映画「時間回廊の殺人」が、世界的な女優キム・ユンジンと2PMのテギョン、チョ・ジェユンの出演を確定し、本格的な撮影準備に突入した。

「時間回廊の殺人」は家の中で発生した夫の死と、息子の失踪を経験した主婦ミヒ(キム・ユンジン) が、25年間の収監生活を終えて再びその家に戻ってくることから繰り広げられる事件を描くミステリースリラー映画だ。

動員観客数1000万人を記録した映画「国際市場で逢いましょう」以来、2年ぶりに韓国に復帰するキム・ユンジンは、2人の子供の母として暖かい母性を持っていた若いミヒと、自身の他には誰も信じられなくなった冷たい女に変身した老いたミヒの劇的な対比を通じて、世界的な女優キム・ユンジンの実力をアピールする予定だ。

誰も信じてくれないミヒを唯一信じたがるチェ神父役には最近、tvNドラマ「キスして幽霊！」を通じて視聴者たちの心を捉えたテギョンがキャスティングされた。チェ神父は、自身を拒否し続けるミヒに、真面目で偽りがない気持ちで近寄る人物だ。彼は彼女の家で起こった過去の怪しい事件たちを追い、だんだん秘密の実体に近づいていく。

25年前の悲劇的な事件の契機になるミヒの夫チョルジュン役には最近、JTBCドラマ「ファンタスティック」で大人気を博しているチョ・ジェユンがキャスティングされた。チョ・ジェユンは今まで披露してきたキャラクターとは全く違う新しい姿を披露する予定だ。

キム・ユンジンの2年ぶりの韓国映画へのカムバックで話題になっているミステリースリラー映画「時間回廊の殺人」は、「悪魔を見た」「新しき世界」などの話題作を手掛けたメディアコンテンツグループ(株)PEPPERMINT＆COMPANYがメイン投資し、新生制作会社リズミカルグリーン(株)と(株)ジャイオンEntが共同で制作する。「師の恩」「怖い話」を演出したイム・デウン監督がメガホンを取り、10月にクランクインし、来年の上半期に公開される予定だ。