DREAMCATCHER「KCONと日本プロモーション、とてもドキドキした」

10asia |

DREAMCATCHERは、他の人が歩まない道を選択した。これまでのガールズグループがやろうとしなかったファンタジーストーリーコンセプトは、人々に新鮮味を与え、DREAMCATCHERだけの強みになった。また、韓国だけでなく海外のK-POPファンまで、DREAMCATCHERの活動に関心を向けている。今年1月にデビューし、5ヶ月で成し遂げた成果だ。DREAMCATCHERはこのすべてが夢のようだと述べ、ステージの上で感じる快感が楽しいと言う。DREAMCATCHERの夢に向かう疾走は、現在進行形だ。

――2ndミニアルバム発売記念ショーケースで、ジユが涙を流した。

ジユ:昔からのファンと共にする場が欲しかった。特にショーケースを開きたかったがチャンスがあまりなかった。ショーケースを開いてみたら、本当に嬉しくて色んな思いが浮かんできて感情がこみ上げた。幸せな涙をたくさん流した(笑)

――この5ヶ月間でDREAMCATCHERの成長が著しい。その中でも、海外ファンの反応がいい。

シヨン:放送局からYouTubeに掲載される音楽番組の映像は、地域の制限がかかっていて、韓国では見られない。だけどアップロードされて数時間足らずで、私たちのステージの映像の“いいね”が、1000個を超えた。外国のネットユーザーたちが見たということだったので、本当に嬉しかった。

――特に、タイの王女がDREAMCATCHERの大ファンだと言っていた?

ジユ:先日韓国を訪問された。すでに2度も会った。私たちに対する愛情が溢れている。タイで頑張ってDREAMCATCHERを宣伝していただいている。

ユヒョン:今、タイが国喪期間中なので、終わり次第タイに招待してくれると約束して下さった。

――韓国ファンも増えた?

シヨン:以前は、休日に道を素顔で歩いても気づいてくれる人があまりいなかった。ところが最近では「DREAMCATCHERじゃない?」と言う人が増えた。

スア:スタイリストのお姉さんが、もう芸能人のマスクつけて行かなきゃねって(笑)

――“ガールクラッシュ(女性が女性に憧れる事)”な魅力があるチームだからか、女性ファンが多くなったような気がする。

ハンドン:ダミが女性ファンからカッコいいとよく言われている。

ダミ:ファンが、私には警官の帽子と軍人の帽子をたくさんプレゼントしてくれる。シヨンはハロウィーン用の帽子をもらっていた。ファンも“DREAMCATCHER”化されたのか、私たちのコンセプトにふさわしいプレゼントをたくさんくれる。

――ステージの衣装もナイトガウンからレザージャケットに変わった。

ジユ:可愛くなったけどちょっと暑い(笑) 暑いけど視覚的にパフォーマンスにも合っていて、ファンも仲間の歌手たちも皆可愛いと言ってくれて嬉しい。

――家族や友人の反応は?

ガヒョン:友達が、街でDREAMCATCHERの歌が流れているとビデオメッセージを送ってくれる。また、私が練習生の前の頃通っていたスクールがあって、そこの後輩たちがDREAMCATCHERのカバーをしていた。通常スクールでカバー曲を決める時は、ヒット曲だったり良い歌を選ぶ。私たちの歌を選んだという事は、それだけDREAMCATCHERが売れているという意味ではないかな。

ジユ:私の友達は、アイドルにはほぼ興味ないのに、ポータルサイトのメインにDREAMCATCHERが載っていたら、そのままキャプチャーして私に送ってくれる。それから、私がMINXだった頃にいとこが“歌いいね”って言ったことは一度もないのに、今回は“歌いいね”だって(笑)

――DREAMCATCHERのダンスは、男性アイドルのステージのように速くて強烈だ。

スア:難しいけど楽しい。ファンの歓声と共に、頑張ってダンスを踊り終えるとカタルシス(気持ちが浄化されること) を感じる。

ユヒョン:今よりも遅い曲になったら、少しぎこちないかもしれない。「Good Night」もデビュー曲「Chase Me」よりBPMが遅い。そのためか、ダンスの練習をする時から、ダンスがやりやすいと思った(笑)

シヨン:私は自分のステージを飾りながらも鳥肌が立つ(笑) 前回は舞台効果で火花が吹きあがり、その後ステージが終わった後も、皆その火花に興奮しちゃって夢中で踊っていた。

――ハンドンはカムバックショーケースで膝にサポーターを着けていて、ファンが心配していた。膝に水がたまったと聞いたが、今は大丈夫?

ハンドン:あの時より随分良くなったが、まだリハビリを続けている。早く回復して、今よりもっと頑張ってステージの上で踊りたい。

――みんな今の「悪夢」コンセプトが凄く気に入っているようだ。

ジユ:数年は今のコンセプトで活動したい。30歳になるまで誰も手を出せない、DREAMCATCHERだけのコンセプトを完成させたい。

ダミ:仲間の歌手たちに認められているようで満足している。みんな私たちのステージを見て拍手して、そんな中でライブもこなしていると褒めてくれる。

スア:また収録曲も全部夢の歌だ。「Lullaby」「Good Night」「悪夢」「DREAMCATCHER」など、まだ夢で表現できるものが多い。

――もっとカリスマ性のある姿を見せるために、個人的に努力する時間も必要?

ガヒョン:みんなショップで、鏡を見て練習する時間が多くなった(笑)

ユヒョン:おかげでステージを楽しめるようになった。他の歌手のファンまで見て、目を合わせる余裕が少しできてきた。

――外国のファンが多くなったが、海外進出の考えはないの?

ジユ:先日、日本にDREAMCATCHERを広めに行ってきた。KCONに参加してプロモーション活動をしてきた。みんなKCONに私たちが出ると言った時、嬉しくて声を上げていた。ステージも飾って、握手会も行った。自由時間の時に日本語の勉強をしたのが役に立った。

スア:とてもドキドキした。ファンサイン会に来る日本のファンも多かったが、今回は私たちがファンに会いに行ってきたのだ。それ自体が意味のあることじゃないかと思う。

シヨン:私たちのステージを、音楽番組やインターネットで見ていたファンがいて、直接会ってライブを披露した。とても緊張したし、胸がいっぱいだった。

――日本の他に行きたい国はある?

ジユ:フランスのパリに行ってみたい。DREAMCATCHERに名前が変わる前のMINXだった頃に行ったことがある。その頃、私たちの歌はあまり多くなくてカバーステージをたくさんした。DREAMCATCHERで再誕生したので、私たちの色がしっかり残る歌でDREAMCATCHERを広めたい。

――DREAMCATCHERが夢見るドリームワールドが知りたい。

ジユ:音源チャートへのチャートインだ。チャートに良い歌がたくさんあるので、チャートインは容易ではなかった。それでもファンの応援の声が非常に大きいから、チャートの順位でへこんだりしない。

スア:年末授賞式に招待されたい。そしてできるなら、新人賞も頂きたい(笑)

ガヒョン:私たちの歌はロックメタルに基づいているので、一度ライブバンドに合わせてステージを飾ってみたい。

ユヒョン:今年、アメリカでもKCONが開かれると聞いている。そのステージにも絶対に行きたい。海外でも認められるDREAMCATCHERになりたい。

記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代、写真 : イ・スンヒョン