「俳優業は引退」BIGBANGのG-DRAGONの発言に関心集中…「無限に挑戦」で迫真の演技を披露するも

OSEN |

写真=MBC「無限に挑戦」放送画面キャプチャー
「今後、演技はしないだろう」という決意が寂しい限りだ。

MBC「無限に挑戦」の「無限商社-危機の会社員」編を通して、ストレートプレイに挑戦したBIGBANGのG-DRAGONは、役者に負けない才能で物語の重要なキャラクターを演じた。

3日と10日の2週にわたって韓国で放送された「無限に挑戦」でチョン代理(チョン・ソクホ)、ソン部長(ソン・ジョンハク)、キム課長(キム・ヒウォン) は次々と謎の死を遂げた。この真相を解明しようとするユ部長(ユ・ジェソク) も、見知らぬ男たちに追われ、命からがら逃げ出したのだった。

諸悪の根源はG-DRAGON演じるクォン専務だった。聞けば、彼は酔ってひき逃げ事故を起こし、会社を言い訳にしてキム課長に罪をなすりつけた。しかし、キム課長との通話内容をソン部長、チョン代理が聞いたことを知り、真相を隠ぺいするために次々と消したのだ。

写真=MBC「無限に挑戦」放送画面キャプチャー
クォン専務はとても卑劣だった。罪悪感は1つも感じておらず、むしろ刑事のパク・ヘヨン(イ・ジェフン) と看護師(チョン・ミソン)、ハ社員(ハハ) までも買収し、完全犯罪を試みていた。状況が自分に有利になると、手を叩きながら笑いがこみあげるのだった。

初のストレートプレイだとは信じがたかった。映画「ベテラン」のチョ・テオ(ユ・アイン)、ドラマ「リメンバー」のナム・ギュマン(ナムグン・ミン) のを継承する歴代級の悪役を作り上げ、鳥肌の立つ戦慄を覚えさせた。彼の冷たい目つきや瞬時に変化する表情は、見る者を圧巻させた。

特にチョ・テオの流行語「情けないね」のパロディシーンでは、恥ずかしがりながらも一発オーケーをもらった。キム・ヘスとのシーンでも、大先輩の前にもかかわらず緊張した素振りを見せず、自らのオーラを発揮した。キム・ヘスが認めるほど、G-DRAGONの演技は完璧だった。

写真=MBC「無限に挑戦」放送画面キャプチャー
騙されて「無限に挑戦」に出演したG-DRAGONが「無限商社-危機の会社員」の中で、事件の鍵を握る人物を完璧に演じきった。“SWAG”溢れる、しかし卑劣な財閥2世クォン専務は、彼しかできない役だった。そうそうたる俳優陣と息を合わせながらも、引けを取らぬ勢いがあった。

しかしG-DRAGONは、公然と「二度と演技はしない」と話した。7日に行われたNAVERのライブ映像配信アプリ「V」でも「今後演技するつもりはない。ミュージックビデオは、自分が作った曲だし、誰よりも自分がよくできるという確信があるから演じるだけ」と、繰り返し強調。

彼の「二度と演技はしない」という決意が折れる日を、ファンは待ちに待っている。G-DRAGONのストレートプレイが「無限商社-危機の会社員」のただ一度でとどまらぬよう願っている。

記者 : パク・ソヨン