久しぶりに韓国に戻ってきたKARA出身のニコルが、より成熟した姿を披露した。「HIT THE STAGE」の舞台で一人のアーティストに成長した姿を見せた彼女は、舞台の裏では私たちが知らなかった根性と努力を明かした。1位を獲得したニコルのこれからの活躍がさらに期待される。

Mnet 「HIT THE STAGE」はスターがダンスクルーと一つのチームになり、ダンス競演を行う番組だ。7日の放送では「クレイジー(crazy) 」をテーマに競演が繰り広げられ、これまで日本でソロ活動を展開してきたニコルが合流した。

ニコルはかなり緊張した様子だった。3Dカラークルーらとチームを組んだニコルは、映画「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クインに扮し、パワフルなステージを披露した。公演前、ニコルはクルーらと練習する姿を公開した。

ニコルは緊張とプレッシャーが大きかっただけに練習を何度も繰り返した。さらには徹夜までする彼女をマネージャーが止めるシーンもあった。クルーらも「ニコルのような練習の虫は初めて見た」と驚くほどだった。ニコルが緊張に耐えられず一人で涙を流すシーンもあった。

ムン・ヒジュンは「とても大変だったと思う。僕も初めて一人でステージに立ったとき、とても大変だった。一緒にいたメンバーたちなしで一人で舞台に立つときの気持ちをよく分かっている」と慰めた。

また、KARA時代のダンスの先生だったペ・ユンジョンは「私が教えたアイドルの中で一番上達のスピードが早い子だった。あまりにも速くて私がプレッシャーを感じるほどだった」と話し、舞台を見た後「見ないうちにもっと成熟した」と褒めた。

KARAというグループのメンバーで可愛らしい存在だったニコル。この日ニコルはアーティストに成長した姿を見せ、その成長の裏にどれほどの汗や涙があったかを想像させた。今後さらに躍進するニコルの姿に期待が高まる。