CROSS GENE、新曲「Black or White」MV公開…残酷なシーンのため“R指定”
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写真=AMUSE KOREA
ボーイズグループCROSS GENEがネット審査でR指定を受けた新曲「Black or White」のミュージックビデオを公開した。CROSS GENEは8日0時に4thミニアルバム「MIRROR」の全曲とタイトル曲「Black or White」のミュージックビデオを公開し、本格的な活動に乗り出た。
このミュージックビデオは、破壊しようとする者と守ろうとする者の善と悪の対立という悲劇的な状況で、死に走るCROSS GENEの姿が収められている。細かい演出とメンバーたちの演技力がバランスを成し、一本のスリラー映画を見ているような雰囲気が特徴だ。
特に、CROSS GENEはそれぞれの内面に持つ天使と悪魔を視覚的に形象化し、これを一人二役で演じこなした。2つの人格がぶつかって繰り広げられる衝撃的なシーンに、ホラー映画のような残酷な要素が加えられ、R指定を受けた。
「Black or White」のミュージックビデオは悪魔に屈せず、再び立ち上がろうとする天使の復活と勝利を緊張感あふれる形で表現している。ただ残酷なシーンでR指定を受け、ファンのアクセスに制限がかかった。
これに対して所属事務所のAMUSE KOREAの関係者は「メンバーたちが、もう1人の自分と迫ってくる混乱や凄絶さを表現しようとした構成であり、1つの作品として見てもらいたい。本ミュージックビデオを修正する計画はないが、テレビ局提出用として1分ほどのダンスバージョンを追加で公開する予定だ」と明らかにした。
また「先行公開曲『White mind』と『Black mind』が出会って『Black or White』という新たな音楽を作り出したように、善と悪の2つの世界の共存をCROSS GENEを通じて表現しようとした」と企画意図を伝えた。
CROSS GENEは1年ぶりに韓国で発売したニューアルバム「MIRROR」で、一層成熟した音楽的能力を見せつけた。特に善と悪を表現した今回のコンセプトは、綺麗で純粋な世界とダークな世紀末的美しさを行き来する変身の能力を見せ、“歴代級コンセプト”という反応を受けている。
CROSS GENEは10日にKBS 2TV「ミュージックバンク」で、4thミニアルバムのタイトル曲「Black or White」のステージを初公開する。
記者 : ソン・ミギョン