「プロデュース101」出身アン・ヒョンソプ、歌手より先に俳優デビュー“こんなに幸せになってもいいのかな?と思います”

OSEN |

Mnet「プロデュース101」シーズン2で人気を得たアン・ヒョンソプは、放送の序盤一人でステージに出て「PICK ME」のダンスを踊ったほどタレント性抜群だ。こんな彼が番組終了後に初めての公式活動として選んだのは、歌手ではなくウェブドラマだった。

アン・ヒョンソプはウェブドラマ「悪童探偵s」で高校生探偵オソン役を務めた。彼はApink キム・ナムジュ(ジンギョン)、「プロデュース101」シーズン2出身のユ・ソンホ(ハンウム) と共に事件を解決している。

アン・ヒョンソプの初めての演技挑戦は合格点を受けている。「悪童探偵s」は急速に閲覧数を伸ばして700万回を突破したのはもちろん、アン・ヒョンソプの演技にも好評が相次いでいる。特有のハツラツとした魅力がおちゃめな刑事のキャラクターにもぴったりだという反応だ。

アン・ヒョンソプも最近OSENとのインタビューで「本当に感謝しています。すごく驚いて不思議です。僕は本当にチームや作品、ファンに恵まれていると思います」とし、ファンの愛情に感謝の気持ちを表した。

――「プロデュース101」シーズン2が終了して、どのように過ごしましたか?

アン・ヒョンソプ:スケジュールをこなし続けていました。tvN「怪しい歌手」にも出演し、ウェブドラマ「悪童探偵s」も撮影しました。すごく忙しく過ごしました。練習やモニタリングも一生懸命にやりました。

――サバイバル番組で競争をしていましたが、その後さまざまな活動をするようになった感想はどうですか?

アン・ヒョンソプ:プレッシャーが減って余裕を持てるようになりました。そうそうたる先輩たちと同じ番組に出演できて夢みたいだと思っています。しかし、まだ「プロデュース101」シーズン2で得た人気は実感できていません。自分がこんなに幸せになってもいいのかな、こんなに関心を受けてもいいのかな、と思います。

――「悪童探偵s」の撮影はどうでしたか?

アン・ヒョンソプ:実は今までは演技の“え”の字も分かりませんでした。初めて台本をもらった時、すごくプレッシャーを感じました。しかし、本当にうまくやりきりたいと思いました。いざ撮影を始めたら気持ちが楽になりました。演技に対する新しい興味が湧いてきました。

――歌手としての正式デビューをする前に演技を始めることになりましたが、残念だったりはしませんか?

アン・ヒョンソプ:今までダンスと歌にだけ集中してきました。しかし今は考えが変わりました。今年の幸せなことを2つ選ぶとしたら、「プロデュース101」シーズン2と「悪童探偵s」の撮影です。音楽と演技、いずれも僕に幸せな気分をもたらしてくれます。演技から始めたことを残念だとは思っていません。

――演技をしながら難しいことはありませんでしたか?

アン・ヒョンソプ:特定の状況に感情を入れることが難しかったです。どうすればいいのかたくさん悩みました。それから僕の口調が文語体みたいなところがあったので、口語体のように変えるために努力しました。人間臭い口調で話したいと思いました。僕のセリフを録音して何度も聞きながら直していきました。

――ユ・ソンホさんと「プロデュース101」シーズン2に続いて「悪童探偵s」で再会したんですね。

アン・ヒョンソプ:ユ・ソンホとは本当に息が合います。「プロデュース101」シーズン2の時から仲良くしていました。僕らの相性は10点満点中10点です。こんなに仲良くなるとは思いませんでした。

――Apink キム・ナムジュさんとの共演はどうでしたか?

アン・ヒョンソプ:僕はApinkがデビューした時からファンでした。すごく好きだったんですけど、今回ナムジュ先輩と共演すると言われて、本当にすごいことだと思いました。本当に夢の中で見ていた大先輩じゃないですか。初対面の時にどうすればよいか分からなくて、すごく緊張しました。しかし先輩に親切にしていただいて、一緒に撮影したらとても楽になりました。

――「悪童探偵s」でコミカルな演技を披露しました。実際の性格はどうですか?
アン・ヒョンソプ:ドラマのキャラクターが実際の性格そのままだと思います。普段もウキウキもせず、真剣すぎるほうでもありません。オソン役にハマって、道を歩きながらも「オソンならこんな状況でこういうふうにするだろうなぁ」と思います。

――女装も好反応を得たんですね。

アン・ヒョンソプ:女装の演技が話題になるだろうと予想はしていましたが、そこまで話題になるとは思いませんでした。みんな女装をしての外輪歩きが面白かったらしいです。一緒に女装をしたユ・ソンホは元々綺麗な顔であり、痩せているのでよく似合っていました。しかし僕は綺麗な方ではないので、別の方向で勝負しなきゃと思いました。そうやって外輪歩きが誕生しました。元々僕の人生の目標の一つが、死ぬまで女装はしないことだったんですけど、すぐに壊れました(笑)

記者 : キム・ウネ