【REPORT】3日間の初日は、フレッシュな注目アーティストが勢ぞろい…「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」― 1日目

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K-POP、K-DRAMA、K-BEAUTY、K-FOODなど韓国の多様な文化を経験することができる世界最大級のコンベンション型フェスティバル『KCON 2017 JAPAN』が、5月19日、20日、21日の3日間、幕張メッセ国際展示にて開催された。3日間を通じて、夜にはWorld No1. Chart Show「M COUNTDOWN」のライブが実施され、豪華アーティストの華やかなパフォーマンスに大歓声が沸いた。

会場が暗くなると同時に、正面スクリーンに現れたのはMONSTA Xのミニョク。「今からゲームのために準備をしましょうか」と声をあげると、出演アーティストたちがまるでゲームのキャラクターのように現れて、ステージをクリアしていく。そしてミニョクの「Let's KCON!!」の掛け声で、いよいよ初日のステージがスタート。


オープニングを元気いっぱいに飾ったApeaceと注目のルーキーVICTONが登場

今回のオープニングは、アーティストが1組ずつ花道を通ってセンターステージに集まり、並んで挨拶する豪華な演出。SF9、VICTON、DAY6、PRISTIN、ASTRO、JUNHO(From 2PM)、BTOBの順に登壇すると、スペシャルMCのBTOBのチャンソプとソンジェが「今年もこうしてKCONができるのは、みなさんのおかげです。日本で最大級とうたうからには、より大きな歓声を期待したいと思います。僕らが“Every Body”と叫んだら、“Let's KCON”と叫んでください」と盛り上げ、観客は大歓声で応えた。

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トップバッターは、2011年より東京・恵比寿の専用劇場で活動を開始し、2015年からは全国各地でさまざまなライブを行いながら活躍の場を広げている11人組K-POPエンターテインメントグループApeace。日本でリリースした「VEIL」をこの日はKorean Ver.で披露。ジャケットを素早く開いたり閉じたりするパフォーマンスで、彼らを初めてみるK-POPファンの目を惹きつけた。続いて、夏にぴったりの軽快なラブソング「I Love You」を元気いっぱいに披露。

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2番手は、注目のスーパールーキーVICTON。センターステージにせりあがって登場すると「EYEZ EYEZ」で、一糸乱れぬ男性美あふれるパフォーマンスを。「BLANK」では一転して、爽やかな魅力をアピール。挨拶では、スンウの「KCONのステージに立ててワクワクワクワクワクワクしています」との発言をうけて、カン・スンシクが甘え口調で「緊張しちゃう~」と言うと、すかさず「かわいい~」とほめたたえるスンウ。カッコよさとかわいさを共存させた彼らならではのステージだった。


2年連続のDAY6は風格のステージ!PRISTINは健康的なかわいらしさをアピール

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ここでスペシャルMCの2人がメインステージに。チャンソプは「みなさんの歓声がすごいですね~。Make same noise!! このまま最後まで応援してください」と元気いっぱいに挨拶。ソンジェが「ところで僕たちはBTOBの何ラインですか?」との問いかけると、チャンソプは「ファンたちは僕らを小学生ラインと言いますが、本当はかっこいいラインです」と。そしてかっこいいところを見せようとソンジェは自身が出演したドラマ「鬼<トッゲピ>」の名ゼリフと、OST「Beautiful」の一小節を披露。チャンソプも「いつかまた会おう」のサビを歌い、結局は「僕らはボーカルラインでしょう」との結論に。

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3番目は、去年に引き続いての出演となるDAY6。軽快なエネルギーにあふれた曲「DANCE DANCE」で観客をのせると、ソンジンは「僕たちDAY6は1年ぶりにKCON JAPANに参加でき、またこうやってみなさんにお会いできて嬉しいです」と挨拶。ドウンの「皆さんともっと楽しみたいから、もう1曲用意しました」とのコメントから、ビンテージロックのサウンドが心地よい「I'm Serious」へ。レッドカーペットで自分たちの音楽の魅力を「ジャンルがないところ」と発言していたように、多様な音楽性を見せつけた彼らだった。

