ソン・ジュンギ「太陽の末裔」ロングインタビュー“日本で私の演技を見てくださるファンの方々に挨拶したい” ― Vol.2

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※このインタビューにはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

ソン・ジュンギ×ソン・ヘギョが共演し、韓国での放映時最高視聴率41.6%記録した大ヒットドラマ「太陽の末裔」のDVD-SET1&2/Blu-ray SET1&2、レンタルDVD Vol.1~13がNBCユニバーサル・エンターテイメントより好評リリース中!

今回、DVD&Blu-rayのリリースを記念して、主演のソン・ジュンギのロングインタビューをお届けする。

ソン・ジュンギ「太陽の末裔」ロングインタビュー“好きな異性ができれば、率直に告白するタイプ” ― Vol.1



『チン・グとキム・ジウォンカップルも美しい成果を出せた』

―ギリシャロケでのエピソードがありましたらお聞かせください。エメラルド色の美しい海がとても印象的でしたが、船や海辺のシーンの撮影についてなど。

ソン・ジュンギ:ナヴァイオの海岸は、本当に美しいところです。しかし、撮影が忙しくて十分に楽しむことはできませんでした。実際、ソン・ヘギョさんやスタッフの何人かは、そこで泳ぐのを楽しめなかったことを、今でも後悔していますよ。

―江原道でも撮影され、ロケ地をファンがたくさん訪れているそうですね。どんな気分ですか?

ソン・ジュンギ:私が軍隊生活を送った江原道で撮影をすることになり、とても嬉しく思っていました。また最近、(ドラマの影響で) 江原道を多くの方が訪れるという話を聞いて、さらに嬉しくなりました。

―共演者シーンも多かったチン・グさんの印象、共演の感想をお聞かせください。また、チン・グさんとキム・ジウォンさんの“グウォンカップル”のラブストーリーは、どのようにご覧になりましたか?

ソン・ジュンギ:チン・グさんは、とても余裕がある方です。演じられたソ・デヨンのキャラクターにも、そういう部分が多いので、チン・グさんの持ち味とシナジー効果を生んでいたように思います。ユン・ミョンジュ役のキム・ジウォンさんは、出演した俳優の中では一番の末っ子でしたので、ずいぶん緊張もしたようですね。チン・グさんがそんな部分をカバーして、「グウォンカップル」も美しい成果を出せたと思います。

 

『俳優もスタッフも、困難な状況が多かった撮影現場で…』

―「~であります」という軍隊口調がブームになりましたが、どんなお気持ちでしたか? また撮影現場で流行していた言葉などはありましたか?

ソン・ジュンギ:私にとっては、実際に軍隊で使用していた言葉なので、特に目新しくは感じませんでしたし、それが話題になるだろうとは思いもしませんでした。現場では、「だったら助けて」というセリフが流行語になりましたね。そのシーンを、スタッフたちも気に入っていたということでしょうか。

―「謝りましょうか? 告白しましょうか?」などのセリフも大きな話題となりました。「紳士の品格」「相続者たち」などの話題作を手掛けた脚本家キム・ウンスクさんの作品ですが、ソン・ジュンギさんはどんなセリフが特に印象に残っていますか?

ソン・ジュンギ:「その難しいことを、いつもやっているんですよ。この私が」というセリフが記憶に残っています。俳優もスタッフも、困難な状況に置かれることが多かったのですが、このドラマのチームは、一丸となってその難しいことをやり遂げたんです。とても良いセリフだと思います。

―その他、特に思い入れのあるシーンや、視聴者におすすめしたいシーンを教えてください。

ソン・ジュンギ:私が個人的に好きなシーンは、最終話近くのシーンですね。死んだとばかり思われていたシジンが、砂漠からモヨンのもとに戻ってくる場面です。実際の撮影の時も、とても感動的だったのですが、その感じがよく表現されていると思います。
 

『この作品で良いパートナーと出会い、目覚めさせられた』

―「太陽の末裔」は事前制作ドラマという点も話題になりましたが、どんなところに撮影システムの違いを感じましたか?

