「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち」イ・ジュンギに一体何が?血だらけなスチールカット公開

10asia |

写真提供=SBS「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち」
第4皇子ワン・ソ(イ・ジュンギ)の“狼犬”誕生の瞬間と涙を誘う過去が明らかになった。

韓国で29日にスタートするSBS「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」(脚本:チョ・ユニョン、演出:キム・ギュテ)側は、第4皇子ワン・ソの“狼犬”誕生を知らせるスチールカットを公開した。

この場面は、ワン・ソが高麗のシンジュカン氏一家によって狼の徘徊する山に捨てられた後、血だらけになって現れるシーンだ。血をたっぷり浴びたワン・ソは、赤々と燃える眼差しで誰かを見つめている。

彼は母である皇后ユ氏(パク・チヨン)の裏切りにより、後宮の“シンジュカン氏”一家に養子を口実に人質として追い出され、荒々しい“狼犬”に変わってしまった。

制作陣によれば、この事件を皮切りにワン・ソは高麗人を恐れさせる存在となる。恐ろしい“狼犬”と呼ばれ、獣を殺戮することを楽しむのはもちろん、自身の仮面を脱いだ姿を見た人をすべて殺してしまうという噂の張本人となる。

また別のスチールカットでは、ワン・ソの寂しさをそのまま見せる。あらゆる逆境に打ち勝ち、母である皇后ユ氏と2年ぶりに会うが、母の温かさは同腹(同じ母から生まれた皇子)である第3皇子ワン・ヨ(ホン・ジュンヒョン)と第14皇子ワン・ジョン(ジス)にしか許されていなかった。冷ややかな雰囲気でワン・ソを鋭く見つめる皇后ユ氏の表情と、自身の醜い外見をあざ笑う兄弟の姿が捉えられ、切ない雰囲気を醸し出す。

「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」側は「第4皇子ワン・ソは母の愛を受けられず、生き残るために壮絶な暮らしを余儀なくされた可哀想な男だ。イ・ジュンギは自身の力をすべて投入し、傷つき、荒れたワン・ソ役を自分だけのものにした」と話し、「刺々しさの中に隠された苦しみを演じる時、微妙な感情までも細かく表現し、ドラマに引き込む。イ・ジュンギだからできるワン・ソの新たな魅力を一緒に感じて欲しい」と期待を促した。

「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は高麗の少女に憑依した21世紀の現代の女性と冷たい仮面の裏に熱い思いを秘めた皇子の運命的ロマンスを描く。

記者 : ