【REPORT】イ・ジョンソク「日本のドラマにも出演してみたいです」…今年最初の来日ファンミーティングでファンを魅了

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モデル出身のスラリとしたスタイルに爽やかなルックス、そして益々磨きのかかった演技で韓国を代表する俳優となったイ・ジョンソク。昨年はハン・ヒョジュとMBCドラマ「W-二つの世界-」で主演を務め、その年の「2016 MBC演技大賞」でベストカップル賞、最優秀演技賞、そして大賞までも獲得、今後の活躍が大いに期待される俳優として注目を集めている。そんなイ・ジョンソクが2月1日(水) と2日(木) の2日間、埼玉・大宮ソニックシティ大ホールにて今年最初の日本スケジュールとなる「LEE JONG SUK FANMEETING “VARIETY”in Japan」を開催した。昨年9月のソウルを皮切りに日本、台湾、シンガポールと開催されたアジアツアーの追加公演という形で、再び日本のファンに会いに来てくれた。ここでは2日目の模様をレポートする。

【PHOTO】イ・ジョンソク、日本で今年最初のファンミーティングを開催“輝く笑顔”

黒いスーツスタイルでステージ中央に登場したイ・ジョンソク。明るいスマイルと長い脚が際立つ抜群のプロポーションに大きな歓声と拍手が沸き起こった。Zion.Tの「Kiss Me」で会場を暖かい歌声で包み込むと「こんばんは、イ・ジョンソクです。お会いできてうれしいです」とあいさつ。司会のYumiが登場し、トークタイムに入った。今の気持ちを聞かれると「とてもいいです。それとなんだかファンミーティングを開催するにつれてオープニングの歌がどんどん長くなっていっているような気がしますね(笑)」と笑った。そして前日のファンミーティングについては「正直に言うと、昨日は今まで僕がやってきたファンミーティングの中で一番面白かったです。マネージャーが登場したこともあるかもしれませんが、終わってからもずっと笑顔でした」と話し、ファンを喜ばせた。

イ・ジョンソクと言えば抜群のビジュアルと美肌も際立つ。これにはYumiも「今日もかっこいい! ハンサムね~!」「白い! 牛乳みたいな肌!」と感嘆&絶賛。「それくらいでいいですよ(笑)」と謙遜するも、ファンからも「かわいい!」「かっこいい!」という声が続き「今日は昨日よりも雰囲気がいいですね?」と笑顔を見せた。昨日のファンミーティング終了後に夕食を食べに行ったといい「焼肉を食べたんですが、それでも足りなくて一蘭のラーメンを食べに行きました」と話しファンを驚かせた。そして「胃はもたれていませんが、今日ズボンを履く時お腹が出ていてびっくりしました」と親近感が湧くような一面も見せ、昨日も気にしていたというほっぺたのニキビも「遅く寝たので昨日より大きくなってる気がする……あまり近くで映さないでください(笑)」と話してファンを笑わせた。

前日のファンミーティング後のアンケートでは「前回のファンミーティングからそんなに時間がたっていないのに来てくれてうれしかった」「歌を頑張っているのでもっと歌ってほしい」「アドリブで『今写真撮ってもいいですよ』と言ってくれて、ファン思いだと思った」など絶賛する声が上がっていたという。イ・ジョンソクは「今日は2日目ですし、皆さんの記憶に残るように最善を尽くします!」と語った。

イ・ジョンソクは昨年MBCドラマ「W」でハン・ヒョジュと共に主役を演じ、「2016 MBC演技大賞」で最優秀演技賞、そして大賞まで受賞した。会場のファンが声を合わせて「おめでとう~!」とお祝いすると「お~! ありがと~」と恥ずかしそうな笑顔を見せた。受賞について「その時はバタバタしていてあまり考えられませんでしたが、振り返ってみると、いい演技をして賞を取りたいとファンの皆さんと約束していたので、その約束を守ることができて、とてもありがたくて幸せでした」とうれしそうな表情。そこでYumiから「来年はどうしますか? もしMCのオファーなんかが来たら?」と質問されると「MC? いいえ」と日本語で即否定。「一度も考えたことがないですね。僕は作品が終わって俳優やスタッフの皆さんと会食をする時、そういう場でマイクを持つ時でさえ緊張して震えてしまうんです……だめです(笑)」と会場を笑わせるも「(ファンミーティングでは) ファンの皆さんは僕が少し失敗しても大目に見てくださると思うので気持ちが楽です」と語った。

