部門の招待作である「女は冷たい嘘をつく」を鑑賞した。上映の後、観客との対話(GV) も進めた。

その後、映画の殿堂内のアジュダムダムラウンジへ席を移し、市民らとより一層近い距離で疎通した。キム・ドンホ理事長、カン・スヨン執行委員長、ト・ジョンファン文化体育観光部長官と共に舞台に上がって話に花を咲かせた。大統領のサプライズ訪問で、映画祭に活気を吹き込んだ。

BIFFは、今月21日まで開催される。

記者 : キム・ナラ、写真 : ソン・イルソプ