イ・ジェフン主演映画「金子文子と朴烈」ポスター第2弾公開…破格的な変身に視線集中

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写真=映画「金子文子と朴烈」ポスター
映画「金子文子と朴烈」側が、イ・ジュンイク監督の直筆文章が入ったポスターを公開した。

「金子文子と朴烈」は1923年、東京で起こった6000人の朝鮮人虐殺を隠蔽しようとする日本に立ち向かった朝鮮一の不良青年・朴烈と、彼の同志であり恋人である金子文子(チェ・ヒソ) の信じ難い実話を描いた作品だ。

「金子文子と朴烈」のポスター第2弾は、イ・ジェフンの破格的な変身で話題となったポスター第1弾を継ぐ強烈なインパクトで視線を集中させた。1枚目のポスターは、本でぎっしり埋まっている部屋で横になり、爆笑している朴烈(イ・ジェフン) を盛り込んだ。「朝鮮一の不良青年、日本帝国を弄ぶ」というキャッチコピーと相まって、日本の帝国主義の前でも常に堂々としていて自信に溢れていた彼の性格が一目で分かる。

イ・ジュンイク監督が朴烈の詩「犬野郎」の全文を直筆で書き、さらに意味がある2枚目のポスターは、モノクロの写真と対照的な赤の字で視線を集中させた。

イ・ジュンイク監督は「朴烈は両班(ヤンバン、朝鮮時代の貴族) の股の下で小便に濡れながら、同じく両班の足に小便をしている犬の姿に日本帝国の弾圧にも声を出すアナキスト(既存の国家や権威の存在を望ましくないと考え、調和的な社会を目指す思想を持つ人) だった自身を投影させた。単なる芸術的な詩ではなく、徹底的にアナキズムを反映した作品だ」とし、詩「犬野郎」の意味を語って映画への期待を倍増させた。

「金子文子と朴烈」は韓国で6月末に公開される。

記者 : キム・スジョン