スヒョン、ハリウッド映画「ダーク・タワー」でのハプニングを告白“服に火が付いたのに気付かなかった”

OSEN |

写真=Sony Pictures

アクション大作映画「ダーク・タワー」でアラ・シンピニオン役を務めた女優スヒョンが、映画にで居なくてはならない重要な役で登場して観客を魅了している中、キャラクターを完成するまでのビハインドストーリーを公開した。

「ダーク・タワー」は世界のバランスを維持するダーク・タワーを破壊して、暗黒の世界にしようとする黒い服装をしたウォルターと、塔を守る運命を持って生まれた最後のガンマンことローランドの対決を描いたアクション大作だ。スヒョンは劇中でジェイクの能力を目覚めさせ、ローランドを助けてダーク・タワーを守ろうとする最後の予言者シンピニオン役に扮して強烈な印象を残しただけではなく、観客のさまざまな好奇心を刺激した。彼女との書面インタビューを通じて、観客の好奇心を解消する内容を電撃公開する。

――アラ・シンピニオンはどんなキャラクターですか?

スヒョン:アラ・シンピニオンは予言者だといえます。シャインと呼ばれる強力なパワーが純粋さにつながりますが、彼女もジェイクのように強力なシャインを持っている人物です。善良な力と人を見抜く知恵を持つ人物で、塔を守ることに何もかもを捧げるマニー部族の一人です。

――アラ・シンピニオンを演じるためにどんなことを準備しましたか?

スヒョン:最初は、怖くて鋭い予言能力を持つ人だと思っていましたが、強い能力に比べて暖かくクリーンな人物として表現しました。周りの人々の中で、恋多く予知能力がある人々を参考にして演技しました。何より、アラ・シンピニオンというキャラクターを原作より拡大して再創造した監督の思いを、一番多く受け入れながら撮影しました。

――「ダーク・タワー」にキャスティングされたきっかけや、エピソードを教えてください。

スヒョン:最初にオーディションの台本をもらった時「ロード・オブ・ザ・リング」のケイト・ブランシェットが務めた妖精を思い浮かべました。具体的なアイデアがあったためか、簡単に撮影してテープを送りました。セリフも言いやすくて、なんだかスムーズに進んだ記憶があります。おそらく今まで撮ったオーディションテープの中で、一番速く撮ったと思います。監督とも意図がよく合いました。だからすぐにキャスティングを決めてくださって、撮影を通して考え方もよく合いました。

――撮影現場で特に記憶に残るエピソードはありましたか?

スヒョン:予言者といえば想像されるように、アラ・シンピニオンもろうそくが好きです。ある日は、テントの中で長い服を羽織って歩くシーンを撮影したんですけど、服に火が付いてしまいました。周りのエキストラたちが「Fire, Fire」と叫んでいたんですが、演技に集中して聞こえませんでした。コスチュームをかなり燃やしては「WOW」の一言だけが出てきました。

――おすすめの「ダーク・タワー」の鑑賞ポイントは何ですか?

スヒョン:マシュー・マコノヒーとイドリス・エルバの新しい一面を見られる映画です。そしてスティーヴン・キングの巨大な世界観をベースにして、些細なユーモアと温かい家族愛を感じることができます。銃撃アクションも期待して良いと思います。撮影しながらすごく気になってたんですけど、期待よりももっとカッコよく仕上がったと思います。また、私が所属するマニー部族は、悪の勢力が集まっている世界に比べて神秘的で温かい雰囲気です。たくさんのご関心をお願いします。

――今後の計画を教えてください。

考えてみたら、今まで撮影した映画は「ロスト・エモーション」を除いては、すべてシリーズで計画された映画です。今回の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅2」はすでに第1弾があるので、新たに合流する人物として早く既存の環境に馴染んで、他の人々と調和するキャラクターになるのが一番の課題です。また、これからどのように、いつストーリーが続くんだろうと期待しながら撮影することができて楽しかったです。「ダーク・タワー」と「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」いずれもシリーズに続いてほしいと思います。また、韓国でも良い機会を探したいです。

アラ・シンピニオン役を務めて、世界中を魅了している女優スヒョンの新たな魅力を確認できるアクション大作「ダーク・タワー」は、現在韓国の劇場で上映中だ。

記者 : チ・ミンギョン