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4番目はこの日、唯一のガールズグループPRISTIN。まずは、スクリーンにリーダーのナヨンが現れて「うちのメンバーどこにいるの?」と言うと、ナヨンが次々とメンバーを探し出すという形式のメンバー紹介VTR。続いてメインステージに登場すると、デビュー曲「WEE WOO」で健康的なかわいらしさをアピール。花道を移動しながらの間奏では、ひとりひとりが自己紹介をしつつ「愛してます~」「日本、愛してる~」「みなさん元気ですか~」と愛嬌をふりまき、男性ファンはもちろん、女性ファンからも大歓声が。続いてブラック&ホワイトのセクシーな衣装が似合う「Black Widow」も披露。


トークでも盛り上げた実力派新人グループSF9とASTRO!この日だけのレアなステージも

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5番目は、6月7日の日本デビューを控えてファン急増中のSF9。韓国活動真っ最中の「Easy Love」でキレのあるクールなパフォーマンスを見せると、「Fanfare」ではサブステージに移動し、シンクロ率の高いダンスをまじかに見た観客たちからは黄色い声援が。挨拶ではロウンが「楽しいですか~? もっと、もっと(声援を) ください~」と、ヨンビンが「みなさんに会いたかったです」と盛り上げると、ダウォンが「今日は何名来てくれているかな」と問いかけておいてからの「35億」とのギャグで大爆笑を誘った。

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6番目は、爽やかなハーモニーとエネルギッシュなパフォーマンスで人気大爆発のASTRO。ウヌが彼女に壁ドンをしたり、自転車で2人乗りをしたことを回想し、別れたことを後悔するという、この日のために撮り下ろされた映像が流れたのちに「捕まえるべきだった」を披露。間奏でラキとムンビンによるダンスブレイクも初披露され、自分たちで振り付けを考えたことを明かした。続いては“福袋タイム”コーナーへ。スクリーンに映し出された5つの福袋には「PHOTO TIME」「DANCE TIME」「モノマネ」「プロポーズ」「腹筋披露」と書かれており、ASTROが選んだのは「DANCE TIME」ということで、PPAPと恋ダンスをノリノリに踊って盛り上げた。続いてウヌが「8月末に日本でコンサートをします。東京と大阪です。ぜひ見に来てください」とサプライズ告知をすると、ファンからは悲鳴のような歓声が。続いては「Confession」と「Breathless+北極星」のメドレーで、はじけるようなパフォーマンスを。

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ここで、スペシャルMCとしてナムグン・ミンが登場。ドラマ「キム課長」でJUNHOと共演した縁があり「さっき JUNHOと会って話しましたが、演技するときと音楽をするときの顔が全然違いました。いろんな魅力があるJUNHO くんを応援してください」とエールを送るとともに、この後に登場するスペシャルステージを紹介した。

スペシャルステージの1組目はDAY6が、日本のアニメ映画「君の名は。」の主題歌「前前前夜」(RADWIMPS) をカバー。2組目はこの日のために特別結成されたKCON UNIT。VICTONのイム・セジュン・チェ・ビョンチャン・カン・スンシクと、SF9のロウン・チャニ・テヤンの6人でドラマ「鬼<トッゲピ>」のOST「You are so beautiful」を。ピンクのニットの衣装で愛嬌をふりまきながら歌う姿に黄色い歓声があがった。


観客の心をひとつにしたBTOBとJUNHOのステージ

続いてPRISTINのナヨンとロアがスペシャルMCに。「2018年は平昌(ピョンチャン) 冬季五輪、日本でも2020年に東京五輪が開催されますね。お互いに盛り上げていきましょう」とのコメントから、この日のコンベンションステージで平昌のある江原道観光広報大使に任命されたBTOBを紹介。

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紹介を受けた7番目のBTOBが「MOVIE」で登場すると、ブルーのペンライトが一斉に揺れて大歓声が。自己紹介ではミンヒョクが「熱い男ミンヒョクです。僕が“熱い~”って言ったら、みなさんは“男”って言ってください」と観客に要求し、観客が大きな声を上げると「いい子たちだね」と満足気。それを受けてソンジェが「僕は寒い男ソンジェです。僕が“寒い~”って言ったら……」とふざけるなど、相変わらずのBTOB節がさく裂。福袋タイムでは「モノマネ」を選び、ソンジェが福山雅治のモノマネを。ハイレベルなモノマネを観客もメンバーも絶賛したが、調子に乗ったソンジェは延々と歌い続けたため、チャンソプから「はい、十分です」と巻きを入れられる始末。平昌冬季五輪のマスコットキャラクターのぬいぐるみを客席に投げるイベントもあり、大いに盛り上がった。続いてダンス曲「I'll be your man」と、日本語のバラード曲「また会えるから」で、ダンスと歌2つの魅力を存分にアピールした。