続く「END & AND」と題したトークのコーナーでは、昨年日本、台湾、シンガポールで開催したファンミーティングの話へ。「一番うまく歌を歌えた公演は?」という質問には「(そもそも) 僕が歌をうまく歌えた公演があったのか分かりません(笑) 」と苦笑い。「口が乾いてしまった」と水を飲もうとするイ・ジョンソクにすかさずYumiが「喉仏も見ましょうね~」と話して視線が集中したが、タートルネックでよく見えず、再度飲んでとリクエストが。イ・ジョンソクがタートルネックを下ろして水を飲み、喉仏を見せるとファンからは大歓声&大爆笑。「こんなファンの皆さんはどう?」と聞かれ「ありがとうございます」となぜかお礼を言って再度ファンを笑わせたイ・ジョンソクだった。


ファンが今年イ・ジョンソクにやってほしいこととは?

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今後公開を控えている出演作品は2本あり、まずは映画「V.I.P.修羅の獣たち」。この作品でイ・ジョンソクは北朝鮮のエリートの息子で、日常的に殺人を犯し、警察やインターポールらに追いかけられる役を演じ、初めて悪役に挑戦している。共演はチャン・ドンゴン、キム・ミョンミンら大先輩ばかり。「皆さん僕とは年代も違い、同世代の俳優がいなかったので現場で寂しい気持ちもありましたが、先輩たちが優しく、気さくに接してくださり、そのおかげで無事に撮影を終えることができました」と振り返った。「そして最近知ったことなんですが」と母親との話も教えてくれた。「僕は29年生きてきて、一度も母が誰か俳優のファンだとか聞いたことがなかったんです。でも今回、母はチャン・ドンゴンさんのファンだったということが分かりました(笑) サインをほしがって、あげたら友達に会った時自慢するんだってとても喜んでました(笑)」とユニークなエピソードも公開してくれた。

そしてドラマでは今年放送予定の「あなたが眠っている間に」(仮題) に主演、ヒロインにはmiss A スジが決まっている。予知夢を見ることができる女性をスジが、そしてその夢が現実になることを防ごうとする検事をイ・ジョンソクが演じる。スジからは「さっきメールをもらったんです。彼女は今日からポケモンGOを始めたと言っていました。束草(ソクチョ) でたくさん捕まえることができるんだって(笑)」とスジのプチ情報? も明かしてくれた。現在はセリフの練習中で、3月初旬からクランクインの予定だという。また同ドラマはイ・ジョンソクがこれまで主演したドラマ「ピノキオ」「君の声が聞こえる」の作家パク・ヘリョンの作品ということでも話題を集めた。なぜ作家が度々イ・ジョンソクをキャスティングすると思うか4択(顔、身体、演技、魅力があるから) の中から選んでという無茶ぶりには「絶対にこの中から選ばないといけませんか?(笑)」と困惑。客席からの「全部~!」という声に「アハハ! 鼻水でちゃった(笑)」と笑い、「よく分かりませんが、『ピノキオ』が終わった時に演技が淡白でとてもいいですねと言っていただいたんです。でも、今回の台本リーディングの時あれ?ジョンソクさん、演技が後退してますね?と言われたんです(笑) だから今頑張って準備しています(笑) 」と率直に話し、ファンは「ファイティーン!(頑張って)」とエールを送った。

