B.A.P、1年3ヶ月ぶりのアルバム「UNLIMITED」…13曲にまつわるキーワードや思い出

Kstyle |

日本で約1年3ヶ月ぶりとなるアルバム「UNLIMITED」を6月28日に発売したB.A.P。ファンにとってはおなじみの曲から最新曲「WAKE ME UP」、そしてジョンアプ、デヒョンのソロ曲まで、多彩な13曲で構成された。

Kstyleではメンバーにアルバムに収録された13曲にまつわるキーワードや思い出について語ってもらい、彼らの「UNLIMITED」な音楽性、魅力に迫った。

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「UNLIMITED」

バン・ヨングク:日本で2枚目のアルバムになりましたね。B.A.Pの音楽の多様性を見てもらえる作品だと思います。また、タイトルの「UNLIMITED」という言葉にはB.A.Pの音楽には限りがないという意味を表しています。



1. FREAKY SOUND

――この曲のタイトルの “FREAKY”にはいろいろな意味がありますが、この曲ではどのような意味ですか?

デヒョン:そうですね、FREAKYの意味は聞く人によっていろいろな解釈ができると思うので、その方が感じる意味で楽しんでもらえればと思います。「FREAKY SOUND」はこれまでのB.A.Pのイメージとは異なる、楽しくてまた独特の雰囲気のある曲ですので、その新しい雰囲気をファンの皆さんにも好きになってもらえるのではないかと思います。

――歌詞に「ハチャメチャPARTY」とありますが、B.A.Pメンバーでハチャメチャなパーティーをしたことはありますか?

デヒョン:僕たちは、パーティーはしませんが、よく集まって一緒に遊ぶので、それを僕たちの場合パーティーと呼ぶことができるのではないかと思います。そうですよね、ジョンアプさん?

ジョンアプ:はい、そうですね。

デヒョン:ジョンアプさんがパーティー好きなんです。集まるとだいたいお酒を飲んで、ずっとしゃべっている感じです。家ではお酒を飲まないので、皆で外で集まります。

――歌詞の中に「超CRAZY」という言葉もありますが、CRAZYだなと思うメンバーはいますか?

ジョンアプ:う~ん、何を基準にするかで難しいですね……(笑) でも僕はヨンジェさんだと思います。ヨンジェはすごく正しい生活をするんです。

デヒョン:そう言ったら僕たちが正しくないみたいじゃん(笑)

ジョンアプ:でもヨンジェさんは本当に模範的だから、逆にそれがCRAZYだと思います。僕とは反対ですね。

ZELO:僕はいい意味でジョンアプさんが超CRAZYだと思います。なんでもうまくこなすことができるから。



2. SKYDIVE

――この曲の韓国語バージョンでは10分以上の長いMVが印象的ですが、改めてどんなストーリーを描いているのか教えてください。

デヒョン:僕たちは同じ組織の仲間なんですが、その中に一人裏切り者がいます。その裏切り者が僕の彼女を拉致して、僕にメンバーを殺せとか、任務を指示してきます。僕はその任務を遂行します。その後、組織と警察がぶつかるシーンがありますが、そこでジョンアプが裏切り者で、警察と手を組んでいたということが分かります。

ジョンアプ:僕が「超CRAZY」ですね(笑)

メンバー:(笑)

ヨンジェ:僕がジョンアプさんのせいで死ぬんですよ(笑)

デヒョン:ヨンジェが撃たれるシーンがあります。

――まるで「ノワール映画」みたいに仕上がっていますよね。

ヒムチャン:そうですね。機会があればそういった映画にも出てみたいです。オファーがあったら僕たちは上手に演じられると思います!


3. NOW (JONG UP SOLO)

――続いて「NOW」はジョンアプさんのソロ曲ですね。

ジョンアプ:この曲は韓国で友人と作成して、発表していた曲で、それを日本語に訳していただきました。日本のアルバムに初めて自分の曲が収録されましたが、僕は日本のアニメや日本の歌がすごく好きなので、とても光栄ですし、良い経験になりました。

――韓国でもデヒョンさんとプロジェクトアルバムをリリースし、ソロ活動を行いましたが、いかがでしたか?

ジョンアプ:ファンの皆さんのためのステージを見せようと思ってやりましたので、温かく見ていただけたとしたらうれしいです。自分にとっても新たな挑戦でした、これからもかっこいい姿を皆さんにお見せしたいです。



4. WAKE ME UP

――この曲で“6人完全体”での復活となり、4月には久しぶりに6人で日本プロモーションも行いましたが、久しぶりに日本を6人でまわっていかがでしたか?