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トリを飾ったのはJUNHO(From 2PM)。登場の前に2PMのメンバーたちの応援コメント映像が流れ「僕たちが行けなくてすみません。でもJUNHOくんがスペシャルなソロステージをしますので楽しんでください」と挨拶すると、ファンは大喜び。そして「FIRE」のイントロとともにJUNHOが登場。すると、色が変わるペンライトを持つBTOBのファンもJUNHOカラーのイエローに変えて応援するなど、会場が一体になって盛り上げた。トークでは「約2時間も立っていて疲れませんか」と気遣いを見せたり「みなさんと会うのが久しぶりだから、もっと話してもいいですか?」とファンへの愛情を表現するJUNHO。そして「ナムグン・ミンさんと一緒に出演した『キム課長』が日本で放送中なので、興味があったら見てください」とのアピールも。ノリノリの曲「SO GOOD」「WOW」を熱唱したあとは、ジャケットを脱いだり、水を飲んだりと汗だくに。ラストは「SAY YES」の伸びやかなボーカルで締めくくった。

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白い紙吹雪が舞い散るなかでのエンディングでは、各グループが1つずつセルカを持ち、花道を歩きながら記念撮影をしたり、他アーティストとからんだり。初日から、大いに盛り上がった約2時半のステージだった。

ライター:安部裕子

【REPORT】豪華コラボ&迫力満点のステージに感動…「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」― 2日目

「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」
日時:2017年5月19日(金) 開場:18:00/開演:19:00
会場:幕張メッセ国際展示ホール9ホール
出演者:SF9 / BTOB / ASTRO / JUNHO (From 2PM) / PRISTIN / DAY6 / VICTON / Apeace
スペシャルMC:ナムグン・ミン

【セットリスト】
01. VEIL(Korean Ver.) / Apeace
02. I Love You / Apeace
03. EYEZ EYEZ / VICTON
04. Blank / VICTON
05. DANCE DANCE / DAY6
06. I'm Serious / DAY6
07. WEE WOO / PRISTIN
08. Black Widow / PRISTIN
09. Easy Love / SF9
10. Fanfare / SF9
11. 捕まえるべきだった / ASTRO
12. Confession / ASTORO
13. Breathless+北極星 / ASTRO
14. スペシャルステージ:前前前世 (原曲 RADWIMPS) / DAY6
15. スペシャルステージ:You are so beautiful (原曲 Eddy Kim(ドラマ「鬼<トッゲピ>」OST) / KCON UNIT(VICTONイム・セジュン・チェ・ビョンチャン。カン・スンシク&SF9ロウン・チャニ・テヤン)
16. MOVIE / BTOB
17. I'll be your man / BTOB
18. また会えるから / BTOB
19. FIRE / JUNHO(From 2PM)
20. SO GOOD(Japanese ver.) / JUNHO(From 2PM)
21. WOW(Japanese ver.) / JUNHO(From 2PM)
22. SAY YES(Japanese ver.) / JUNHO(From 2PM)

オフィシャルHP:http://kconjapan.com/
主催:CJ E&M / CJ E&M Japan
企画:Mnet

【CS放送『Mnet』放送情報 / 動画配信サービス『Mnet Smart』配信情報】
「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」

2017年5月25日(木) 18:00~20:30 (予定) ※字幕なし
<再放送>
字幕なし:5月27日(土) 深 1:00~
字幕あり:5月28日(日) 21:00~、5月30日(火) 10:30~
※終了時間は変更になる可能性があります
2017年 Mnet Korea / 各150分(予定) / 日韓同時放送・配信
詳細ページ:http://jp.mnet.com/program/1848

Mnet チャンネル情報:http://jp.mnet.com/
Mnet Smart:http://smart.mnet.com/

記者 : Kstyle編集部