続く「SNS SECRET TALK」ではイ・ジョンソクが自身のInstagram(写真共有SNS) にアップした写真や動画について説明。子猫がイ・ジョンソクの顔を舐めるラブリーな動画について、一時的に保護した猫だと明かした。「映画『V.I.P.修羅の獣たち』の撮影で釜山のセット場にいました。その時ちょっと外に出て風に当たっていたら、野良猫がいたんです。手を出したら寄ってきたのですが、近くにお母さんがいるのかな? と見てみましたがいなかったんです。それで一時的に保護しました。僕のペットのサジャとケンカしなければいいなと思ったんですが、仲が良くなかったんです。今は良い飼い主が見つかったので良かったです」と心温まるエピソードを公開してくれた。

エディ・キムの「君の使い方」を練習する動画に関しては「ファンミーティングでお見せしようと練習したのですが、昨日歌ってみて思ったんですけどこの歌はやっぱりダメだと思います……(笑) それでもやってみます」とここで同曲を披露。練習動画よりもずっと上達した歌にファンも手拍子を送り、イ・ジョンソクも「昨日よりも良かったと思う!」と満足気な表情を見せた。

また、2017年、イ・ジョンソクにファンがやってほしいこととして、①日本のドラマ出演②誕生日パーティーは日本のファンミで③カンヌ&ベネチア国際映画祭進出④日本でのCD発売が挙げられた。イ・ジョンソクは「全部いいですけど……アルバムは……できるかな(笑) ?」と不安げな笑顔。そして「日本のドラマにも一度は出てみたいと思いますね。でもまずは日本語がうまくできないといけませんよね。ちょっと時間はかかるかもしれません」と話し、期待を集めた。「誕生日あたりにファンミーティングをやるのもいいですね。ファンミーティングは皆さんが望むならやりたいです。今回のファンミーティングも、前回少し規模が小さくて残念だったという声があったので計画したものです」とファン思いの姿を見せた。ファンにも①~④までどれを一番望んでいるか拍手の大きさで比較してみたところ、①の日本ドラマ出演が一番多かった。


密着スキンシップ&紳士的な優しさでファンをメロメロに

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ここまででファンミーティングの1部が終了。ロッテ免税店ウェブドラマ「ファーストキスだけ7回目」の映像が流れた後、2部では衣装を変えたイ・ジョンソクが会場の後方からサプライズ登場! 「キャ~!」という大歓声の中、ファンと笑顔でハイタッチをしながら交流した。ブルーのニットにジーンズというカジュアルな装いでステージに上がるとそのままロイ・キムの「ピノキオ」を歌い、お茶目な笑顔を見せた。

2部の最初はまずさきほど流れていた「ファーストキスだけ7回目」の話へ。「百貨店が閉店してから徹夜で撮影しました」と明かし、劇中のキスシーンにも言及した。キスシーン前には「歯磨きしたり、うがいをしたり、禁煙もして気を使います」と話すとスクリーンにイ・ジョンソクの唇が超ドアップで映し出され、ファンは爆笑。唇を手で隠して恥ずかしそうな様子を見せた。

後半はファンへのスペシャルなプレゼントが盛りだくさんだった。この日、ファンミーティング前に今日の2部の衣装を4択の中から予想する投票が行われていた。「ニット」と予想した人の中から抽選で10人にサイン入りポスターがプレゼントされたが、その際にも平仮名で書かれた名前を「合ってますか?」と頑張って読み上げ、「おめでとうございま~す!」と手を振った。

また、抽選で選ばれた3人のファンと触れ合うコーナーでは、かなり緊張している様子のファンを見て肩をさすり、「どうして後ろに下がってしまうんですか? 大丈夫ですよ」とジェントルマンな姿を見せた。手をつないでステージ上でデートを楽しむ時には、ファンに顔を近づけて話す様子に何度も悲鳴が上がった。2人目のファンにはバックハグを。質問しても緊張で何も答えることのできないファンに「大丈夫ですよ。会えてうれしいです」と終始優しく対応した。3人目のファンはイ・ジョンソクの隣に来ると、とにかくずっとイ・ジョンソクを見つめたまま。会場が爆笑する中、イ・ジョンソクも「僕から絶対目を離さないですね。恋愛が始まる時はどちらかがアピールをしないといけないと思いますが、表現してくださるのでとてもうれしいです」と積極的なファンに笑顔を見せた。3人のラッキーなファンにはサインとメッセージの入ったお守り、ドラマ「W-二つの世界-」に登場する絵本もプレゼントされた。

