チョン・ウソンに46億ウォン詐欺…有名放送作家の女性、懲役7年の実刑判決

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写真=TVレポート DB
俳優チョン・ウソンなどから投資金の名目で、150億ウォン(約15億円) を超える金額をだまし取った疑いで起訴された有名放送作家パク某氏が、控訴審で以前より高い量刑を受けた。

昨日(19日)、ソウル高等裁判所刑事12部(ホン・ドンギ部長判事) 審理では、作家パク某氏に対する控訴審(特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺の疑い) 宣告公判が開かれた。この日、裁判部は1審で宣告された懲役5年を破り、懲役7年を宣告した。

当初パク氏は「被害者たちから貰ったお金は、私が彼らに借りたお金」「騙し取る意図はなかった」「放送作家の仕事を続けながら、被害者たちに債務を返済する意思があった」と主張しながら控訴を提起したが、裁判部はパク氏の主張を受け入れなかった。

むしろ裁判部は、パク氏が初めてお金を送金してもらった2008年当時、事業が厳しくなって保有財産に対する競売が行われており、すでに個人債務も14億ウォン(約1億4000万円) に至っていたことを強調した。騙取と欺瞞の意図がないとは思えないとして上記のような判決を下した。

裁判部は「パク氏が放送作家という職業と人脈を利用して、存在もしない私募ファンドがあると騙し、短期間に154億ウォン(約15億2000万円) を手にするなど、相当な被害が発生した」とし「一部の被害者とは合意したが、相変わらず被害者たちが経済的な被害を訴えながら家族解体の危機に置かれているなど、罪の質が重い」と宣告の理由を明かした。

2007年にある映画祭を通じてチョン・ウソンと知り合ったパク氏は、チョン・ウソンに財閥家などが参加する私募ファンドへの投資を誘い、投資金の名目で46億2600万ウォン(約4億6000万円) を手にした疑いだ。

またチョン・ウソンの紹介で知り合った知人A氏から、計14回にわたって投資金の名目で23億8千万ウォンを受け取った疑いや、他の知人にも女優ファン・シネが立ち上げたブランドの下着を販売するという名目で、事業資金51億3000万ウォン(約5億円) あまりを騙し取った疑いなどもある。

パク氏は1990年代から、韓国の地上波ドラマを通じて放送された様々な人気ドラマを執筆した有名な作家だ。

記者 : チョ・ヘリョン