放送終了「アントラージュ」ソ・ガンジュンら5人の友情の行方は?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「アントラージュ」放送画面キャプチャー
ソ・ガンジュンが出演した映画「イムファス」が大ブレイクし、「アントラージュ」は放送終了した。

韓国で24日に放送されたtvN「アントラージュ」最終話でチャ・ヨンビン(ソ・ガンジュン) は作品のキャストが上手く行かず、そのせいでマネージャー兼仲良しであるイ・ホジン(パク・ジョンミン) と喧嘩して、姿を消してしまった。

彼が向かったのは地元である釜山(プサン)。チャ・ヨンビンはチャ・ジュン(イ・グァンス) の父親であり自分には伯父に当たる人とお酒を飲んだ。ソウルで彼を心配していたチャ・ジュン、イ・ホジン、コブク(イ・ドンフィ) はチャ・ヨンビンを迎えに釜山に向かった。

だが、チャ・ヨンビンはイ・ホジンの家にいた。祖父母によって育てられたチャ・ヨンビンは「ここが釜山で一番気楽だ」と、イ・ホジンの家にいたのだ。イ・ホジンは戸惑ったが内心ありがたいと思った。

再び集まった4人。学生時代一緒に遊んでいた釜山で4人の友情は一層深くなった。イ・ホジンとチャ・ヨンビンは自然に仲直りし、女性にそっぽ向かれていたチャ・ジュンは釜山のスターだった。

スケジュールのためチャ・ジュンとコブクはソウルに向かい、チャ・ヨンビンとイ・ホジンだけが残った。2人は釜山のあちこちを回り、懐かしい思い出に浸った。するとキム・ウンガプ(チョ・ジヌン) も釜山に来た。3人は一緒に昼間からお酒を飲んだ。

日が沈むまでキム・ウンガプ、チャ・ヨンビン、イ・ホジンはお酒を飲みながらお互いの心を打ち明けた。キム・ウンガプは友達同士である2人が羨ましかったと話し「ヨンビンは良い俳優だし、ホジンは良いマネージャーじゃないか」と言った。

さらに「君たちは、ベストフレンドで仕事もできるし、義理もあるのでまた仕事すればいいじゃないか。俺とも一緒にして。10年後は君たちが俺を食べさせてくれなきゃな」と叫んだ。最後まで黙っている2人を見て海に飛び込む、と言う話もした。

結局イ・ホジンとチャ・ヨンビンはキム・ウンガプにお手上げだった。3人は肩を組んでいつまでも海を見つめ続けた。3人のトラブルの原因だった映画「イムファス」と制作会社の代表チョ・テヨン(チャン・ソヨン) の悪口を言いながら。

そんな彼らに幸運が訪れた。チョ・テヨンが馬から落ちて入院し、映画のファンディングから手を引いたのだ。邪魔者がいなくなると、チャ・ヨンビンは映画に出演することにした。そうやって1年が過ぎた。

とうとう「イムファス」が公開される日。キム・ウンガプは悪夢を見て、チャ・ヨンビンはアン・ソヒ(ソヒ) とのスキャンダルに関する記事が遅く出て、悪質な書き込みに悩まされた。評論家らの評価は最低を記録し、監督は「私たちの映画はダメだ」と姿を消してしまった。

ステージ挨拶を控えて悪材料が重なった。無事にイベントを終えたチャ・ヨンビンはライバル作である「倭乱終結者」を観た。「イムファス」より「倭乱終結者」のほうが観客の評価が良かったが、チャ・ヨンビンは「成績なんてよくなくても良いじゃないか。やりたい映画に出演したし」と自らを慰めた。

そしてキム・ウンガプ、チャ・ジュン、コブク、イ・ホジンと一緒にお酒を飲みながら、公開日の観客数を確認した。なんと48万人だった。「イムファス」は大ブレイクし、5人は抱き合って大喜びした。

記者 : パク・ソヨン