カン・ドンウォン主演映画「隠された時間」オム・テグとのスチールカット公開

OSEN |

写真=SHOW BOX
映画「隠された時間」(監督:オム・テファ) が止まってしまった世界に閉じ込められ、長い間苦楽を共にしたカン・ドンウォンとオム・テグのスチールを公開した。

「隠された時間」は謎の失踪事件後、時間と空間が止まった世界に閉じ込められ、大人になって帰ってきたソンミン(カン・ドンウォン) と唯一、彼を信じてくれたたった1人の少女スリン(シン・ウンス) の話を描いた映画だ。公開と同時に観客から反響を呼んでいる「隠された時間」は、止まってしまった時間の中でお互いに頼りあって耐えてきたソンミンとテシクの話を描き、観客の心を掴んでいる。

映画の中で謎の事件により、時間と空間が止まった世界に閉じ込められる13歳の少年ソンミンとテシクは、自分たちを除いた全てのものが止まってしまった世界の中で動揺するが、すぐに慣れていく。ソンミンとテシクが止まったバスの上に上って大声を出して楽しんでいる姿や、普段から食べたかったものを食べ、漫画本を読むなど、止まってしまった世界を楽しむ少年らの無垢な姿が視線を引きつける。

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誰もが一度ぐらいは想像したはずの止まった時間を題材にした「隠された時間」は、観客に独特な面白さを与える。テシクが海辺で泣いているスチールでは、何でもできそうだったが、止まったままである時間の中でどんどんできないことに気づき、大切な人々に会えないことを恐れ、悲しんでいる姿を見せ、観客の心を打つ。

止まった時間の中で孤独と恐怖に怯えながら長い時間を送り、大人になったソンミンとテシク。大人になれば現実に戻ることができるという希望を抱いてお互いに頼りあって明るい表情で街を歩くスチールは、彼らの浮かれた気分をそのまま見せてくれる。

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しかし、いくら待っても流れない時間に絶望し、崩れるソンミンとテシクの姿が写ったスチールは悲しい。もし時間が止まってしまったらどうだろうかと聞く質問にカン・ドンウォンは「間接的に経験した止まった世界はとても深刻だった」とし、オム・テグは「映画のように時間が止まってしまったら当惑すると思う。僕だったら先に親のところへ行くと思う」と言った。

観客は止まった世界に閉じ込められた人物の多彩な感情と俳優の演技に共感し、映画を高く評価した。このように時間と空間が止まってしまった世界とその中での話を繊細かつ現実的に描いた「隠された時間」は、観客に忘れることのできない余韻と感動を伝え、熱い反響を呼び続けると見られる。

初めて感性的なファンタジー映画に挑戦したカン・ドンウォンの純粋な姿と今年最も輝く新人シン・ウンスの特別な魅力を見ることのできる「隠された時間」は、今秋韓国で公開された感性ファンタジーで観客の心を掴んでいる。

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記者 : イ・ソダム