ソ・ハジュン、動画騒動を事実上認める…当時の心境&今後の活動について言及「堂々と作品で復帰したい」

MYDAILY |

写真=MBC every1放送画面キャプチャー
俳優ソ・ハジュンが勇気を出して、いわゆる“動画騒動”を事実上認め、新たな一歩を踏み出した。

ソ・ハジュンは先日(18日) 韓国で放送されたMBC every1「ビデオスター」にゲスト出演し、2016年末に広がった動画騒動について率直に明かした。自身が自慰行為しているところをおさえた動画がネット上に広まってしまった騒動について、釈明しなかった理由を「誰が見ても僕だったし、僕から見ても僕だった」と事実上、動画の人物は自分だったと認めた。

そして「世間の方々は、ソ・ハジュンだと知ってて書き込みを書いているのに『僕です』とか『僕じゃないです』とか言う必要はないと思っていた」と言い、動画の人物が誰なのか確定したまま、広がっていた状況だったため、認めることも、否定することもできなかったという説明だ。

MCたちが「自分じゃないと言えばよかったじゃないか?」と言ったが、ソ・ハジュンは再三「そうしたくはなかった。誰が見ても僕だった」と言い返した。MC陣も「認めているんですね」と言った。

特にソ・ハジュンは、当時の心境について「辛くなかったと言えば、それは嘘だ。恥ずかしいのは半日も行かず、疑問と憎しみが沸いてきた」と明かした。また「謝罪文を書こうと、三日も悩んだ」と告白した。だが、当時「ペンで2文字書いて3時間ぐらいボーっとしていた。何を書けばいいかも分からず、誰に謝ればいいか、誰に訴えればいいか、何をどうすればいいか分からなかった」と複雑な心境を語った。

ソ・ハジュンの発言から見ると、当時動画が流出され、被害を受けた当事者だったため、簡単に対策を備えるのは難しかったようだ。「もしその人(動画を流出した人) を捕まえるとしても、僕のこの傷は治らないし、法的な措置も強いものでもなかった」と明かした。

ただ、ソ・ハジュンは勇気を出して「ビデオスター」に出演し、復帰したのは自身を応援してくれるファンのおかげだと言った。彼は、自分の置かれた状況について「山を登る途中、沼に落ちた」と表現し「もがいて沼から出てきて、自分の手には真珠があった。ファンの皆さんがその真珠のように感じられた」とし、ファンへの格別な愛情を示した。

MC陣も「これをきっかけに、再び上にのし上がることを祈っている」と励ましつつ、ソ・ハジュンの勇気に拍手を送った。

最後にソ・ハジュンはファンに「この申し訳ない気持ちを少しでも失くすために、良い作品、良い活動を披露すべきだと思う。そうやって堂々と、あなたたちの役者だと認めてもらえるように、作品に復帰するのが早道だと思う。もう少し待っていてほしい」と伝えた。

記者 : イ・スンロク