Dal★Shabet、カムバックショーケースを開催…「良い楽曲をぎっしり詰め込みました」

OSEN |

「経歴が長いだけに良い楽曲をぎっしり詰め込みました」

今年でデビュー6年目。Dal★Shabetは余裕のある姿を見せた。ステージ上でのパフォーマンスはもちろん、インタビューに応じる姿からも余裕が感じられた。アルバム制作過程で決定的なアイディアを出すことから、コンセプトや衣装にまで積極的に参加した部分も印象的だ。音楽的な成長がうかがえる。

メンバーは恋愛ではなく、別の話を伝えたかったと話した。そして人々から共感を得るために努力した。誰でも仕事をしているが、遊びたい気持ちがあることを考え、それを歌詞に込めようとした。

共感は感動につながる。「明るい日が来るだろう」「今日だけ耐えれば休みの日が来るから」という希望に満ちたメッセージを伝えたかったとDal★Shabetのメンバーらは説明した。「たくさんの人にこの曲を聴いていただき、癒されたらいいな」という希望まで語った。確かに成熟した様子だった。

Dal★Shabet(セリ、アヨン、ウヒ、スビン) は28日午後、ソウル江南(カンナム) 区清潭洞(チョンダムドン) ILCHIアートホールにてニューミニアルバム「FRI.SAT.SUN」の発売記念ショーケースを開催し、本格的なカムバックを知らせた。

メンバーらはまず、収録曲「HARD 2 LOVE」とタイトル曲「FRI.SAT.SUN」を初めて公開した。「HARD 2 LOVE」は持ち前の明るくて爽やかな雰囲気を、「FRI.SAT.SUN」は洗練され堂々とした姿を披露するパフォーマンスで、気持ち良いエネルギーを届けてくれた。

Dal★Shabetの新曲「FRI.SAT.SUN」は、ヒットメーカーシンサドンホレンイ(S.Tiger) とDal★Shabetがもう一度息を合わせた楽曲で、1日がめまぐるしく過ぎていくが、“金土日”だけを待って期待してみようというメッセージが込められ、Dal★Shabetの魅力とよく調和をなしている。

ライブを披露した後、セリは「久しぶりに舞台に立ってとてもワクワクしている。10枚目のミニアルバムのタイトル曲は『FRI.SAT.SUN』だ。皆さんに共感していただけると思う」と話した。収録曲「HARD 2 LOVE」を披露した後、スビンは「『 HARD 2 LOVE』は日本で発売した楽曲だ。ゴールドディスク賞を受賞した、良い思い出のある楽曲だ。たくさん愛してくださり、韓国語バージョンを発売することになった」と説明した。

続いて今回のアルバムについての話となった。セリは「『FRI.SAT.SUN』以外の曲も良い方々と制作し、良い結果が出た。デビューしてかなりの時間が経っただけに、良い楽曲をぎっしり詰め込んだアルバムだ」と紹介した。前のアルバムでプロデュースに参加したスビンは、今回のアルバムには参加できなかったことを残念に思っていた。彼女は「9月にカムバックする前、もう一度見ることになっていたが、タイトル曲の選定に悩み、延期された。その間レコーディングのスケージュルが厳しかったので作業する時間がなかった。レコーディングに集中した」と話した。

彼女たちは8ヶ月の空白期間に何をしていたのだろうか。ウヒは「とても長い間待っていた。時間が長く感じられた。寂しくて退屈だった。今日ショーケースを開いて感動した」と話した。スビンは「ソロ活動もしていたが、国家試験(第二種運転免許) をパスした。また、私が作業したものも公開した。実力を伸ばせる時間だった」と話した。

セリは「明るい日が来るだろう、今日だけ耐えれば休みの日が来るからという希望に満ちたメッセージを伝えたいと思った。それが感動するくらい、歌詞によく反映されたと思う。たくさんの方に私たちの音楽を聴いて『心が癒された』と感じていただきたい」と楽曲に込められた思いを説明した。

今年でデビュー6年目を迎えたメンバーたちは「これまでフルアルバム1枚とミニアルバム10枚を出した。10という数字に拍手を送りたいし、充実感もあるので楽しく活動していきたい」と話した。

もちろん切実な気持ちもあった。ウヒは「4人で切実な気持ちで手を握って祈った。より完璧な姿をお見せしたいという切実な気持ちがあった。脱退したメンバーたちも最近まで応援してくれて、今も仲がいい。その人たちの分まで、素敵な姿をお見せしたいと思っている」と伝えた。セリは「心からの私たちの祈り、切実さがちゃんと伝わってほしい」と付け加えた。

Dal★Shabetのニューミニアルバム「FRI.SAT.SUN」は29日午前0時に発売され、タイトル曲「FRI.SAT.SUN」をはじめとする収録曲は全ての音楽配信サイトで鑑賞できる。

記者 : チョン・ジュンファ、写真 : ミン・ギョンフン