彼のファンミーティングでは恒例となった、イ・ジョンソクの今日だけの理想のタイプを選ぶ「TODAY'S TYPE」のコーナーへ。イ・ジョンソクが選んだ顔のパーツを合わせ、その顔に似ているファンを客席から選ぶというもの。選ばれたファンがイ・ジョンソクの好きなところを「全部」と答えると、イ・ジョンソクも「胸キュン♡」とうれしそうにした。この日はバレンタインが近いということで、チョコレートと花束、カップルマフラーをプレゼント。マフラーにはなんと普段使っている香水をつけておいたといい、ファンに巻いてあげた。Yumiが「韓国ではカップルだとこうやっておそろいの物をつけるんですか?」と質問すると「日本もそうではないですか?」と逆に質問。「日本ではちょっと昔かな」との返答に「そうなんですか……衝撃的です……」と驚き、少し落ち込んだ様子で「次はもっと洗練された物を準備します……」と話してファンを笑わせた。このファンとは1分間のフリータイムで向かい合って座り、チョコを食べさせてあげるなどロマンティックな雰囲気を作り、選ばれたファンはもちろんのこと、見ている方までもイ・ジョンソクにメロメロになった時間だった。


マネージャーからスタイリスト、SPまで登場の賑やかなアンコールステージ

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写真撮影OKのフォトタイムを作ると、楽しい時間はあっという間に過ぎ、ファンミーティングもエンディングの時間に。イ・ジョンソクは「ドラマの前にファンミーティングをすると、僕にとっては充電の時間というか、良い時間を過ごせてパワーをたくさんもらえました。また良い作品で挨拶できるように頑張ります」と語った。Zion.Tの「取り出して食べて(Eat)」を歌い、ステージの端から端まで移動しファンに手を振った。しかし、ここで終わりかと思いきや「普通でしたらここで退場しますが、どうせアンコールがありますので退場しないことにします(笑) 」と会場の雰囲気を盛り上げた。そして頭の上で愛してるという意味のハートマークを作り「写真撮ってもいいです」と付け加え、チョ・ギュマンの「すべてあげるよ」を歌った。「もともと僕が準備していたのはここまでですが、昨日は僕のマネージャーがステージに上がって一緒に歌ってすごく楽しかったので、今日はスタイリストさんを呼びたいと思います!」とスタイリストを探しにいったん退場。結局「マネージャーも」「じゃあSPさんも!」とマネージャー2人とスタイリスト、SPまで4人を連れてステージに登場。「昨日ステージが終わってからマネージャーがダンスを練習したんですよ」とTWICEの「TT」ダンスも少しだけ披露、その後皆で「I Love You」を歌い、一体感を作った。4人に大きな拍手が送られ退場すると、「『愛してもいいですか』はありますか?」と、なんともう一曲予定になかった曲を披露してくれることに! 最後まで笑顔を絶やさず「来てくれてありがとうございました、アンニョン!」と手を振ってステージを後にした。

俳優として作品の話をするよりは、観客を喜ばせることを重視したようなファン思いの時間を届けたイ・ジョンソク。今年は早くも話題の公開が予告されており、俳優として益々大きくなっていく彼から今後も目が話させない。

■イベント情報
「LEE JONG SUK FANMEETING “VARIETY”in Japan」
2017年2月2日(木)
開演:19:00
会場:大宮ソニックシティ大ホール

■関連サイト
LEE JONG SUK JAPAN OFFICIAL FANCLUB:https://www.lee-jongsuk.jp/
日本オフィシャルTwitter:https://twitter.com/jongsukjapan

記者 : Kstyle編集部