FTISLAND「俺たちの曲を聴いて学んで、超えて行け!」

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FTISLANDは今年韓国デビュー10周年イヤーだ。そんな記念すべき2017年にリリースされた日本7thアルバム「UNITED SHADOWS」はロックバンドとして次のスタートを切るべく、新たな挑戦を試みた一枚となっている。インタビューでは「UNITED SHADOWS」への思いや、音楽の世界で10年過ごした彼らに変化したこと、しなかったことなどを語ってもらった。そしてあるメンバーには、まさかの危機感が浮上して……?

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――2007 年にアルバム「Cheerful Sensibility」でデビューして、今年で10周年ですね。デビュー当初と違って、ここ数年は自分たちで曲を作ってセルフプロデュースするようになりました。ようやく日韓両国でやりたい音楽ができるようになりましたね。

ジェジン:でも逆に、プレッシャーも感じてるんですよ。僕たちだけができる音楽って何だろうって考えます。いい音楽が必ずしも売れる音楽というわけではないし、どんな曲を作るべきかってサジ加減が難しいなって思います。

――ずっと「バンドマンだから、アイドルとして見られたくない」って言ってたじゃないですか。自分たちの曲を示したことで、韓国での見られ方も変わったんじゃないですか。

スンヒョン:今は年とったアイドルかな(笑)

ホンギ:(笑) 少しずつ変わってきてるけど。

ジェジン:でも、まだまだですよ。

ホンギ:7月1日に「2017 韓/日 SUPER ROCK『Great Meeting』IN SEOUL」っていうイベントライブが韓国であるんです。日本からはMIYAVIさんとSPYAIRさん、韓国からは僕らとEVEさんが出演します。好きなバンドばっかりだし、どんな雰囲気になるのか楽しみにしてるんですよ。こういうイベントができるようになったのは、進歩だと思うな。

「僕らの友情と、音楽に対する愛情は変わらない」

――この10 年で変わったこと、変わらなかったことは?

ホンギ:僕らの友情と音楽に対する愛情は変わらない。

ミンファン:デビュー当時と比べると、今の方が落ち着いたと思います。昔は忙しすぎて何もできなかったけど、今は自分の時間が持てるようになった。だから曲作りもできるようになったし。昔より楽しく仕事ができるようになりました。

スンヒョン:FTISLANDは10年だけど、途中加入の僕は8年。でも、気持ちは同じ10年です。いつも思うけど、時間が過ぎるのがすごく早いんですよ。アルバムを出して、ツアーして、ツアーが終わったらまた準備してアルバムを出して……。韓国や日本、アジアでずっと活動するためももっともっと頑張らなきゃ。

ジェジン:デビューしたころは何でも初めてで、新しいことばかりで。今は、そんな新鮮な感覚を忘れそうになっていて「そんなんじゃダメだー!」って感じていました。常にフレッシュな感覚を味わいたい気持ちがあって。でも最近は、演技を始めて新しい経験ができるようになって、ちょっと楽しい気分になってきました。昔は「音楽だけやれればいい」って思ってたけど、いろんなことを経験するのは、音楽にもプラスになると思うんです。演技は、難しい。俳優としてのホンギさんにはキャラクターがあって、スゴイなって思います。

「いろいろな経験が、音楽にプラスになる」

ジョンフン:変わったことと変わらなかったことでいえば、変わったことの方が多いかな。だいたい、デビューして人生が変わったと思うし。個人的なことだと曲の作り方もギターの弾き方も変わったし、考え方も大人になった。フフフ、ちょっとだけだけど(笑) いい方に変わってる。成長したと思います。

ホンギ:俺は変わりたくないって思ってる。性格はなかなか変わるもんじゃないよね。でも、世間の荒波にもまれていろんなことを考えすぎて、大人になってきちゃった気がして。「大人になりたくない!」そう思って生きてます。でも、10年って早いですよ。この10年を僕らは有意義に過ごせたのかな? 今はここからまた、新しいFTISLANDの10年が始まるって気持ちでいます。伝説のバンドにならなきゃ。

――そんな10年間を過ごしてきたFTISLANDの光と影が、リード曲の「Shadows」にな
ったとか。


ジョンフン:そうなんです。FTISLANDは明るいところばかりを歩いてきたわけじゃないでしょ? 暗闇に落ちることもあるけど、未来を信じて光を探して進んで行くという内容の曲。これは、ライブの時にメンバーたちの背中を見ていて感じたことなんです。今、このタイミングで久々に日本で派手な曲がやりたくなって、この曲を作りました。

――アルバムタイトルは「UNITED SHADOWS」ですよね。「Shadows」が集まっているということでしょうか。

ジェジン:はい。リード曲「Shadows」を聴いてもらうとわかるけど、光を求めているShadowsは僕らのこと。人生には光と影があって、過去や未来、いろんなものが詰まって僕らができています。僕らの人生、そして僕ら各人の曲、それらを集めたアルバムだから「UNITED SHADOWS」なんです。

