SNUPER「10年後も愛されるグループでありたい」

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写真=10asia

2015年11月、世間の前に出たボーイズグループSNUPERは、アイドル天国の大韓民国の歌謡界から光を出すために努力した。アルバムを発表し続け、毎回異なるコンセプトを掲げ、挑戦し続けた。海外で先に反応が出始めた。日本をはじめ、ベトナムなど他にない活動で注目された。日本では今年3月、2000席の公演会場で初の単独コンサートを開いた。日本で発表した曲はタワーレコードシングル総合チャート1位、オリコンチャート2位という記録も立てた。

経験を積んだSNUPERは4月、韓国で4thミニアルバム「I Wanna?」を発表し、タイトル曲「Back Hug」で活動を始めた。一層男性らしい姿で、成長した実力を見せ光を放っている。

――新曲の活動で忙しい日々を送っている。

テウン:音楽番組を無事に続けている状態だ。今月20日まで韓国活動をするので、事故もなく病気にもならず、良いステージをお見せしたい。

セビン:何より今回の「DREAM CONCERT」に出る事になって、非常に嬉しい。

――歌手、特にアイドルにとって「DREAM CONCERT」は特別な意味があるみたい。

テウン:僕たちは、そのコンサートを見て育った世代なので、そのステージに立てるという事自体、非常に光栄だ。あの頃の僕たちが「DREAM CONCERT」を見て夢を抱いたように、僕たちのステージが青少年の夢になるという事は、本当にときめくことだ。

――ニューアルバムの準備を海外活動と並行して行い、容易ではなかったはず。

スヒョン:日本活動をずっとしていて、時間に余裕はなかった。だから心を鬼にして頑張って準備した。韓国では久しぶりのカムバックなので、海外でもずっと練習をした。

――海外で頭角を現したのが、韓国でも話題だった。特に日本ではオリコンチャート2位という快挙も得たし。

セビン:最初から熱い反応を得たわけではない。活動を続けて、徐々にファンが増えていった。ファンにもっと近付こうと努力したし、いつも新たなステージを見せるから、ファンもこれに応えて下さる。

――今も忘れられない記憶に残る瞬間はいつ?

テウン:先日、日本で単独コンサートを開いた際に、ユニットステージなどの多彩な姿をお見せすることができて楽しかった。

ウソン:どんどんファンが増えるのが目に見えるから嬉しい。僕たちのステージに反応して下さるという事自体がありがたく、その状況が暖かかった。

サンイル:コンサートを終えて、ファンに感想を言う時が一番記憶に残る。2時間、僕たちを応援して下さる姿を見て胸がいっぱいになったり、涙が出そうにもなった。「歌手になって良かった」と思った。

写真=(左から) スヒョン、サンイル、セビン
――2015年にデビューしていつのまにか2年が過ぎた。変わった点は?

ウソン:余裕を持てるようになった。かつてはステージでカメラを探すのに大忙しだったが、今は何をすべきか分かっているし、綺麗に映る方法も分かった。余裕を持って考えられるようになった。ステージ上や舞台裏での余裕が一番変わった点だと思う。デビュー当時よりもメンバーはカッコよくなった(笑)

――自分だけのノウハウも出来たんじゃない?

サンイル:顔に汗がたくさん出るタイプで、ティッシュを額に貼っておくと髪型が崩れないんだ。そんな事をコントロールできる(笑)

――メンバーの表情を見ただけで(気分が) もう分かっちゃうでしょう。流れていった時間、絆も強くなっただろうし。

セビン:メンバー別に気分が良くない時の行動が違う。例えば、サンイル兄さんは何か気に入らない事があると地面しか見ていないが、そんな時褒めてあげるとすぐに戻る。褒められるのに弱いメンバーだ(笑)

テウン:練習をしていたら、サンイル兄さんが漢方薬を持って来てくれた。驚いたけど気持ちが暖くなった。

――それぞれ健康管理もすべき時期ではないか。

スヒョン:喉の調子が乗りにくいタイプで、常に首元まである服を着て暖かくしている。また喉に良くないことは絶対にしない。カフェインやお酒も摂らないし、タバコも吸わない。音楽を始めた時からそうだ。

サンホ:鼻が良くなくて口を開けて寝ているらしく、喉がいつも乾燥気味だ。歌にも支障を来たすから、タオルを濡らして横に置いて眠る。

ウソン:メンバー全員、運動しながら体調を管理をしている。

写真=(左から) ウソン、テウン、サンホ
――活動をしながら目標や夢も大きくなると思う。

スヒョン:デビュー前から作曲をしていて、活動をし出してからは作業から遠のいてしまった。機会があれば作曲を本気でやってみたい。最近腹をくくって(音楽の) ソフトを買ったのに、スケジュールが忙しくてまだ手を付けていない。インスピレーションが浮かんだら、携帯電話に録音をしたりしたけど、これから以前のようにやってみるつもりだ。今年中には自作曲を一曲完成させたい。

セビン:英語と日本語を頑張りたい。また、海外での活動をしながら感じた事だが、その国について詳しく知れたら良さそうなので、それも勉強したい。

テウン:作詞に興味を持っている。以前スヒョン兄さんと一緒に曲を作ってみたりもした。その過程は本当に面白かった。ふと何か思い付いたらすぐに書き記したり。また、演技にも関心があって、移動時間にドラマや映画を見て勉強をしようと努めている。

サンホ:チームでダンスを担当していて、いつかは僕たちのチームの振り付けを直接手掛けてみたい。僕たちの良い所を集めて、誰にも手を借りずに振り付けを創作することが目標だ。

サンイル:いつも変わらない姿でライブをする歌手になりたい。自己管理を徹底させることが重要だと思う。

――新たに学んでいることはある?

ウソン:ギターを独学している。初めてで難しいし指先も痛いけど努力するんだ。どんな楽譜を見てもすぐに弾けるレベルまで上がることが目標だ。

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――SNUPERの夢とは?

テウン:今、少年から男性に成長していく過程を見せている。成長する姿も見せながら、ちょっと変わったイメージをたくさんお見せしたい。デビュー初めからの望みがあって、「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」で、授賞式のステージに立つのが目標だ。最終的な目標は、多くの時間が過ぎても人々の記憶の中に残る歌手になりたい。

ウソン:10年後も存在しているグループとして、尚且つ愛されるグループであってほしいなあ。

記者 : キム・ハジン、翻訳:前田康代、写真:チョ・ジュンウォン