放送終了「カノジョは嘘を愛しすぎてる」Red Velvet ジョイ&イ・ヒョヌが残したモノとは?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「カノジョは嘘を愛しすぎてる」画面キャプチャー
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が韓国で放送終了を迎えた。「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は何を残したのだろうか。

昨日(9日) 韓国では、tvN月火ドラマ「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(脚本:キム・ギョンミン、演出:キム・ジンミン) の最終回が放送された。

この日の放送では、自分たちが夢見た音楽をしながら生きていくカン・ハンギョル(イ・ヒョヌ) とユン・ソリム(Red Velvet ジョイ) の姿が描かれた。記者会見の後、所属事務所の代表ユ・ヒョンジョン(パク・ジヨン) との取引を通じて、ハンギョルは自身だけの方法でCRUDE PLAYを守った。Mush&Coはチェ・ジニョク(イ・ジョンジン) と共に最初からやり直すことにした。1年後、Mush&Coはジニョクの新しい会社で、ソ・チャニョン(イ・ソウォン) の曲でカムバックを準備していた。CRUDE PLAYはハンギョルまで合流し、ツーベースで完全体となった。

何より、恋愛スキルがレベルアップしているハンギョルと、女性の香りが漂うソリムの甘い恋愛が視聴者をときめかせた。3度の偶然な出会いをハンギョルが知っていたことが明らかになって、ときめき指数を上昇させた。また、歴史的な場所を回りながらデートをする二人の姿が心臓をドキドキさせた。

最終回のエンディングはCRUDE PLAY、Mush&Co、チェ・ユナ(ホン・ソヨン) のミニコンサートが飾った。それぞれが求める音楽活動をするために、最善を尽くしながら毎日幸せに生きる姿が視聴者に感動を与えながら、有終の美を飾った。

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は、2ヶ月間ハンギョルとソリムの清涼なケミ(ケミストリー、相手との相性)、音楽活動をする若者たちの情熱と葛藤、人間くさいストーリーが調和し、時には感動を、時にはときめきを、時には慰めを与えながら、忘れていた“初恋”の純情を呼び起こした。今年の春を爽やかさで染めたドラマ「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が残した特別な意味をまとめてみた。

イ・ヒョヌ&ジョイ、視聴者を虜にした爽やかケミ

イ・ヒョヌとジョイは、爽やかケミを爆発させながら視聴者をときめかせた。カン・ハンギョル役を演じたイ・ヒョヌは、おぼろげな眼差しで音楽に傷ついた天才作曲家キャラクターを描いた。特に、胸がいっぱいになる愛の告白や切々とした嗚咽など、七色の魅力で女心を揺さぶった。

ジョイの発見は最高の収穫だった。ラブリーだがストレートな性格の女子高校生ユン・ソリム役で、初めて演技にチャレンジしたジョイは、キャラクターになりきったような演技を披露し“ジョイはソリム”という言葉を証明した。毎回成長する演技力は、継続的にジョイの演技を期待させた。一目惚れしたハンギョルに、ストレートに進む姿や子供のように涙を流す姿、芸能界デビュー後の少女のイメージを脱ぎ捨てて増々大人しくなっていく姿まで、キャラクターになりきったジョイのおかげで視聴者は毎瞬間、ソリムに共感することができた。

イ・ジョンジン&パク・ジヨン&チェ・ミンス&イム・イェジン&キム・イングォンの老練な演技

イ・ジョンジン、パク・ジヨン、チェ・ミンス、イム・イェジン、キム・イングォンは老練な演技力で「カノジョは嘘を愛しすぎてる」をより豊かにさせた。イ・ジョンジンは、ホン・ソヨンとのラブストーリーで視線を引き付けただけでなく、音楽とビジネスの間で葛藤するチェ・ジニョクというキャラクターを魅力的に描いた。またチェ・ミンスは、息子イ・ヒョヌと偶然出会ったジョイのメンター(良き助言者) かつキューピッドとして活躍し、面白さを与えた。特にパク・ジヨンとのラブストーリーは、視聴者に予期せぬときめきを与えた。ジョイの頼もしい見方だったイム・イェジン、キム・イングォンは現実演技とコミカルな演技を行き来する演技力と、ジョイとの抜群のケミで視聴者に愛された。

劇中、耳を楽しませる音楽

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」は耳を楽しませてくれるドラマだった。キャラクターの感情がそのまま盛り込まれた音楽で、没入度を高めた。「女雨夜」「私は蝶々」「私に来る道」「カタツムリ」など、従来に存在した曲のほかにも「Peterpan」「大丈夫、私は」「In Your Eyes」「Shiny Boy」「あなたを待つ方法」「星を数える夜」など、繰り返して聴きたくなる曲が溢れた。特にジョイの清涼な声と震えが魅了的な曲が耳をとらえながら、視聴者を癒した。またイ・ソウォン、UNIQ ソンジュ、シン・ジェミン、チャン・ギヨンもグループCRUDE PLAYとして歌を歌い、注目を集めた。

記者 : パク・グィイム