ホンギ:MVも「Shadows」だから影がテーマになっていて、影の中に差し込む光を効果的に使っています。エイプリルフールには、トレンディエンジェルのたかしさんのおでこの光に僕らが照らされるっていうパロディビデオも作りました。

ジェジン:こういう企画って、日本だからできるものですよね。

スンヒョン:もう少ししたら、ミンファンがトレンディエンジェルさんに入れるって話もしてたんです(笑)

ミンファン:おでこが危ないんですよ、最近(笑)

スンヒョン:でも、おでこが広い人は頭がいいって言われてるじゃん(笑)

「ツアーでは音楽に集中している僕らを見てほしい」

――ジャケット写真のビジュアルにも意味がありそうですね。

ホンギ:「Shadows」がリード曲だから、丸いアーチの奥には影があって、そこは暗い、僕らの過去を意味しています。僕らのいる今は明るくて、僕らの前に赤と青のラインが走っているけど、これが差し込む光。メンバーの人数の5本あって、色の違う1本を僕とジョンフンが握っています。これは光を捕まえるってことだよね。

ジェジン:「UNITED SHADOWS」というタイトルが乗っている多面体にも意味があるんです。これは5角形が集まってできている10角形。5人のFTISLANDの10周年って意味なんです。

――日本のアルバムが完成したばかりですが、韓国のアルバムも作ってるんですよね?

ホンギ:曲は全部できてる。4人で27曲くらい作った。そこからまた、ブラッシュアップしていくんだけど。韓国での活動も期待してください。

――「UNITED SHADOWS」をリリースした後は、5月6日の日本ガイシホールから、6月2日の日本武道館まで「FTISLAND Arena Tour 2017 - UNITED SHADOWS-」が決定しましたね。

スンヒョン:よりカッコよく、より大人っぽく、音楽に集中している僕らを見てほしい。もっとバンドとしての力を見せたいと思っています。

ホンギ:いつもは「遊ぼう!」って言ってるけど、今回は「音楽を聴きにきて!」って言いたいライブです。

――ライブが楽しみなアルバム収録曲は?

ミンファン:僕は「TURN UP」。実は、最初はそんなにいい曲だと思えなかったんだけど、レコーディングしたらいい曲だと思えて。スンヒョンが久々にラップをやってるんです。久々すぎて、ライブで聴くとみんな笑っちゃうかも(笑)

スンヒョン:「TURN UP」はノリノリの曲だから、楽しかったですよ、ラップを歌うのも。僕のラップをレコーディングしてる時、ジョンフンさんとジェジンくんも来ていて「楽しくやらなきゃ!」って盛り上がりながら録音しました。

「僕たちはまだベテランなんかじゃない」

――ライブで日本全国を回るし、何度も日本に来ているし、日本語もペラペラなみなさんですけど、最近改めて韓国との違いに驚いた出来事などはありますか?

ジェジン:僕は、違いじゃないんだけど最近驚いたことは、番組でお会いしたEXILE、EXILE THE SECOND の黒木啓司さんがすっごくカッコよかったこと。素敵な人だったな~。

ジョンフン:僕はこの前、北海道のニセコに行ったんだけど、日本なのに日本じゃなかった! お客さんの80%くらいがオーストラリア人とかスイス人とか外国人で、働いてる日本人もみんな英語がペラペラで。外国でしたよ。

ホンギ:俺はないかな。

スンヒョン:僕も、あんまりないですね。日本人の同い年の友達がいるんですけど、彼にいつも言ってるんです。「僕、日本語が下手だけど半分日本人だから」って(笑) それくらい慣れちゃってて。

ミナリ:僕、あります。韓国よりも食べ物の選択肢が少ない気がする。僕が行くのはラーメンだったら一蘭と山頭火、すきやき、カレー、うどん、もつ鍋、焼き肉、鉄板焼きくらい。他にもある?

――いっぱいありますよ(笑) では、最後に伺います。デビュー10年のベテランバンドから、若いバンドマンにメッセージはありますか。

ジョンフン:まだまだベテランじゃないよ、俺ら。若手へのメッセージは、ミンファンが専門家なので、ミンファン!

ミンファン:FTISLANDの曲を聴いて学んで、俺を超えて行け!

