リアルガールズプロジェクト、ドラマから現実に!デビューの感想語る「ファンの声援で辛いことも忘れられる」

10asia |

写真=SoRi

韓国のSBS funEで放映中である「アイドルマスター.KR」は、12年前に日本で発売された同名のゲームを原作にしたドラマだ。「アイドルマスター.KR」で活躍中であるSoRi、ユキカ、イェウン、ジウォン、スジが集まり、新曲「PINGPONG GAME」を発売した。ドラマから現実に出てきたリアルガールズプロジェクトのメンバーが「アイドルマスター.KR」に出演した各々の契機と所感、今後の抱負などを明らかにした。

SoRi「『アイドルマスター.KR』で演技の面白味知った」

2016年1月にCoCoSoRiでデビューした。「アイドルマスター.KR」に出演しながらCoCoSoRiとして日本活動もこなした。私がリアルガールズプロジェクトになってCoCoSoRiが解散したのではない。CoCoSoRiもう一人のメンバーCoCoも「アイドルマスター.KR」に出演した。代わりにCoCoが撮影しに来る日には、リアルガールズプロジェクトのメンバーが私の傍にあまり来ない。CoCoが「SoRi姉さんに話しかけるな」とやたら言っていた(笑)

ステージはステージだけの中毒性がある。ファンの声援に力づけられてエンドルフィンが回り、辛いことを忘れてしまう。リアルガールズプロジェクトをしながら演技にどっぷりハマった。映画を撮ってみたいという目標ができた。私ではない他のキャラクターを演技する面白さを知った。

写真=ユキカ
ユキカ「韓国にきて1年、原作『アイドルマスター』のファン」

日本でモデルや女優として活動した経験がある。韓国に来てからは1年になった。高校生の時に日本でK-POPがすごく流行った。私も少女時代、KARA先輩にとても関心があった。K-POPだけでなく原作の「アイドルマスター」のファンでもある。韓国で「アイドルマスター.KR」のドラマオーディションが開かれると聞いて志願した。

本来の夢は女優だった。歌手は私に出来る職業ではないと思った。愛嬌もあまりなく、性格も多情多感な方ではないから自信がなかった。ところが外国人だからなのか、可愛いとよく言われる(笑) 一人だったら歌手の夢を持たなかっただろう。今のメンバーといるから一緒にアイドルをしたいと思える。

写真=イェウン
イェウン「唯一の非練習生出身……初めて合格したオーディション」

5人の内で唯一、練習生出身ではない。かなり前からアイドルを夢見ていたが、両親の反対が激しかった。とても夢を諦めきれなくて、私が自らアルバイトをして稼いだお金でスクールに登録した。練習生になることさえ切実だった。「アイドルマスター.KR」のオーディションに合格した時は、本当に夢を見てるのかと思った。初めて合格したオーディションだった。うまくいくとは想像も出来なかった。

合宿をしながら本当に良い先生たちに演技、歌、ダンスを習えて本当に幸せだった。授業代を出さなくても、こんなに高い水準の授業を受けられるということだけでも嬉しかった(笑) 夢見ていた演技と歌手デビューを同時に出来て幸せだ。まだ至らないところが多いが、ますますミュージシャンとして成長するイェウンになる。

写真=ジウォン
ジウォン「音楽と演技、全て逃したくなくて」

幼い頃からピアノコンクール、童謡大会に出場するほど音楽がとても好きだった。高校生の時にアイドルの練習生として生活したが、時間が経てば経つほど歌手に確信が持てなかった。演技が気になった。それで事務所を出て演技の勉強をした。一生懸命に勉強して演技で大学に進学した。

大学に入ってみると音楽と演技、両方を全て逃したくなかった。そうした中で「アイドルマスター.KR」のオーディションの情報を聞き、オーディションを受けて合格することになった。後々は歌と踊りを全てこなすミュージカル俳優になりたい。

写真=スジ
スジ「『アイドルマスター.KR」で閉ざした心の扉を開いて」

2015年にTHE ARKでデビューした。THE ARKが人生で最初のチームであり最後のチームになるのだと信じたが、私が心の整理をする暇もなく解散になった。事務所の提案で「アイドルマスター.KR」のオーディションに志願して、本来の夢だった演技を始めることになった。最初は心が堅く閉じられていた。心を開くまで長く時間がかかった。今は誰よりも「アイドルマスター.KR」を愛していて、メンバー皆に愛情が深い。

「アイドルマスター.KR」に出演して演技の欲が出た。演技はすればするほど欲が深くなる。今後多様な作品で演技する姿をお見せしたい。

記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代、写真 : イ・スンヒョン