キム・ヨナ、平昌五輪聖火をギリシャから韓国へ

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2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナが、来年2月の平昌冬季五輪の聖火を韓国に運ぶ大役を務めることが分かった。

平昌五輪組織委員会のキム・デヒョン文化行事局長は17日、平昌五輪の聖火リレーに関する記者会見でキム・ヨナがギリシャで採火された聖火を現地で受け取り、韓国に運ぶメンバーの一員に含まれていることを明らかにした上で、「まだ詳しい計画は確定していないが、仁川空港に着陸する飛行機から聖火を持ってタラップを降り、聖火リレー走者に渡すことになると思う」と説明した。

キム・ヨナはこれまで2回、冬季五輪の聖火リレーに参加した。05年12月にはイタリア・フィレンツェで初めて聖火ランナーを務め、06年トリノ五輪の聖火を運んだ。バンクーバー五輪の際も09年の12月にカナダのハミルトンで聖火ランナーを務めた。

平昌五輪の広報大使を務めるキム・ヨナは今年10月24日にギリシャ・オリンピア遺跡で採火される聖火を受け取る一行に含まれ、ギリシャから韓国まで聖火を運ぶ。

会見に出席したキム・ヨナは「06年と10年の冬季五輪で聖火ランナーとして走った。五輪出場に先立ち、聖火リレーに参加できて光栄だったし、これを通じて五輪への夢を育てた」と話した。

また「ギリシャから聖火を運んでくる一員として参加することになり光栄。韓国内のウインタースポーツの未来の有望選手も聖火リレーに参加し、五輪の情熱を感じてほしい」と話した。

記者 : 聯合ニュース