全員:なんだよ、それ~(爆笑)

文/坂本ゆかり

■リリース情報
7thアルバム「UNITED SHADOWS」
2017年4月12日(水) 発売

○初回限定盤A(CD+DVD) WPZL-31274/5
4,500円+税
豪華フォトブックレット44P
歌詞ブックレット16P
三方背/ デジパック仕様

○初回限定盤B(CD+DVD) WPZL-31276/7
4,500円+税

○通常盤(CD) WPCL-12603
3,000円+税

○Primadonna盤(CD+グッズ) WPCL-12604
4,500円+税

<購入者特典>
韓国Debut 10th Anniversary
FTISLAND 7thアルバム「UNITED SHADOWS」発売記念!
購入者4大特典(4TREASURE) 決定!!
応募締切:2017年4月16日(日) 23:59

TREASURE①
3形態購入抽選特典「UNITED SHADOWSプレミアムサイン会」計300名様ご招待!
「UNITED SHADOWS」<初回限定盤A><初回限定盤B><通常盤>※初回プレス分<Primadonna盤>に封入されているチラシ記載のシリアルコード①②③④の内3種類のシリアルコードを集めて御応募頂いたお客様の中から抽選で東京・大阪・名古屋の3ヶ所で開催されます「UNITED SHADOWSプレミアムサイン会」へ各会場100名様、合計300名様をご招待!

<日程>
名古屋:2017年5月7日(日)
大阪:2017年5月13日(土)
東京:2017年6月3日(土)
※実施時間・会場はご当選者の方にのみお知らせいたします。

TREASURE②
2形態購入抽選特典「お土産付!記念撮影会付!Meet&Greet」計280名様ご招待!
「UNITED SHADOWS」<初回限定盤A><初回限定盤B><通常盤>※初回プレス分<Primadonna盤>に封入されているチラシ記載のシリアルコード①②③④の内2種類のシリアルコードを集めて御応募頂いたお客様の中から抽選で「FTISLAND Arena Tour 2017 - UNITED SHADOWS -」ツアー会場にて終演後に行われる「お土産付!記念撮影会付!Meet&Greet」へ各会場70名様、合計280名様をご招待!
※対象のLIVEのチケットをお持ちでなくてもご応募いただけます。

<日程>
2017年5月6日(土) 【愛知】日本ガイシホール(70名様)
2017年5月12日(金) 【大阪】大阪城ホール(70名様)
2017年6月1日(木) 【東京】日本武道館(70名様)
2017年6月2日(金) 【東京】日本武道館(70名様)

TREASURE③
1形態購入抽選特典「超貴重!FTメンバー全員と一緒に写れる6ショット撮影会」計15名様ご招待!
「UNITED SHADOWS」<初回限定盤A><初回限定盤B><通常盤>※初回プレス分<Primadonna盤>に封入されているチラシ記載のシリアルコード①②③④の内1種類のシリアルコードを集めて御応募頂いたお客様の中から抽選で東京・大阪・名古屋の3ヶ所で開催されます「超貴重!FTメンバー全員と一緒に写れるんです6ショット撮影会」へ各会場5名様、合計15名様をご招待!

<日程>
名古屋:2017年5月7日(日)
大阪:2017年5月13日(土)
東京:2017年6月3日(土)
※実施時間・会場はご当選者の方にのみお知らせいたします。

TREASURE④
1形態購入抽選特典「UNITED SHADOWS特製スマホケース」計100名様にプレゼント!
「UNITED SHADOWS」<初回限定盤A><初回限定盤B><通常盤>※初回プレス分<Primadonna盤>に封入されているチラシ記載のシリアルコード①②③④の内1種類を集めて御応募頂いたお客様の中から抽選でスペシャルグッズ「UNITED SHADOWS特製スマホケース」を100名様にプレゼント!
応募締切:2017年4月16日(日) 23:59

TREASURE⑤
「メンバー全員とハイタッチ会」に参加できる!“TREASURE TICKET”封入!!
「UNITED SHADOWS」のCDに数量限定“TREASURE TICKET”がランダムに封入されます。“TREASURE TICKET”1枚につき1回、メンバー5人全員とハイタッチができます。こちらの“TREASURE TICKET”はおおよそ100枚に1枚の割合で封入となります。

<日程>
名古屋:2017年5月7日(日)
大阪:2017年5月13日(土)
東京:2017年6月3日(土)
※実施時間、場所の詳細はご当選者の方にのみお知らせいたします。
※“TREASURE TICKET”に記載されておりますシリアルコードを使用して期間内にご希望の各地へエントリー頂く形となります。
※“TREASURE TICKET”のエントリー有効期限は2017年4月16日(日) 23:59までとなります。

【ご注意】
※“TREASURE TICKET”は「UNITED SHADOWS」初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤(初回プレス分)、Primadonna盤に同じ割合で封入されております。
※“TREASURE TICKET”の封入の目安のおおよそ100枚に1枚というのは、あくまでも目安になります。商品を100枚購入すれば必ず当たるという事ではございませんので、予めご了承願います。

■関連サイト
FTISLANDオフィシャルHP:http://FTISLAND-official.jp/

記者 : Kstyle編集部