イ・ジェフン「俳優は歴史的な事実を伝えたり、痛みを和らげる媒介だと思う」

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写真=「Esquire」
映画「I Can Speak」で原則主義者の公務員ミンジェ役を演じたイ・ジェフンの「Esquire」のグラビアが公開された。

「I Can Speak」は8000件の苦情を提起する区役所のブラックリスト1号であるおばあちゃんオクブンと原則と手続きだけが答えだと信じている9級公務員のミンジェ、とても似合いそうにない真逆の二人が英語を通じて運命的に絡み合うことから繰り広げられるストーリーを描いた映画だ。劇中、ビジュアルから性格まで、ちょっとしたミスも許さない完璧主義者の公務員ミンジェ役を演じたイ・ジェフンが、一層深まった雰囲気を演出したグラビアを公開した。

今回のグラビアでイ・ジェフンはシックな魅力をアピールし、作中の隙のないミンジェより深みがあり、洗練されたイメージを披露して視線を釘付けにする。特にボタンを外してカメラを見つめている姿は優しさの中に隠してきたカリスマ性をアピールしている。

さらにネクタイを外したまま顔をしかめている彼の表情は、端整でシンプルなミンジェの姿と真逆の、反抗的で退廃的な雰囲気で、イ・ジェフンの多彩な魅力を改めて実感させる。

イ・ジェフンは「俳優とは大衆に喜怒哀楽を届ける役割も果たすけど、歴史的な事実を伝えたり、痛みを和らげる媒介になれるとしたら、より意味のある仕事になることを教わった」と語り、映画「金子文子と朴烈」に続き、意識のある俳優として「I Can Speak」に臨む態度について伝えた。このように一層深まった雰囲気で女心を揺さぶるイ・ジェフンのグラビアとインタビューは「Esquire」10月号を通じて見ることができる。

「I Can Speak」は9月21日に韓国で公開された。

記者 : シン・ソウォン