放送通信審議委員会「雲が描いた月明り」に勧告措置…過度な露出と未成年のキスシーンが不適切

OSEN |

写真=KBS 2TV「雲が描いた月明り」放送画面キャプチャー
KBS 2TV月火ドラマ「雲が描いた月明り」が、放送通信審議委員会から勧告措置を受けた。

「雲が描いた月明り」は19日午後、ソウル陽川(ヤンチョン) 区木洞(モクトン) の放送会館大会議室で開かれた第36回放送審議小委員会定例会議で、勧告意見を受けた。

「雲が描いた月明り」は第1話で、ホン・ラオン(キム・ユジョン) が男装をするために包帯で胸をグルグル巻きにするシーンが描かれたが、一部の視聴者たちから、未成年者が演じるには露出が過度だという指摘があった。

また、未成年の女優がキスシーンを演じたことにも抵抗感を感じたという視聴者の意見に従って、放送審議規定第45条(出演) 第1項と第6項(子供と青少年の出演) の審議を受けた。

この日、放送通信審議委員会側は、「根本的に露出とキスシーンのあるドラマに、未成年者がキャスティングされたこと自体が間違っている」という意見と「基準が曖昧であるため大目に見ようという意見もあったが、16歳のキム・ユジョンに目をつぶると、次は15歳の未成年者がこのようなシーンを演じる場合も大目に見なければならない問題がある」と説明した。

これとは反対に、「最近ドラマの中のキスシーンと露出の度合いについて、一般的な傾向を考慮した時、露骨だったりセンセーショナル過ぎるとは思えない」という意見があったが、勧告3人、意見陳述2人で最終的に勧告意見が決定された。

記者 : カン・ソジョン