ソン・ジュンギ:これまでの韓国ドラマの制作システムよりは、余裕を持った撮影ができました。それは、海外撮影の分量が多かったためということもあるでしょう。多くの韓国のドラマ関係者の方々が、初の事前制作ドラマであり、海外市場も狙った作品だという点に焦点を当て、注意深く見守ってくれました。その第一作を、私の出演するドラマが立派にやり遂げたと思うと、嬉しいですね。もちろん、まだまだ韓国のドラマシステムの持つ限界も多いと思います。このドラマでも、その点は感じました。しかし、最初から完璧にやることはできないでしょう。とにかく、私の出演したドラマが新しい扉を開いたということ自体に、大きな意味があると思っています。

―「太陽の末裔」に出演したことで、俳優として成長や変化を感じた部分はありますか? 新たに挑戦できたことなどがありましたらお聞かせください。

ソン・ジュンギ:「太陽の末裔」への出演は私にとって、とても大きな出来事でした。それは、多くの人から愛されるドラマに出演できたということもあります。しかし何よりも、良いパートナーと出会い、これまで自分が感じてもいなかったことに、目覚めさせられたという点が大きいです。今後、私が作品を選択するに当たって、このドラマが一つの基準になるでしょう。

―ドラマが韓国で社会現象となり、韓国での放送も終わりようやくプレッシャーから解放されたと思いますが、気分はいかがですか?

ソン・ジュンギ:特別なプレッシャーは感じませんでしたね。むしろ苦労した分だけ、やりがいを感じた作品でした。多くの方から愛される作品になったという点でも、すべての制作スタッフが、やってよかったと感じていると思います。特に、軍人の方からの支持が多かったですね。軍隊口調が流行するという、私には予想外の出来事も含めて、私にとって特別な作品でした。

―ご自身は韓国、中国でこのような結果になることを予想していましたか?

ソン・ジュンギ:どの作品でも、結果を予想することなんてできませんよ。今回の作品も同じです。視聴率がこんなに大きく跳ね上がるなんて、まったく想像もできませんでした。また、中国を含め多くの国でこんなに愛されたことも、予想外の出来事の一つです。韓国の軍人が主人公の作品が、海外で共感を呼ぶとは、予想もできませんでした。

―ソン・ジュンギさんの出演作はどれもヒットしていますが、ドラマを選ぶ際に重要視していることは?

ソン・ジュンギ:まず、作品のストーリーを一番重要視する方です。観客の立場で考えれば、面白くなければ見たくはありませんからね。立場を変えて考えると、予想外に簡単に答えが出る時があります。その次に、自分が引き受けるキャラクターに、表現するだけの価値があるかどうかを検討します。しかしこれも、ストーリーが与える力が強ければキャラクターも魅力的に感じられますから、結局はストーリーが一番重要ですね。
 

『日本で私の演技を見てくださるファンの方々に挨拶したい』

―日本でも「成均館スキャンダル」「優しい男」でファンになった方々がジュンギさんの来日を心待ちにしていますが日本に来る予定は?

ソン・ジュンギ:もちろん行きたいです。日本で「太陽の末裔」が放送され、私の演技を見てくださるファンの方々がいらっしゃるなら当然、ご挨拶をしたいと思います。その機会があればよいのですが。

―「太陽の末裔」の放送を楽しみに待っている日本のファンのみなさんに見どころの紹介とメッセージをお願いいたします。

ソン・ジュンギ:「太陽の末裔」は、四人の男女の恋物語がとても美しく描かれた作品です。ユ・シジンとカン・モヨン、ソ・デヨンとユン・ミョンジュ、この二組の恋の行方に共感していただければ嬉しいです。美しいセリフとシーンが、「太陽の末裔」を視聴してくれた視聴者の方の目と耳を満足させることでしょう。まずは、楽しくご覧になってください。ありがとうございました。

ソン・ジュンギ「太陽の末裔」ロングインタビュー“好きな異性ができれば、率直に告白するタイプ” ― Vol.1

■作品情報
「太陽の末裔 Love Under The Sun」

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【発売・販売】NBCユニバーサル・エンターテイメント
Licensed by Next Entertainment World (C)2016 Descendants of the Sun SPC

公式サイト:http://kandera.jp/sp/taiyou/
第1話無料配信中:https://youtu.be/b-iu-Nj9Bms

記者 : Kstyle編集部