MOMOLAND「夢は大きく!今年は新人賞が目標…リアリティー番組も撮りたいです」
10asia |
ガールズグループMOMOLANDにとって、2016年はジェットコースターのような一年だった。長い長い練習生生活を送り、サバイバルバラエティーでは激しい競争を繰り広げ、チームを結成した。しかし、ゲリラコンサートで3000人の観客を集めることができず、デビューが延期された。2ヶ月の悔しさの果てにMOMOLANDは遂にデビューすることができ、約1ヶ月半の夢のような初めての活動を終えた。
MOMOLANDのジェットコースターは、初走行を終えて再び開始地点に戻った。2017年、大衆にもっと大きな楽しみを与えようと次の走行を準備しているMOMOLANDと会って、2016年を共に振り返り、新年の豊富を聞いてみた。
ヘビン:「Jan! Koong! Kwang!」のポイントダンスを、48人で一緒に踊るのは妙な気持ちだった。
ジュイ:デビューが最も早いチームからステージに上がったので、私たちが最初だった。だけど私たちをよく知らない方々が見ると、ステージの上の全員がみなMOMOLANDだと思ったみたい(笑)。
ジェイン:デビューして2ヶ月経たずに年末の歌謡大典のステージに上がり、レッドカーペットを歩いたのは大きい経験だった。皆レッドカーペットの上をガタガタ震えながら歩いた。
リアルタイム検索の順位にもたびたび上がって、MOMOLANDを知る人が少しずつ増えているようだ。
ナユン:思ったよりたくさん認められられているようだ。映画「ララランド」が公開されて、MOMOLANDと「ララランド」が混在している方も多かった。そしてテーマパークだと思っている人も多いようで(笑)。
ヘビン:アニマルのパジャマを着てステージに上がったことがある。以前、色とりどりのヘアバンドをするのも恥ずかしくてできなかったけど、パジャマを着てステージに上がる方がとても恥ずかしかった(笑)。アニマルパジャマを着てドライリハーサルをしていたら、イヤホンからスタッフの笑い声が聞こえた。とても恥ずかしかった。
ナンシー:その日、飲み物を買おうと自販機の前に行ったら「ミュージックバンク」MCのイ・ソウォン先輩に会った。じーっと見つめられて「もしかしてMOMOLAND?」と言いながら「まさか、ステージ衣裳?」と聞かれた。その場から早く逃げたかった。その日の「ミュージックバンク」全ての関係者は好奇心に満ちた目で私達を見ていた。
ジェイン:私はこの前の誕生日に、MBC芸能研究所とSNSで誕生日だとツイートを投稿した。MOMOLANDの直接撮った動画まで掲載してくれた。
デビューの日のことは思い出せる?
アイン:Mnet「M COUNTDOWN」で初めてデビューステージを行った。「M COUNTDOWN」のスタジオは「サバイバルMOMOLANDを探して」で初めて評価されたスタジオだった。同じ場所なのに、数ヶ月ぶりに行ったら変わっている感じがして感慨深かった。以前とはまた違った緊張感だった。
ヘビン:サバイバルステージの後、降りてきてたくさん泣いたが、デビューステージを終えた後は泣かなかった。逆に晴れ晴れした感じで、すごくウキウキしていた。
ナンシー:その日、私たちはかなり忙しかった。午前はショーケースをやって、音楽番組の事前収録を行って、SBSラジオに行って「キム・チャンリョルのオールドスクール」に出演した。多忙なスケジュールをこなさなければならず、休む暇がなかったが、これがアイドルのスケジュールなんだなと思った(笑)。
ジュイ:もっと疲れた。その時は朝3時に起きてサロンに行く意味が分からなかった。意味がなかった(笑)。それでも、それなりにイメージトレーニングをして早朝に起きることが可能になったと思う。以前は、明け方に一度も起きられなかったから。
ナユン:役に立った。その練習がなかったら、リハーサルに合わせられなかったと思う。
ジェイン:アイドルのスケジュールはとても多忙だった。遅くに宿舎に戻ってシャワーして、すぐにまた出て行ったこともあった。眠れないことが本当に大変だった。
アイン:私はスタイリストのお姉さんから“クマがどんどんが濃くなっている”と言われた(笑)。
ナンシー:私たちは新人で、スケジュールの大半が音楽番組、時々インタビューをすることなのに、本当に目が回るほど忙しかった。私たちよりもっと多くのスケジュールをこなす先輩たちが偉大に感じられた。
ナンシーはSBS「人気歌謡」が結成したサニーガールズのメンバーとしても活動をした。
ナンシー:それぞれ時間を合わせるのが大変で、共に練習をしたことがあまりなかった。心配だったが思ったより大丈夫だった。特別な経験だった。こういうスケジュールは楽しいが、眠れないのが大変だった。アイドルスケジュールは睡眠との戦いみたい。
ナユン:“青少年”ではできなかったことをやってみたい。青少年観覧不可の映画を堂々と見たい(笑)。
活動をする時、力づけられた言葉はあったか?