バン・ヨングク:6人全員で活動することが楽しく、幸せな時間でした。フライングポッポ会も楽しかったです。

――“フライングポッポ会”というのはとても珍しいイベントでしたが、実際にやってみていかがでしたか?

デヒョン:おそらく僕たちが初めてでしたよね。

ヨンジェ:楽しかったです!

ヒムチャン:ファンの皆さんが恥ずかしそうにしていましたね。

デヒョン:それはやる方が恥ずかしいと思ってやったからじゃないの?(笑)

ヒムチャン:そうかな? 僕はプロらしくポッポをしましたよ(笑)

デヒョン:あまりにもプロだから恥ずかしかったのかもしれないね(笑) 個別で分かれていたので他のファンの反応は分からなかったですが、僕のファンの皆さんはすごく喜んでくれました。


5. FIRE FLAME

――この曲はどんな曲でしょうか?

デヒョン:「FREAKY SOUND」と共にこの曲もB.A.Pの新しい面をお見せしようと挑戦した曲だったと思います。その時に流行っていた音楽スタイルを取り入れようと思って挑戦しましたが、とても洗練された曲なので、皆さんに好きになっていただけると思います。

――EDMとヒップホップをかけあわせたような、B.A.Pとしては珍しい曲調のように感じました。

デヒョン:う~ん、どうなんでしょう? プロデューサーがここにいますから(笑) (バン・ヨングクを見る)

バン・ヨングク:EDMとはちょっと違いますかね。ラウンジ・ミュージックの雰囲気のある曲だと思います。



6. BE HAPPY

――この曲はこれまでのB.A.Pの楽曲から印象が変わって、ファンク要素が加わったアゲアゲなパーティーチューンですね。

バン・ヨングク:はい、幸せな気分になる曲を作りたいと思って作りました。

――メンバーは初めて聞いた時はどんな感想を持ちましたか?

ヒムチャン:とても幸せで、強烈なバイブを感じました。

ZELO:こういったファンキーな曲をやったことがなかったので気に入りましたし、楽しく歌えました。

デヒョン:レコーディングする時もすごく楽しかった記憶があります。

ヒムチャン:そうですね、楽しみながらレコーディングを終えたと思います。

――「BE HAPPY」というタイトルにちなんで、皆さんが幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?

ヨンジェ:ステージで「BE HAPPY」を歌う時は本当にハッピーな気持ちになりますよね。

デヒョン:そうですね、この曲は歌っていてとても楽しいので、一緒に遊んでいるような気分になります。

ヒムチャン:僕は目が覚めた時、もう少し寝られる時間だった時です。

ジョンアプ:僕は6人全員でB.A.Pの夢を見る(将来を考える) 時です。

メンバー:お~、そうだね!

デヒョン:それからこの前、僕が誕生日だったので、メンバーの皆がお祝いしてくれた時もハッピーでした。ヒムチャンがお酒をおごってくれました。ホテルで飲みました。



7. GOOD TIME

――7曲目の「GOOD TIME」はどんな曲ですか?

デヒョン:タイトル通り「いい時間」ですね。

ヨンジェ:それぜんぜん説明になってないよ(笑)

メンバー:(笑)

デヒョン:聞いた瞬間、心が楽になってヒーリングできるような曲だと思います。

――皆さんが最近感じた楽しい時間はどんな時でしたか?

デヒョン:僕は今ミュージカル「ナポレオン」の準備をしています。今回初めてミュージカルに挑戦しますが、楽しく準備をしていますので、たくさんの方に観に来ていただきたいです!

ZELO:僕は今ドラマにハマっています。本当に久しぶりに一話からずっと続けて見ているドラマなんですが、「サム、マイウェイ」というドラマを見ています。ただ面白いと思うだけでなく、劇中のキャラクターの魅力にハマってしまって、こういう役を演じてみたいなと羨ましくも思いながら見ています。パク・ソジュンさんのキャラクターだけでなく、ドラマ全体で扱っているテーマがとても魅力的です。人気があると聞いたので見てみたら、すごくハマってしまいました。



8. FEEL SO GOOD

――8曲目はシングルとしてリリースした「FEEL SO GOOD」ですが、皆さんが気分がハイになる時はどんな時でしょうか?

バン・ヨングク:まさに今です(笑)

デヒョン:僕はスケジュールが全部終わって家に帰って寝る時ですかね。

――お酒を飲んだ時にもテンションが上がりますか?

ヒムチャン:そうですね、でもお酒を飲みながら真剣な話をすることもあるので、その時は静かに飲みます。その時の話の内容によって変わりますよね。

ヨンジェ:楽しい話をしている時はすごく盛り上がってるしね。

――お酒を飲んだらこうなってしまうというような癖があるメンバーはいますか?

