T-ARA「可愛い後輩?TWICE、GFRIEND」 ― Vol.2

10asia |

―中国でのT-ARAの人気は相当なものだと聞いた。どれほど人気なのか教えて欲しい。

ソヨン:9月に北京や上海など中国の5つの都市をまわる単独コンサートを開始した。最後の上海公演では、収容人数約1万2千人の客席がいっぱいになった。

ウンジョン:私たちがコンサートツアーをするとは思いもしなかった。複数の地域を周りながらコンサートをして、バラエティにも出演して、CMも撮って、中国の芸能人ともたくさん会いながら、中国のファンが多いということを体感した。

―中国のファンと韓国のファン、違いはあるか?

ソヨン:国籍を問わずファンは皆家族のようだ。お父さんお母さんのような感じというか(笑) 私たちを大切に思い、守ってくださるのは、全世界が一つの心になっているのだと思う。

ウンジョン:韓国語で手紙を書いてくれるのを見ると本当にありがたい。文章も皆さん上手に書いてくれて、手紙を読むたびに本を読んでいるようで、元気も出るし勇気ももらえる。

ボラム:私たちは外国語ができないから心配だ(笑)

写真=T-ARA ボラム
―後輩のガールズグループがすごく増えた。これからは彼女らとも競争しなければならない。

ウンジョン:皆とても可愛くて、エンドルフィン(脳内の伝達物質、気分の高揚・幸福感 などが得られる)が出てきそう。幼い頃はよく分からなかったけれど、その時が一番可愛くて綺麗な時期だと思う。楽屋で挨拶をしてくれると、すごく不思議な感じがする。テレビで見る子たちが私たちに挨拶してくれるから(笑) TWICEも綺麗だし、GFRIENDやRed Velvetも本当に綺麗。

ヒョミン:私たちもガールズグループと言う職業で、今後もずっと私たちについてくる肩書きだ。今ガールズグループの後輩に可愛い子たちが多くて誇りに思うし、感謝している。彼女たちと一緒に活動できて本当に嬉しい。神話(SHINHWA)やSECHSKIESの先輩もいるし、TWICEや他の後輩もいっぱいいて、まるで歌謡祭のようになった。ここで一緒に活動できることだけでも嬉しい。

―8年目になったからだろうか。すごく余裕が感じられ、楽な気持ちのようだ。メンバー間の信頼みたいなものも厚そうだ。

キュリ:ファンの愛のお陰だ。新人の頃は忙しくて、我も忘れて過ごしていたけれど、余裕ができてからはファンのことをもっと思うようになった。メンバーへの感謝も、時が経つにつれて大きくなったし。もっと一生懸命やって頑張らなきゃと思う。

写真=T-ARA ヒョミン
―ウンジョンとヒョミンはEチャンネル「直進の達人」で運転を学んだが、運転の実力は伸びたか?

ウンジョン:ヒョミンははしゃいでる。免許をもらって初日からどこに遊びに行っているんだろう(笑)

ヒョミン:練習室に行く道を覚えようと思っている。最近マネージャーさんに代わってメンバーを迎えに行っている。

ソヨン:私は不安でまだ一度も乗ったことがない(笑)

―これまで韓国で1位にもなったし、中国に渡っても大きな人気を得た。まだT-ARAとしてやりたいことはあるか?

ウンジョン:まだ会えていない他の国のファンと会いたい。ネット上でメッセージや手紙をもらったけれど、まだアラブ圏、東南アジア圏の国や南米の国を訪問したことがない。そちらのファンに早く来てほしいと言われ続けているが、チャンスがなくて行けないでいる。韓流を代表するグループになったので、前よりはちょっと気を遣う。そうやって愛し続けてもらえるのは本当にありがたいことだから。

―韓国でやってみたいことは?

ヒョミン:多様なジャンルに挑戦し、ラジオDJみたいなこともしたいけれど、まずは今やっている仕事をずっと続けていけると良い。

ソヨン:「それでもT-ARAの歌が好き」というコメントを見たことがある。私たちはずっと素晴らしい作曲家さんに歌を提供してもらって発表しているが、グループのイメージで隠れていることがあるんじゃないだろうか。多くの方が先入観なく私たちの歌を聴いてくださり、多くの愛をもらっている。

写真=T-ARA ジヨン
―ソロでの活動はないのか?

ジヨン:グループとして1年3ヶ月ぶりに出たので、今回はアルバム活動に力を注ぐと思う。年末までずっとやっているだろう。

―事務所に臨むことはあるか?

全員:時間は十分にある状態で?(笑)

ウンジョン:私たちは歌で愛されているグループだ。1stフルアルバムを出し「T-ARAの歌が好き」と言われたのを今でも覚えている。残るのは音楽だと思う。T-ARAのカラーで可能性を含めた感じのフルアルバムを作りたい。

ヒョミン:時間の余裕をもってアルバムを作って、来年の上半期頃にカムバックしたい。

―最後にファンに一言。

キュリ:寒い季節にカムバックすることになった。今回のタイトル曲をファンソングだと思って活動しようと思っている。たくさん聞いてほしい。

ウンジョン:年を取るごとに良い人にならなきゃと考えている。ファンがいて元気が出る。いつも信じてくれて、私たちを守ってくれる方々に恩返しする気持ちで活動しようと思っている。今後ももっと良い芸能人、もっと良い人間になるので、最後まで私たちと一緒にいてくれると嬉しい。

写真=キュリ

記者 : ユン・ジュンピル、写真 : イ・スンヒョン、翻訳 : 前田康代