「自己発光オフィス」放送開始…コ・アソン&ハ・ソクジンの演技が光る“共感度100%のドラマ”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「自己発光オフィス」放送画面キャプチャー
“土のさじ(恵まれない環境で育った者を指す新造語で、親の七光りで育った者を指す金のさじの反対語)”コ・アソンと毒舌王ハ・ソクジンの出会いは正しかった。視聴率は期待を下回ったが、口コミが広がり、視聴者を魅了する底力を十分に見せつけた。

韓国で15日に初放送されたMBC新水木ドラマ「自己発光オフィス」は、契約新入社員の“甲乙(上下関係)”チェンジを描いたオフィス入門ドラマで、コ・アソンが我慢するのが得意なスペックゼロの就活生ウン・ホウォン役を務めた。

大学を卒業して3年になるが、相変わらず就職の壁は高い。不合格を繰り返し、もう100回目となる。彼女は自身の境遇を悲観するが、涙のご飯を食べ、101回目の面接を受ける。

コ・アソンは厳しい現実を生きていく青春を代弁し、共感度100%のキャラクターウン・ホウォン役を完璧に演じこなした。絶望の末に向かった橋の上で、足を踏み外して水に溺れるシーンでは、身を投じた演技で現実感を高め、コミカルな状況も堂々と演じ、好評を得た。涙のご飯を食べるシーンでは、一緒に泣いたという視聴者も相次いだ。

ハ・ソクジンは、人間味のかけらもない毒舌王ソ・ウジン役を演じた。tvN「おひとりさま~一人酒男女~」で“コス(高クオリティのゴミ)”で愛されたハ・ソクジンは、さらにグレードアップした毒舌を披露し、ウン・ホウォンを泣かせた。感情など全くないソ・ウジンが、これからウン・ホウォンに会ってどのように変わっていくか好奇心をくすぐる中、ハ・ソクジンは“コス”を超える新たなキャラクターを歴史に残せるのではないかという期待感が高まっている。

「自己発光オフィス」は3.8%というやや低い視聴率でスタートした。しかし、反応だけは爆発的だ。就職を準備しているか、大変な期間を経て就職に成功した人であれば誰もが共感できる内容が多いためだ。そして、これを愉快に描いた点や、俳優たちの優れた演技力が、このドラマの一番の魅力だと言うことができる。第1話の視聴率は低かったが、これから上がることしか残っていないので、期待しても良さそうだ。

記者 : パク・ジニョン