ヒムチャン:う~ん、特に酒癖っていうのはないと思いますね。

デヒョン:ヒムチャンさんはあるでしょう。ヒムチャンさんはお会計をしちゃいます(笑)

ヒムチャン:なんでしちゃうのか分かりませんけど(笑) これは本当に直さなければいけないことですね(笑)



9. I GUESS I NEED U

――この曲でも、冒頭で“アルコール”という歌詞が出てきますが、メンバーの中で一番お酒が強いのはどなたですか?

メンバー:(全員一斉にヨングクを見る)

ヒムチャン:でも量だったらジョンアプもけっこう飲むんじゃない?

ジョンアプ:「UNLIMITED」です(笑)

メンバー:(笑)

デヒョン:でも酔っちゃうじゃん。

ヒムチャン:酔うけど最後までいるよね。僕は最近しんどくて途中で抜けることもあるから(笑)

デヒョン:飲めるのはジョンアプとヨングク兄さんだけど、ヨングク兄さんは酔わないです。酔っているところを見たことがないです。

ヒムチャン:酔ってたとしてもそれがぜんぜん分からないんでしょう。

ヨンジェ:でも僕の考えでは、ヨングク兄さんが「酔ってないよ」と言う時は酔ってるんだと思います(笑)

メンバー:(笑)

ヨンジェ:ヨングク兄さんは酔ったとか酔ってないとか何も言わないんですけど、周りの人が「酔ってる?」と聞くと、酔ってない時は気に止めないけど、少し酔っている時は「酔ってない」と否定する気がします(笑)

バン・ヨングク:(苦笑)

メンバー:(笑)

デヒョン:でも普段とほとんど変わらないよね。

ヨンジェ:他の皆は酔ったら変わるのにね。

ヒムチャン:ジョンアプさんは愛嬌が多くなります。

ヨンジェ:はい、叩きたくなります(笑)

メンバー:(笑)

ジョンアプ:僕はよく分からないですけど(笑)

ヨンジェ:僕は酔ったジョンアプさんが怖いです。

デヒョン:愛嬌が多くなるのに怖いの?

ヨンジェ:うん、それがいつもと違うから怖い(笑) 「ヘヘ」から始まって、「ヘヘ、ヒョン(兄さん) 飲んでますか? ヘヘ」っていう感じで話しかけてきますが、それが怖いです(笑)

メンバー:(笑)



10. 1004

――10曲目の「1004」は皆さんにとっても思い出のある曲だと思います。

ヒムチャン:この曲で僕たちが初めて音楽番組で1位を取りましたね。「SHOW CHAMPION」だったかな。そしてその日に韓国料理を注文したんですけど、そこがすっごくおいしくなかったんです(笑) なんか今突然それを思い出しました(笑)

メンバー:(笑)

ヨンジェ:そうなんだ、僕は覚えてないな(笑) この曲で授賞式にも呼ばれましたよね。僕は1位を取った時、それをしっかり感じて喜ぶことができていなかったと思います。当時の映像を見ると、デビューして2年で初めて1位を取ったのに表情がなくて、あんまり喜べてないんですよね。たぶん実感が沸かなかったんだと思います。でもそれを今見るとちょっと残念ですね。

――それが3年前なんですよね。3年前と今を比べてみると、変わったなと思う部分はありますか?

ZELO:僕は今22歳で、その時は19歳だったんですね。10代から20代になるあたりというのは1歳年をとるだけでもすごく変わる時期だと思うんです。だからその時に比べて成熟したと思います。

ヨンジェ:たくさん学んだし、物事の考え方も変わったと思います。



11. YOU (DAE HYUN SOLO)

――11曲目はデヒョンさんのソロ曲「YOU」ですね。デヒョンさんが日本ファンに向けて準備した曲と聞きました。

デヒョン:この曲を作った時、これをどのようにファンの皆さんにお見せしようかなと考えていたんです。その時ちょうど日本でコンサートの予定がありました。僕は日本のバラードがすごく好きなので、初めてでしたがこの曲を日本のファンの皆さんに日本語でお届けしようと決めました。そしてコンサートで披露しましたが、ファンの皆さんに良い反応をいただき、今回のアルバムにも収録しようという話になりました。コンサートで歌った時、メンバーも「いい曲だね」と言ってくれました。

――日本のバラードで特に好きな曲はありますか?

