SECHSKIES、再結成を経て初の日本活動スタート「日本のファンに20年の経験値を見せたい」

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BIGBANG・PSY・WINNER・iKON等、多くの実力派アーティストが所属するYG ENTERTAINMENTに所属し、90年代に韓国音楽史のその名を刻んだ伝説のグループ「SECHSKIES (読み : ジェクスキス)」。昨年16年振りのグループ再結成で電撃復活を果たした彼らがこの度ついに活動の場を日本に広げることを発表した。

初となる日本でのCD作品「THE 20TH ANNIVERSARY -Japan Edition-」のリリース、そして、日本での初の単独イベント「SECHSKIES JAPAN FAN MEETING 2017」開催する。初となる日本での活動に、16年振りに復活した彼らはどんな思いで臨むのか……SECHSKIESからインタビューが到着した。

――復帰してから今日までの活動を振り返ってみて、どんな心境ですか?

ジェドク:メンバー達とイェルキ(ファンの総称) 達と一緒の時間を過ごすことができて幸せです。

ジウォン:毎日ときめいています。初心に戻り、ファンの皆さんに会いたいです。

ジェジン:緊張していますが、とても楽しいです。

スウォン:メンバーと一緒に過ごす毎日がいつも楽しいし、いまだにファンと一緒の場にいることが信じられません。

ソンフン:まず、メンバーと一緒で幸せです。そして、ファンの皆さんと家族になったような気がして、もっともっともっと幸せです。

――解散してから再結成までの16年間は、それぞれどんな16年でしたか?

ジェドク:私の人生にとってとても良い、大切な時間でした。

ジウォン:ソロ活動とバラエティ活動を並行しながら、個人としてはいい日々だったと思います。

ジェジン:長すぎました。16年間をどうやって説明するか?? 難しいですね。

スウォン:個人活動をしながら一生懸命に音楽活動をしましたが、いつもSECHSKIESのことを想っていました。

ソンフン:泣いたり笑ったり色んな経験をし、大人になっていく時間だったのかなと思います。


「タイムマシーンで20年前に戻ったような気持ち…とても幸せでした」

――20代から30代になって、明らかに“変わったな”と思うことがあったら教えてください。

ジェドク:初心を忘れずに色々な状況を賢明に対応しようとする時、そう感じます。

ジウォン:体力は勿論変わりましたが、心得や情熱は誰にも負けません。

ジェジン:はい、体力ですね。体力が以前より結構落ちました(笑)

スウォン:体力、肌の弾力ですね (笑)

ソンフン:心得は前よりもっと“頑張る!”になってるけど、悲しいことに体がついて来てくれない(笑)

――昨年開催したコンサート「Yellow note」を開催して、ステージから見た景色はどんなものだったでしょうか。

ジェドク:視野にいっぱい入ってくる黄色い風船が印象的でした。

ジウォン:タイムマシーンで20年前に戻ったような気持ち。ファンの皆さんと1つになった気分でとても幸せでした。

ジェジン:ブラック? 照明の具合で会場が暗かった印象がありますが(笑) 美しかったですね。

スウォン:長い間待ってくれたファンの皆さんの愛を沢山感じることができた公演でした。

ソンフン:レンギョウの畑に横になってる感じ? だった記憶があります。


「YGに所属して、新しい服を着た気持ち…感覚的変化がありました」

――SECHSKIES解散後、韓国の音楽シーンはどんな風に変化したと思いますか? またそこに飛び込んでいくことに不安はありませんでしたか?

ジェドク:色んなジャンルが、多くの人々に愛されてきたと思います。新しい韓国音楽シーンに挑むことは不安でした。ですが、メンバー、YG、そしてファンがいてくれたので大丈夫でした。

ジウォン:特徴的なサビの音楽が主になっていますが、SECHSKIESは私たちだけのカラーを保ちたいと思います。

ジェジン:はい、不安でした。でも、信じて託せるYGなので。

スウォン:正直不安でしたし、どんな音楽でカムバックするべきか心配でした。でも、YGと契約をし、YGのプロデュースに対する信頼があったので、準備期間中楽しかったです。

ソンフン:ポップな感じに変わったような気がすしますね。不安はないです。

――YGに所属して曲の制作の進め方、音楽活動は変わりましたか?

ジェドク:まず、プライドができました。そして、もっと努力するべきだと思いました。

ジウォン:後輩ミュージシャンたちと作業をしているからか、すごく自由でオープンな雰囲気でできたと思います。

ジェジン:特に変わったとは思っていません。

スウォン:YGはとてもシステマティックで、アーティストとしての立場での色々な気遣いがあるので、クオリティの高いアルバムが出せるのだと思いました。

ソンフン:新しい服を着た気持ちですね。オシャレな感覚的変化がありました。


日本語バージョンのリリース!「初めての日本語歌唱に…」

――アルバム「SECHSKIES-THE 20TH ANNIVERSARY -Japan Edition-」が日本でリリースされますが、いかがですか?

