韓国芸能界でも問題に…飲酒運転の再犯率、毎年増加傾向に

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写真=TVレポート DB
「潜在的な殺人」と言われる飲酒運転――にもかかわらず、毎年再犯率が高まっている。これは芸能界だけを見てもそうだ。

13日、ソウル中央地方裁判所では道路交通法違反(飲酒運転) の嫌疑を受けているLeessangのキル(本名:キル・ソンジュン) に対する宣告公判が行われた。この日、裁判所はキルに懲役6ヶ月、執行猶予2年、社会奉仕80時間を言い渡した。

キルは昨年6月28日午前、ソウル南山(ナムサン) 3号トンネルの入り口に自動車を停めていたところ、警察の飲酒運転の取り締まりで摘発された。当時キルは車の中で眠っており、彼の血中アルコール濃度は0.165%と、免許取り消しレベルであったことが分かった。彼は泥酔状態でソウル龍山(ヨンサン) 区梨泰院(イテウォン) 付近から中(チュン) 区小公路(ソゴンロ) 付近まで、約2㎞を自身の自動車で運転したことがわかった。

2010年、2013年に飲酒運転で罰金刑を言い渡された俳優ユン・ジェムン。彼は昨年5月にも飲酒運転で摘発され、結局法廷に立たされた。当時ユン・ジェムンは裁判所から懲役8ヶ月に執行猶予2年、40時間の遵法運転の講義受講を命令された。女優キム・ヘリは1997年、2004年に飲酒運転で摘発された。2014年には泥酔状態で信号を無視し、交通事故まで起こした。

CLAZZIQUAI PROJECTのメンバーホランは2016年9月、酔っ払った状態で運転し、道沿いに停車していた貨物車両にぶつかり、罰金700万ウォン(約70万円) で略式起訴された。先立って2004年と2007年にも飲酒運転で摘発され、罰金刑を受けた。

2009年に飲酒運転をして自粛の時間を過ごし、入隊したSUPER JUNIORのカンイン。除隊後やっと活動を再開したが、昨年再び飲酒運転で摘発された。

警察庁が発表した昨年の飲酒運転再犯率は44.5%、これは同年基準麻薬類犯人の再犯率である37.2%より高い数値だ。

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記者 : チョ・ヘリョン