ファン・ジョンミン&ソン・ジュンギ&ソ・ジソブ主演「軍艦島」ポスター&予告編公開…“そこは地獄の島”

OSEN |

写真=CJエンターテインメント
「ベテラン」「ベルリンファイル」のリュ・スンワン監督の作品で期待を高めている映画「軍艦島」が強い戦慄と心の響きを伝えるローンチポスターと予告編を初公開し、ベールを脱いだ。

「軍艦島」は日本統治時代、日本の端島(通称:軍艦島) に強制徴用された後、命をかけて脱出を敢行する400人の朝鮮人たちの話を描いた作品だ。

日本統治時代、多数の朝鮮人たちが強制徴用され、死亡した軍艦島の隠された歴史をモチーフに誕生した「軍艦島」は昨年、動員観客数1341万人を記録した映画「ベテラン」のリュ・スンワン監督とファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョンの共演で、2017最高の期待作とされている。

ローンチポスターは、まだ闇が消えない夜明けの瞬間、荒い波の上に姿を現した軍艦島の威圧的な全景で視線を引きつける。全長480m、幅160m、そして約10mの岸壁に囲まれた小さな島で、軍艦の形に似ていることから軍艦島と呼ばれていた場所。

1940年代、日本統治時代に、多くの朝鮮人が強制徴用された場所で、一度入ると出ていくことができない牢獄で地獄と呼ばれていた軍艦島を捉えたポスターは、「1945年、日本統治時代。我々はそこを地獄の島と呼んだ」というフレーズが胸に染みる。

日本の奇跡と呼ばれたが、朝鮮人には地獄のようだった軍艦島の威圧的な姿でベールを脱いだ「軍艦島」。強烈なローンチポスターを通じて歴史の中に隠された真実をモチーフに繰り広げられる朝鮮人たちの胸が熱くなるストーリーに関心が高まっている。

ポスターと共に初めて公開された「軍艦島」の予告編は、海底1000mを超える坑道の末、地下の切り場に向かう朝鮮人たちの姿がモノクロで描かれる中、すべての費用を朝鮮人の給料から差し引くという不当な規則が流れ、最初から視線を引きつける。

摂氏40度まで上がる海底の炭鉱、腰を伸ばすこともできない場所で、屈み込んだまま採掘をする朝鮮人の少年たち、予告もなしに勃発するガス爆発事故に無防備で露出される危険な状況は「脱出することも、死ぬこともできない」というフレーズが加えられ、搾取と苦難の連続である軍艦島の朝鮮人たちの暮らしをそのまま表している。また「ここの出来事を記憶する朝鮮人は一人たりとも残してはいけないということです」という日本人のセリフに合わせて、命がけで軍艦島から必死に脱出しようとする朝鮮人たちの姿と、ろうそくで意志を表すシーンは胸の深くまで戦慄を与える。

日本に送るという言葉に騙されて娘と共に軍艦島に来た楽団長のイ・ガンオク役のファン・ジョンミン、京城(キョンソン:ソウルの旧称) 一の喧嘩強い男ソ・ジソブ、軍艦島に潜入する独立軍パク・ムヨン役のソン・ジュンギ、軍艦島に強制的に連れてこられたマルニョン役のイ・ジョンヒョンまで、俳優たちの新しい姿と渾身を込めた演技が添えられた「軍艦島」は、今年の夏韓国人の胸を熱くするものとみられる。

日本統治時代、多くの朝鮮人たちが強制徴用された「軍艦島」の隠された歴史をモチーフにリュ・スンワン監督が新たに創造するストーリーとパワフルなキャスティングが添えられた2017年最高の期待作「軍艦島」は、韓国で夏に公開される予定だ。

記者 : イ・ソダム