ヘビン:放送局の関係者は、私たちが通り過ぎるたびに「2017年新人賞」と叫んでいたが、冗談で言ってるとは分かっていても気分はとても良かった。私たちにそれだけ期待して応援してくれているという意味だから。
ジュイ:放送局の音響監督とチーフカメラマンから、ライブが上手だと認めてもらえることがうれしかった。歌の実力に自信があまりないのに、そんな称賛を聞くたびに力が出た。だから、謙虚にならないようにしている(笑)。
ジェイン:最後のファンサイン会で、デビュー前から私たちの追っかけをしているファンの1人が「夏からMOMOLANDのおかげで幸せだった」と言ってくれて、泣きそうになった。
アイン:私も先日軍隊に行ったファンがいる。その方が最後のイベントで「MOMOLANDを知らなかったら、軍隊行く前は退屈だっただろう。楽しく過ごせた」と話してくれて涙が出た。
2016年、最も忘れられない瞬間を一つだけ言ってみて。
ジュイ:最後の放送が「人気歌謡」だった。あの日、BIGBANG先輩がカムバックする日だったのに、私たちのステージを先輩たちがやってくれる日だった。同じステージに立つということだけでも光栄だったのに“かわいい少女たちが「Jan! Koong! Kwang!」を歌ってくれる”と私たちのステージを紹介してくれた。私たちのステージを先輩たちに紹介されるとは想像していなかったので、ものすごく当惑しながらも心が満たされた。BIGBANG先輩のファンが“今日からMOMOLANDやるんだ”と言われて、ものすごく羨ましかった(笑)。
ヘビン:その前の週にはSECHSKIES先輩が「人気歌謡」でステージに立った。過去の曲をリメイクして歌っていたが、その時のファンが再び現場にいらして、昔の応援をそのままされているの姿には感動した。私たちもSECHSKIES先輩のように永く愛されるグループになりたいと思った。
ナンシー:2017年「歌謡大典」では単独ステージに立ちたい。そして年末からヨンウ姉さんが体調不良(継続的な腰と肩の痛みを訴え、集中治療が必要だと判断し、しばらく休みながら治療に専念することが発表された)で一緒に活動できずにいるが、今年はヨンウ姉さんと一緒に活動できたらいいな。これまでずっと大変だったはずなのに、耐えてくれて感謝している、早く回復してくれるとうれしい。
ナユン:一人一人が得意な分野で、もっと良い姿を見せたい。そして全ての方に新年、多くの福が来ることを願っている。
ジュイ:NAVERのライブ映像配信アプリ「V」を開催するたびに、多くの方が“MOMOLANDリアリティーをやったら良いな”と話している。だから今年は必ずMOMOLANDリアリティーを撮りたい。またMBC every1「週刊アイドル」に単独ゲストで出演したい。
ヘビン:夢は大きく持てと言う。来年にはMOMOLANDは1位にもなり、新人賞も取れたら良いな。多くの人々が私たちの歌をたくさん聞いてMOMOLANDというグループがあることを、良い歌を歌っているということを認めてくれるとうれしい。
アイン:2ヶ月の間にデビューアルバムを準備して、放送活動をして病気がちになる人が多かった。健康が最高だと思う。新年には風邪一つかからないで欲しい。
ジェイン:2017年には10⁺Starの表紙モデルを必ずやりたい(笑)。
記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代、写真 : チョ・ジュンウォン