「おひとりさま~一人酒男女~」DIA チェヨン“打ち上げの日はギャーギャー泣きました”

OSEN |

「本当に勉強になった作品」

DIAのチェヨンは、自身を女優としてデビューさせてくれたtvNドラマ「おひとりさま~一人酒男女~」についてこのように表現した。先日韓国で放送が終了したこのドラマで、チェヨンは鷺梁津(ノリャンジン) 予備校の男子学生たちを惚れさせた“核美貌”キャラクターを演じた。初めての正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品) への挑戦だったが、演技力論争は全く起きなかった。

「おひとりさま~一人酒男女~」を3~4ヶ月間撮影しながらDIAの活動を並行し、すぐにI.O.Iで精力的に活動している彼女に会った。今倒れてもおかしくないような厳しいスケジュールの中でも、彼女の美貌は輝き、情熱は燃え上がった。成功するしかない、可愛がられるしかない、魅力満点のチェヨンだ。

「SHINee キー&5urprise コンミョン&キム・ドンヨン兄さんは本当に面白い」

チェヨンは「おひとりさま~一人酒男女~」にキャスティングされてから特に演技レッスンを受けていない。その代わり、撮影現場でスタッフたちから入念に1つずつ学び、同僚俳優たちと息を合わせて演技を学んでいった。理論の勉強よりは実戦の体験が彼女に通じたのだ。そのためチェヨンは「おひとりさま~一人酒男女~」を「勉強になった作品だった」と表現したのだろう。

「チェヨン役にキャスティングされて、事務所ですごく心配していました。しかし、愛情を持っているキャラクターだったのでやってみようと話しました。1人で準備した部分が多く寂しいと思った時もあったんですが、あえて撮影現場で監督、コンミョン、キー、キム・ドンヨン兄さんにたくさん質問しました。本当に助かりました。始める前にきちんと学びたかったんですが、かえって現場で得たものの方が多いと思います。そして監督が、私が実際より上手に見られるようにドラマを作ってくださったと思います(笑) ありがとうございます」

アイドルの演技への挑戦に先入観はつきもの。「おひとりさま~一人酒男女~」にもチェヨンと共にSHINeeのキーがキム・キボム役でキャスティングされた。しかし、2人とも魅力的な演技で視聴者たちを魅了した。チェヨンも、アイドルの先輩でもある同僚俳優のキーからたくさん学んだという。

「私はキー先輩に比べてずっと未熟でした。しかし、キー兄さんはSHINeeのアルバム準備と『おひとりさま~一人酒男女~』の演技を完璧にこなしていました。学ばなきゃと思いました。演技以外にもアイドルの先輩として学ぶべきところが多いんです。私は人見知りが激しいんですが、公務員試験受験生3人組のキム・ドンヨン、キー、コンミョン兄さんから先に近づいてきてくれて、演技のアドバイスをたくさんして下さって、親しくなりました。本当に感謝しています」


「打ち上げの日はギャーギャー泣きました」

チェヨンはキャラクター上、ハ・ソクジン&パク・ハソンより、公務員試験を準備するキー&コンミョン&キム・ドンヨンと共にほとんどのシーンをこなした。特に、キーとコンミョンの間で三角関係を作り、ストーリーを豊かなものにした。最終話では自身が好きなコンミョンではなく、裏で黙々と気を配ってくれたキム・キボム(キー) に心を開いてデートを楽しんだ。

「3人の演技を現場で見ていると本当に面白かったです。本当にすごい方たちです。実際に私ならどうするか? コンミョン半分、キボム半分ですね。コンミョンはすべての女性に優しいし、キボムは口調が不親切ですから(笑) 2人を半分ずつ混ぜたタイプが好きです。しかし3ヶ月間、鷺梁津の男子受験生たちからたくさん愛されて幸せでした。私は事務所でビジュアル担当ではないんですけど、“核美貌”と呼んでいただいてありがたかったです。身に余る言葉ではあるんですけど」

チェヨンはドラマへの初出演で貴重な経験と大切な縁を得た。先日打ち上げがあったが、チェヨンは残念ながらスケジュールのため挨拶だけして帰ったという。車に乗って移動しながら、スマホを通してスタッフと同僚俳優たちにもう1度挨拶したが、止めどなく涙を流したという。

「最後の撮影の時は泣かなかったんです。乾杯する最後のカットだったんですけど、『カット、オッケー』という監督の言葉にぐっとくるものはありました。ところが、打ち上げの時に挨拶だけして帰り、車の中でSNSで監督と話し合ったんですが、涙が出てしまいました。親しい先輩たちと通話した時はギャーギャー泣きました。初ドラマだったので、本当に忘れたくない思い出です。皆さんに感謝しています」

記者 : パク・ソヨン