Apink、新曲「私がドキドキできるように」MV公開…清純アイドルのさらなる“進化”

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写真=「私がドキドキできるように」画面キャプチャー
美しい水彩画のように、ふんわりにじんだ感じだ。これまで見せてくれた清純さはまるで童話のようなものだったが、今回の新曲はギャラリーに展示されている感性的な水彩画を見ているような感じだ。確かに成熟した雰囲気だ。これまで“清純”というコンセプトの下で変化を試みたApinkが、今回は見違えるほど“進化”した姿で戻ってきた。約1年2ヶ月ぶりだ。

本当に安定したグループではないか。今年で6年目を迎えた彼女たちは、これまで清純さをアピールし、多数のファンを確保してきた。いつの間にか“清純”を代表しアイドルグループの中でも群を抜いている彼女たちは、明確なコンセプトの下で様々な変化を図り、多少飽きられやすい部分も解消し、賢くトップの座を守っている。

今回は“変化”からもう一歩進んで“進化”した。今年で6年目に入っただけに、成熟した姿を見せると宣言したのだ。26日午前0時、音楽配信サイトを通じて一斉に公開された「Pink Revolution」は、そんなアルバムだ。

タイトル曲「私がドキドキできるように」にもう少し注目する必要がある。これまでの成長がそのまま感じられる楽曲だ。ヒップホップリズムを加えたミディアムテンポのR&Bダンスジャンルに、恋人への胸がときめくメッセージが込められ、やさしい雰囲気を作り出している。

懐かしく心温まる楽曲だ。都市の照明で見えなくなった夜空の星のように、美しいギターのメロディをベースに、疲れた一日の終わりを暖かく癒してくれるApinkだけの感性あふれるボーカルが非常に魅力的だ。

「夢を見るような気分。疲れ果てた一日の終わりには/温もりでいっぱい。私を抱きしめてくれて/寂しかった気持ちはあなたの香りでいっぱい。永遠に夢見ることができるように/とても柔らかい香り/少し恥ずかしい震え/実は私は怖い/胸が熱くなるよう勇気をちょうだい/静かに私をぎゅっと抱きしめて」などの歌詞は、楽曲が与えるときめきを最大限にさせる。

メンバーたちの成熟したボーカルと女性の香りをほのかに漂わせる雰囲気も、一枚の絵のようだ。

ビジュアルも今までとは全く異なる。一緒に公開された「私がドキドキできるように」のミュージックビデオでは、メンバーたちの女性らしいコンセプトと成熟したビジュアルで“進化”した姿を見せてくれる。清純な少女が女性に生まれ変わった感じだ。

ゆっくり、そして着実に成長してきたApinkの成長は、それだけで“レボリューション”である。

記者 : チョン・ジュンファ