デヒョン:まず韓国でリメイクされた中島美嘉さんの「雪の華」はすごく好きです。あとは安室奈美恵さんとか、主に女性歌手のバラード曲をたくさん聴きます。



12. WITH YOU

――この曲はコンサートにも欠かせない曲なのではないかと思います。

ヨンジェ:そうですね。ファンの皆さんと一緒にいるという思いを歌った曲です。僕たちもファンの皆さんも共感できる曲ですね。

ヒムチャン:ファンソングです。僕たちにとっても、ファンの皆さんにとっても力になるような曲ですので、公演の時には外せない、必ず披露する曲になっていると思います。



13. FLY HIGH

――最後のトラックは「FLY HIGH」です。タイトルの通り、皆さんはワールドツアーで世界中を飛び回っていますが、最近行った国で印象的だったところはありましたか?

ジョンアプ:僕はパリが印象に残っています。パリでは自由時間があって、ショッピングをしたりおいしい物も食べたりできて楽しかったです。

ヨンジェ:僕はヨングク兄さんとリゾット、ロブスター、ステーキなどを食べました。この店おいしそうだなと思って入ったんですけど、本当においしかったです。

デヒョン:公演で言えばどこか1つ選ぶのは難しいですね。国によって応援のスタイルとか違う部分はあるんですけど、結局は皆さん僕たちを応援してくれている気持ちは変わらないので、それぞれが僕たちにとっては意味深く、皆さんにとても感謝しています。僕たちは今デビューして6年目ですが、これまで長い時間が経って、それに活動を休んでいた時間も長かったですよね。なのでこのようにファンの皆さんが会いに来てくれるとは思ってもいませんでしたが、本当にたくさんのファンの皆さんが僕たちの公演に来てくれて、僕はそれだけでとても満足しています。

――それでは最後に、B.A.Pとして今後どこまで“FLY HIGH”(飛び立ちたい) していきたいと思っていますか?

バン・ヨングク:具体的な目標を定めるのではなく、今回のアルバムのタイトルのように、制限なく、どこまでも行けたらいいなと思います。

メンバー:お~!(拍手)


撮影:朝岡英輔

■リリース情報
JAPAN 2ND ALBUM「UNLIMITED」
2017年6月28日(水) 発売


【CD収録内容】
1. FREAKY SOUND
2. SKYDIVE
3. NOW(JONG UP SOLO)
4. WAKE ME UP
5. FIRE FLAME
6. BE HAPPY
7. GOOD TIME
8. FEEL SO GOOD
9. I GUESS I NEED U
10. 1004
11. YOU(DAE HYUN SOLO)
12. WITH YOU
13. FLY HIGH

JAPAN 8TH SINGLE「タイトル未定」
2017年9月20日(水) 発売


<初回限定盤A>CD + DVD
KICM.91803 / ¥1,850+tax
【CD収録内容】 新録2曲+ inst2曲
【DVD収録内容】MUSIC VIDEO / MAKING OF MUSIC VIDEO 収録予定
イベント参加抽選券1種ランダム封入

<初回限定盤B>CD+PHOTO BOOK
KICM.91804 / ¥1,850+ tax
【CD収録内容】新録2曲+ inst2曲
イベント参加抽選券1種ランダム封入

<通常盤>CD Only
KICM.1805 / ¥1,250+tax
【CD収録内容】新録2曲+ inst2曲
初回プレス分:イベント参加抽選券1種ランダム封入

※収録内容・仕様等は変更になる場合もございます。
※商品に関する詳細は決定次第後日ご案内致します。

■ライブ情報
「B.A.P WORLD TOUR 2017 "PARTY BABY!" JAPAN BOOM」

8月5日(土) 大阪・堂島リバーフォーラム
[1回目]14:00開場 / 15:00開演
[2回目]18:00開場 / 19:00開演
(キョードーインフォメーション 0570-200-888)

8月7日(月) 名古屋・Zepp Nagoya
[1回目]14:00開場 / 15:00開演
[2回目]18:00開場 / 19:00開演
(サンデーフォークプロモーション 052-320-9100)

8月9日(水) 東京・Zepp Tokyo
[1回目]14:00開場 / 15:00開演
[2回目]18:00開場 / 19:00開演
(KMミュージック 045-201-9999)

全席指定¥9,800(税込) / 当日券¥10,300(税込)
*来場者特典あり
*1Fオールスタンディング
*公演当日1drink order
*3歳以上有料/3歳未満入場不可

●ローチケ(Lencore・プレリク):2017年7月11日(火) 15:00~17日(月) 23:59
●一般発売:2017年7月23日(日) 10:00~

■関連サイト
B.A.P JAPAN OFFICIAL WEB SITE:http://bap-official.jp/

記者 : Kstyle編集部