パク・ソジュン「5年間休まず活動してきた…これからも新鮮な役を演じたい」

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人気ドラマの主人公、観客動員数500万人を突破させた映画俳優でもあるパク・ソジュンは、誰よりも華やかな時代を過ごしている。忠武路(チュンムロ:韓国映画の代名詞) キャスティング第一位であり、CMのラブコールまで相次ぎ、幸せな悲鳴を挙げている。ブルドーザーのように突進するパク・ソジュンの将来を遮るものは何もない。

――KBS 2TV「サム、マイウェイ」と「ミッドナイト・ランナー」終了後の近況を聞かせてください。

パク・ソジュン:友だちと旅行にも行って、家で足りなかった睡眠もたっぷり取りながら休みました。「サム、マイウェイ」が終わってすぐに「ミッドナイト・ランナー」のPRを始めたので、本当に精一杯走ってきました(笑) デビュー後初めてのアジアツアーを控えていて、ドキドキしています。

――「ミッドナイト・ランナー」が観客560万人を突破しました。

パク・ソジュン:多くの観客に楽しんでいただいて感謝する限りです。実は同じような時期にそうそうたる映画が公開されたため、好成績を上げるとは予想していませんでした。現場で本当に楽しく撮影した映画でしたが、その雰囲気が観客にちゃんと伝わったようで満足しています。

――「ミッドナイト・ランナー」の中のカン・ハヌルさんとのブロマンス(男同士の友情) が好評を得たんですね。

パク・ソジュン:演技する上で同性が楽なのは仕方がありません。異性に近づく時は、見る目が多いので周りを意識してしまいます。純粋に近づきながらも「何? 気があるんじゃない?」と誤解される可能性もあるので慎重です。同性は共通の関心事があるので、すぐに近づくことができます。ハヌルとは最初に会った時から気が合うと思いました。会話をスムーズに続けていくことができました。

――ドラマと映画で体を使うのが並外れていると思いました。

パク・ソジュン:大抵のアクションシーンは代役なしにこなすほうです。「ミッドナイト・ランナー」は窓ガラスを割る危険なシーンだけ代役があって、あとは実際に自分がすべて演技しました。特に、走る自動車を追っていくシーンでは、実際に自動車を追い越してNGになりました。監督に「僕、思ったより速いですよ」と冗談を言いました。

――警察大学の制服を着て、軍人の頃を思い出したんじゃないでしょうか?

パク・ソジュン:思い出さざるを得えません。ずっと前に軍隊に行ってきて、予備軍まで終えました。普通に行ってきたのですが、芸能人の中では早く行ってきたほうです。僕の軍隊生活に照らしてみると、ハヌルはあまり心配になりません。本当に上手に適応できると思います。おそらく憲兵隊の顔になるんじゃないでしょうか。

――カン・ハヌルさんの入隊前に挨拶はしましたか?

パク・ソジュン:入隊する前に連絡して元気に行ってくるようにと挨拶しました。元々人に気を配る礼儀正しい人なので、軍生活も問題ないと思います。

――風変わりな役を相次いで担当しましたが。

パク・ソジュン:ハハ。女性がよく「男はみんな一緒」といいますが、それが正解です。中学生も成人も、子供もお父さんも、男はみんな一緒です。「サム、マイウェイ」でも「ミッドナイト・ランナー」でも、こういう男性の姿を強調しようと思いました。ただ「サム、マイウェイ」のドンマンは29歳の格闘技選手、「ミッドナイト・ランナー」のギジュンは大学生なのでそこから来る違いだけ明確にしました。

――ネットゲームを楽しんでいるそうですね。

パク・ソジュン:パソコンの前に座っているのは苦手な方ですが、最近のゲーム「オーバーウォッチ」は、僕なりに楽しんでいるほうです。ハヌルも一緒にやりました。

――記事のコメントを検索して見る時もありますか?

パク・ソジュン:記事もコメントもあまり見ません。僕より両親のほうが読んでいます。悪質なコメントを見るんじゃないか心配になる時もあります。芸能人の仲間たちを見ると、自分より家族のほうがもっと傷つきます。なるべく言葉と行動に気をつけるほうです。

――ドラマと映画が相次いで成功しました。変わった点はありますか?

パク・ソジュン:ほぼ5年間休まず俳優として活動していますが、成果は意味がないと感じています。ただ作品を見て、喜んでいただけたら嬉しいです。もちろん多くの方々に熱狂していただくと嬉しいんですが、あまり意味をおいてはいけません。成績にこだわると言おうとすることが歪んでしまうかもしれないので、気にしないわけにはいきませんが、なるべく毅然としようと思います。

――次回作の計画はありますか?

パク・ソジュン:決まっていません。しかし、いつも新鮮でいたいと思っています。ジャンルまで決めることはできませんが、人々から新鮮に感じられるキャラクターをやりたいと思います。「サム、マイウェイ」や「ミッドナイト・ランナー」を選択したのも、ストーリーそのものはすでに存在した構成なのかもしれませんが、解釈していく過程が新鮮だと思ったためです。これからも新鮮に感じるものを選択すると思います。

――カン・ハヌルさんが除隊して「青年警察2(ミッドナイト・ランナー2)」を撮影するとすれば?

パク・ソジュン:ハヌルとキム・ジュファン監督と一緒なら当然出演したいです。続編というのは、自分がやりたいという気持ちだけでできることではないんですが(笑) 一緒に過ごしたスタッフたちも、みんな一緒にできたらいいですね。

記者 : ペ・ヒョジュ