日本映画「君の名は。」富川(プチョン)国際アニメーション映画祭W受賞!

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(C)2016「君の名は。」製作委員会
大ヒット上映中の新海誠監督作品「君の名は。」は8月26日に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心震わせる感動の物語が話題となり、10~20代にとどまらず幅広い世代が劇場に殺到。連日さまざまなメディアに特集が取り上げられ、ブームを超えたまさに社会現象となった。

公開わずか39日間で観客動員は1,000万人を突破、週末映画ランキングは驚異のV9を達成し(※10月24日時点 興行通信社調べ)、「君の名は。」は日本映画界に新たな歴史を刻んだ。先日、世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」でAnima't部門(アニメーション作品の部門) の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞したのも記憶に新しい。

このたび、今月21日~25日まで韓国・プチョン(富川) で開催されていた 第18回プチョン(富川) 国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門にて、優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize) をダブル受賞。

今年で18回目になるプチョン(富川) 国際アニメーション映画祭は、芸術的に優れたアニメを発掘し、その深い魅力を世の中に見せるアジア最高のコンペティションを有するアニメ映画祭。フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭など海外のアニメーション映画祭で認められた作品が数多く出品され、韓国や日本、中国などのアジア圏だけでなく、全世界の優秀な作品が集まる映画祭として注目されている。

(C)2016「君の名は。」製作委員会
今年は長編作品として、ニュージーランド、フランス、韓国、スイス、スペイン、カナダなどの作品がノミネートされており、その中から「君の名は。」が二冠を受賞する栄誉を受けた。同部門で優秀賞と観客賞をダブル受賞するのは初となる。

「君の名は。」は、今や世界中から大きな注目と期待を集めており、既に世界89の国と地域で海外配給が決定。今月21日より海外初の劇場公開となった台湾では、全台湾で46スクリーンで上映(内、台北は18スクリーン)。台北での公開週末3日間の興行収入ランキング1位を記録し、大ヒットスタートするなど、世界をも巻き込んだ「君の名は。」旋風は留まるところを知らない。

今後も、シンガポールで11月3日公開、香港では11月11日公開、イギリスでは11月24日公開、韓国では1月上旬と各国で順次公開予定だ。

▼新海誠監督 受賞コメント
2つも賞をいただきありがとうございます。
韓国の皆さんの「君の名は。」への熱を改めて感じる機会となりました。
この度、このような賞をいただけて大変嬉しく思います。

■作品情報
「君の名は。」
初日8月26日(金)~10月23日(日) までの59日間
動員1260万8,655人 興収164億円

原作・脚本・監督/新海誠
作画監督/安藤雅司 キャラクターデザイン/田中将賀 音楽/RADWIMPS
声の出演/神木隆之介 上白石萌音
成田凌 悠木碧 島﨑信長 石川界人 谷花音
長澤まさみ 市原悦子
制作/コミックス・ウェーブ・フィルム 配給/東宝

記者 : Kstyle編集部