ジェドク:ときめいています。気持ちいいです。

ジウォン:とてもドキドキしています。

ジェジン:感動です。皆さん期待してください。興奮してます。

スウォン:海外公演、そしてPR活動まですることになるとは思っていませんでした。凄く楽しみです。

ソンフン:まだ実感はわかないですが、感謝しています。そして、楽しみです。

――日本語での歌唱は初挑戦でしょうか? 自身の歌を日本語で歌ってみた感想を教えてください。

ジェドク:はい、初挑戦です。歌詞を口に慣れさせるのが難しかったけど、自分のパートの歌詞に合う感情を表現するために頑張りました。

ジウォン:RAPパートですので、歌詞の内容をちゃんと伝えることに精魂を注ぎました。

ジェジン:ピンポイントですが、“うらんだでしょ”という歌詞の“うらんだ”の発音が難しかったです。

スウォン:初挑戦です。まだ、日本語で歌うのに慣れていません。発音には気を付けていますが、もっと頑張らなきゃと思っています。

ソンフン:まだ馴染んでない感じはしますが、どこか魅力的でよく聴いています。

――気に入った日本語のフレーズはありますか?

ジェドク:「今」という部分が好きです。単語としても、歌詞としても。

ジウォン:「約束」。韓国語でも約束という言葉が好きです。そして、いつもちゃんと守るために努力します。

ジェジン:「ごめんよ~」という箇所ですね。

スウォン:「平気じゃないことわかってるけど 最後まで僕は見勝手で」という部分です。僕のパートなので(笑)

ソンフン:“永遠にそばにいて”という内容が素敵です。


「日本のファンに20年の経験値をお見せしたい」

――7月横浜、9月大阪で、日本ファンミーティングの開催も決定しましたが、どんな姿を見せたいですか?

ジェドク:ステージを楽しむ姿と日本語が上手になった姿を見せたいなと思います。

ジウォン:ステージ上のウン・ジウォンではなく、人間ウン・ジウォンをお見せしたいです。

ジェジン:素敵な歌、素敵なダンスをお見せします。

スウォン:日本のアイドルグループよりもっとカッコよく20年の経験値をお見せしましょう。

ソンフン:親近感のあるSECHSKIESの姿。そしてカン・ソンフンの実際の姿かな?

――すでに知っている日本語などあれば教えてください。

ジェドク:一緒に行こう

ジウォン:愛してる。頑張って。元気だな。

ジェジン:さるも きから おちることが あるよ

スウォン:おみずもらえますか? ふたつ みっつ いくらですか?

ソンフン:あいしてる

――日本に対してどんなことに関心がありますか? また来日したらやってみたいこと、楽しみにしていることはありますか?

ジェドク:ファッション、人、デザイン、食べ物等ですね。色んなものを見て、色んなことを感じたいです。視野を広げたいです。

ジウォン:クラブ、ゲーム、フィギュア、アニメ、漫画です。

ジェジン:食べ物かな?

スウォン:食べ物、ファッション。原宿、表参道、青山の街を散歩することが大好きです。

ソンフン:普段はお酒を飲まないですが、日本では日本酒が飲みたいです。その他鉄板焼き等グルメに興味あります。


「私たちは現在進行形で、これからもどんどん進化していく」

――海外でファンが待っているというのは、どんな気持ちでしょうか。

ジェドク:どんな未来が繰り広げられるのか楽しみです。

ジウォン:とても不思議で感謝の気持ちでいっぱいです。

ジェジン:ドキドキしますね。早く私たちの姿をお見せしたいです。

スウォン:まだ実感できてないです。早くステージで感じたいです。

ソンフン:不思議な気持ちとドキドキという感情かなと思います。

――いよいよ日本でも活動されますが、SECHSKIESのアピールポイントを教えてください。

ジウォン:新しく戻ってきたSECHSKIESの姿を楽しみにしてください。

ジェドク:各自の個性がはっきりしてます。徹底している自己管理をしています。

ジェジン:こんにちは。韓国からきたSECHSKIESです。

スウォン:メンバーそれぞれの個性が違うので飽きさせません。

ソンフン:私たちは現在進行形で、これからもどんどん進化していきます。

■イベント情報
「SECHSKIES JAPAN FAN MEETING 2017」

●2017年7月23日(日) 神奈川・YOKOHAMA BAY HALL
① 13:00開場 / 14:00開演 ② 17:00開場 / 18:00開演

●2017年9月3日(日) 大阪・なんばHatch
① 13:00開場 / 14:00開演 ② 17:00開場 / 18:00開演

チケット料金:スタンディング¥6,800(税込)
※整理番号順の入場となります。
※入場時に1Drink代が必要となります。
※3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。

■リリース情報
License Album「THE 20TH ANNIVERSARY -Japan Edition-」
2017年7月19日(水) 発売

【CD+DVD】
品番:AVCY-58496/B
価格:3,800円+税

[CD収録内容]
01. BE WELL -Japanese Version-
02. SAD SONG -Japanese Version-
03. THREE WORDS -Japanese Version-
04. HEARTBREAK
05. RECKLESS LOVE
06. SAY
07. FAREWELL
08. COME TO ME BABY
09. BAD GIRL
10. DEAR LOVE
11. TOGETHER FOREVER
[DVD収録内容]
・BE WELL -Japanese Version-
・SAD SONG -Japanese Version-
・THREE WORDS -Japanese Version-

【CD ONLY】
品番:AVCY-58497
価格:2,800円+税
[CD収録内容]
AVCY-58496/Bと同様

SECHSKIES Official Website:http://ygex.jp/sechskies/

記者 : Kstyle編集部