キム・ソヒョン「悪女を演じない理由?『妻の誘惑』を乗り越えることができなければ…」

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写真=「bnt」
女優キム・ソヒョンが演技に対する想いを打ち明けた。

雑誌「bnt」は最近、キム・ソヒョンのインタビューとグラビアを公開した。インタビューでキム・ソヒョンは、最近話題を集めた「カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットイベントファッションのビハインドストーリーを打ち明けた。

映画「悪女」で生まれて初めて「カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットを踏んだキム・ソヒョン。彼女は当時披露したブルースーツ姿に対して、「スタイリストが準備した青いスーツと清明だった空、そしてキム・オクビンさんとソンジュンさんのホワイトカラーの衣装が調和を成したおかげ」と説明した。

引き続きキム・ソヒョンは、「話題になってインターネットに名前が挙がってきても、一瞬だった。そういう関心に大きく動揺しない」として、「それによって得たガールクラッシュ(女性が女性に憧れること) という修飾語もまた、一時だと考える。それに合うシナリオやグラビア撮影が雪崩れ現象のように入ってくるべきなのに、そうでもない」と告白した。

tvN「SNL KOREA」シーズン9への出演に対しても、キム・ソヒョンは「続くリハーサルにストレスを受けた」として、「みんな自分の分野があるようだ。(『SNK KOREA』に) 出演してみたら、私の本業にさらに熱中するべきだという考えが自然に沸いた」と話した。

1994年にKBS 1TV6期公開採用タレントでデビューしたキム・ソヒョン。これまで多様な配役をこなして、多彩な姿を披露した彼女は、特に演技してみたい役どころがあるのかという質問に、「してみたことのない役どころは全て演じてみたい」としながらも、「私だけが良いといってシナリオを決めるほどのポジションではない。特定の俳優を中心にシナリオが書かれて、現場もまたその人を中心に動く時があるが、私には該当しない」とよどみなく話した。

また自身を代表するキャラクターであるドラマ「妻の誘惑」の希代の悪女シン・エリに対して、「単純な悪女だと思わない」として、「最もかわいそうで残念な人物」と評した。彼女は「『妻の誘惑』のシン・エリの後、悪女の役どころを受け持たなかった理由は、シン・エリを乗り越えることができなかった時、自らに対してとても失望しそうだったため」と付け加えたりもした。

記者 : イ・スンギル