2016年最高の映画作品&男女俳優が決定!「第37回青龍映画賞」栄光を手にしたのは?(総合)

OSEN |

俳優イ・ビョンホンとキム・ミニが男女主演賞を受賞した。また、最高の作品として「インサイダーズ/内部者たち」が選ばれた。

25日午後7時55分から、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で第37回青龍映画賞が行われた。司会はキム・ヘス、ユ・ジュンサンが務めた。

一番初めに行われた授賞は新人賞だった。今年1年間、韓国の映画界にはホットな新人が多数登場した。そんな中「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」のパク・ジョンミンと「お嬢さん」のキム・テリが男女新人賞を受賞した。パク・ジョンミンは慌ただしい韓国の状況を言及し、「ソン・モンギュ先生に恥ずかしくないよう演じていきます」と話し、キム・テリは「スクヒとお嬢さんがそうだったように、私も一歩一歩成長していく姿を見せたいです」と覚悟を示した。

映画のフェスティバルであるだけに、祝賀公演も華やかだった。ガールズグループMAMAMOOは「Decalcomanie」を熱唱し、「キム・ヘス先輩、私が本当に愛しています」「光はヒョジンを当て、何が何が大事なの?」「イ・ビョンホン先輩、モヒートに行ってモルディブ一杯しませんか」「チョン・ウソン、私が一気飲みすると今日から付き合うんだな」と、映画の名セリフを盛り込んで現場を盛り上げた。

助演男優賞は「哭声」の國村隼が、助演女優賞は「プリースト 悪魔を葬る者」パク・ソダムが授賞した。特にパク・ソダムは感激して涙を流し、拍手を浴びた。

男優主演賞は「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホン、助演女優賞は「お嬢さん」のキム・ミニが受賞した。キム・ミニは現場に参席しなかった。なんとデビュー25年ぶりに初めて男優主演賞を授賞したイ・ビョンホンは「結果から見ると今は現実が『インサイダーズ/内部者たち』を抑えてしまっているような状況です。いつか希望の蝋燭の炎になると信じています」と意味深い感想を述べた。

第37回青龍映画賞は2015年10月9日から、2016年10月9日まで公開された韓国映画を対象に、21の韓国映画が最終候補作として名を連ねた。この日は18部門の授賞が行われた。

以下は受賞者(作品)リスト

◆最優秀作品賞:「インサイダーズ/内部者たち」

◆男優主演賞:イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)

◆女優主演賞:キム・ミニ(「お嬢さん」)

◆監督賞:ナ・ホンジン(「哭声」)

◆助演女優賞:パク・ソダム(「プリースト 悪魔を葬る者」)

◆新人男優賞:パク・ジョンミン(「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」)

◆新人女優賞:キム・テリ(「お嬢さん」)

◆新人監督賞:ユン・ガウン(「私たち」)

◆撮影照明賞:イ・モゲ、イ・ソンファン(「阿修羅」)

◆編集賞:キム・ソンミン(「哭声」)

◆脚本賞:シン・ヨンシク(「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」)

◆美術賞:リュ・ソンヒ(「お嬢さん」)

◆音楽賞:イ・フギョン(「哭声」)

◆技術賞:クァク・テヨン、ファン・ヒョギュン(「新感染 ファイナルエクスプレス」)

◆チョンジョンウォン人気スター賞:チョン・ウソン(「阿修羅」)、ペ・ドゥナ(「トンネル」)、國村隼(「哭声」)、ソン・イェジン(「ラスト・プリンセス」)

◆チョンジョンウォン短編映画賞:「夏の夜」

◆韓国映画最多観客賞:「新感染 ファイナルエクスプレス」(1156万5386人)

記者 : イ・ソダム