チェ・ミンシク&パク・シネ&リュ・ジュンヨル主演「沈黙」韓国で11月の公開を確定…予測不能なストーリーに“高まる期待”

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写真=CJエンターテインメント
映画「ウンギョ」を演出したチョン・ジウ監督の次期作「沈黙」(配給:CJエンターテインメント) が11月の公開を確定し、イム・テサンというキャラクターで新しく帰ってきたチェ・ミンシクの多彩な演技を盛り込んだ、第1弾スチールを初公開した。

「沈黙」は婚約者が殺害され、その容疑者として自身の娘が指名されると、娘の無罪を証明するため自身だけの方式で事件を追う男イム・テサンの話を描いた映画だ。「ハッピーエンド」のチョン・ジウ監督とチェ・ミンシクが18年ぶりに再会した作品であり、パク・シネ、リュ・ジュンヨル、イ・ハニ、パク・へジュン、イ・スギョンなど忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞) の若い実力派俳優の合流で期待を集めている「沈黙」が、11月の公開を確定し、イム・テサン役で強烈なドラマを引っ張っていくチェ・ミンシクのスチールを初公開し、視線を奪った。

「沈黙」でチェ・ミンシクは、テサングループを引っ張る会長であり、富と名誉、権力と愛まですべてを手に入れた男だが、一瞬ですべてを失う危機に見舞われたイム・テサン役を演じ、ドラマチックな演技を見せる予定だ。愛する婚約者が殺害され、娘がその容疑者として指名されることで世の中の関心が集められる中、娘の無罪を証明するために自身だけの方式で事件を追うイム・テサンに変身したチェ・ミンシクは、重みのあるカリスマ性の中で繊細で力ある感情演技を披露し、新たな変身を見せる。

今回公開したスチールは、ヨットに乗りながら婚約者を失った悲しみを一人で感じている姿から、容疑者として指名された娘によって混乱している姿、そして娘の無罪を証明するため事件を追う姿、裁判所でのシーンなど、イム・テサンの多彩な姿が映されていて目を捉える。世の中を動かすのはお金だと信じるイム・テサンの強烈な姿や、すべてを失うことになる危機の瞬間の揺れる感情を盛り込んだ演技まで、変化に富んだ姿でキャラクターに完璧に没頭したチェ・ミンシクのスチールは、圧倒的な存在感で視線を集中させる。

チェ・ミンシクは「家族と愛する人を失う危機に見舞われた瞬間、果たしてどんな選択をすることができるだろう。その危機をイム・テサンらしく解釈し、解決して行こうとした試みが印象的だった」と伝え、自身が成し遂げた成功が一気に崩れる危機に見舞われたある男の複雑な感情を表現する、深みのある演技に対する期待感を高めた。ここに「この映画は、ジャンルそのものがチェ・ミンシクである映画だと思う。世の中で一番よく切れる刀であり、何でも切ることができる刀のような鋭さがある」と信頼感を示したチョン・ジウ監督との完璧な呼吸で、目を離すことができない没入感を与えるだろう。

「沈黙」を通じて、チェ・ミンシクと初めて呼吸を合わせた忠武路の若い俳優パク・シネ、リュ・ジュンヨル、イ・ハニ、イ・スギョンの姿がスチールを通じて一緒に公開され、関心を集める。イム・テサンの娘を弁護する弁護士チェ・ヒジョン役を演じるパク・シネを皮切りに、事件の重要な手がかりを持っている人物であるキム・ドンミョン役のリュ・ジュンヨル、イム・テサンの婚約者であり人気歌手ユナ役のイ・ハニ、ユナを殺害した容疑者として指名されたイム・テサンの娘イム・ミラ役のイ・スギョンまで、イム・テサンを巡った多様な人物の姿は、予測できないドラマチックなストーリーに対する期待を高める。

「沈黙」は韓国で11月に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン