「トンマッコルへようこそ」パク・グァンヒョン監督、新犯罪アクション映画「操作された都市」で12年ぶりの復帰

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写真=CJエンターテインメント
映画「トンマッコルへようこそ」のパク・グァンヒョン監督が12年ぶりに復帰する。

パク・グァンヒョン監督は2005年「トンマッコルへようこそ」で、し烈な戦争の真っ只中、国軍も人民軍も米軍も一つになる“敵無し”の村であるトンマッコルを背景に、戦争を崩すことができない人々の温かい心を描いて「大韓民国映画大賞」の監督賞、新人監督賞を受賞した。そんなパク監督が「操作された都市」という新しいスタイルの犯罪アクション映画で戻ってくる。

本作は、ゲームの中では完璧なリーダーだが、現実では平凡で無職のクォン・ユが、何者かによって殺人者と捏造され、ゲームのメンバーとともに事件の実体に迫る過程を描いた物語。パク・グァンヒョン監督は、個性溢れるキャラクターを中心に多彩なアクション、見所を特有の漫画的な想像力で加えた映像で作品を完成させた。

「これまでの映画の設定とは違った新しいスタイルの話をしようと思って悩み続け、観客とより一層楽しく交感するための興味深い映画を作りたかった」と言うパク・グァンヒョン監督は、既存の重く暗い犯罪アクションジャンルの型から抜け出し、より一層洗練されたスタイリッシュな感覚、軽快なユーモアを加えた若くて新鮮な犯罪アクションで改めて跳躍すると期待を集めている。

パク・グァンヒョン監督は、映画の中の新しい世界を具現化するために悩み続けたのはもちろん、大規模なカーチェイスから格闘、ドローン爆弾、ハッキングなど、新鮮な発想を具現化しようと演出に努力を注いで完成度を高めた。

彼の繊細な努力、特別なビジュアルの演出が加わった「操作された都市」は、3分16秒の間、誰でも殺人者に捏造されることができるという斬新な発想に軽快なユーモアを加えた作品であり、スリル溢れる快感とカタルシスを届けて、2017年の映画シーンに新しい波を呼び寄せる予定だ。

「操作された都市」は韓国で2月に公開される。

記者 : キム・スジョン