イ・ジョンソク、日本でファンミーティングを開催…“韓流ブーム”の再燃なるか

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写真=YG ENTERTAINMENT
俳優イ・ジョンソクが日本のファンに甘い夜をプレゼントした。

イ・ジョンソクは25日と27日、ZEPPなんば大阪と東京・豊洲PITの公演会場で、ファンミーティング(2016 LEE JONG SUK FANMEETING ‘VARIETY’) を開催した。日本のファンは、情熱的な呼応と熱い歓声で場内を明るい雰囲気で埋め尽くした。明け方からイ・ジョンソクを見るために長い時間並んだファンで、公演会場周辺に長蛇の列が作られたりもした。

ファンと会ったイ・ジョンソクは、1・2部に分けブラックスーツとホワイトシャツを着て登場、ドラマ「W」のカン・チョルが舞台にそのまま登場したような錯覚を呼び起こさせた。これをさらに近くで見ようと、舞台から離れた客席や2階の観客は、双眼鏡を手に持ち彼の一挙手一投足に注目しながら「イ・ジョンソク」と連呼した。

イ・ジョンソクは甘いバラードでファンミーティングを終え、ファンの声援に力づけられて上手く歌えない歌をアンコールで歌い、恥ずかしくなり耳を真っ赤にして座り込んだ。ファンはこれまで見たことのない彼の姿に、愛らしい笑顔とともに熱い拍手を送った。

ファンミーティングが終わった後イ・ジョンソクは、1500人のファン一人一人と目を合わせてハイタッチ会を行った。イ・ジョンソク本人と目の前で向き合ったファンは、足をばたばたさせながら喜んだ。

日本ファンミーティングの現場には、髪が真っ白な年配のファンも少なくなかった。また、涙が溢れ出てまともに話ができないファンがいるかと思えば、良くない体を車椅子に委ね訪れて来た少女のファンも目についた。イ・ジョンソクは、この少女のために舞台の下へ直接降りて行き、彼女に直接挨拶をするなど、ファンを感動させた。車椅子に乗って現場を訪れた8才の少女イトウフミカさんと彼女の母親(53才) イトウイクコさんは「私たち2人ともイ・ジョンソクのファンだ。彼のことが本当に好きだ」と照れながら言った。

写真=YG ENTERTAINMENT
息子と娘、母親と母親の友達までもの団体が一緒にファンミーティングを訪れたりもした。神戸から来たというフジイナナエさんは「イ・ジョンソクはかっこよくて、スタイルが良い。1年前はほっそりとして少年らしさが感じられたが、今はセクシーさまで感じられ男らしさが漂っている」と親指をピンと立てた。

日本の伝統衣装の着物を着てきた3人とも同い年の女性ファン(30歳) は「何かを秘めていそうながらも、可愛いキャラクターがよく似合う俳優で、優しい眼差しがとても魅力的な男性」と口を揃えた。

イ・ジョンソクの日本国内での人気は驚くべき状態だ。韓流ブームが停滞しているにもかかわらず、先日、韓国で彼が主役を演じた話題作「W」は、日本で放送前(10月中に衛星劇場で放送予定) から既に注目されている。

おかげで今回のイ・ジョンソクファンミーティングは各公演当たり1500人、合計3000人の募集に、3倍近い8000人余りを越える応募が集まり、異例な彼の人気を実感させた。

ファンミーティングを主催した関係者は「イ・ジョンソクが日本国内の韓流人気を再燃させる契機になっている。放送を控えている『W』の他にも、イ・ジョンソクの前作『ピノキオ』『君の声が聞こえて』『ゆれながら咲く花』等の人気が後押しされている」と説明した。

日本ファンミーティングを盛況のうちに終えたイ・ジョンソクは、10月21日に台湾、同月28日にタイファンミーティングを引き続き開催し、世界中のファンとの交流を続ける。10月からは映画「V.I.P.修羅の獣たち」(監督:パク・フンジョン) の撮影に本格的に突入する予定だ。

記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代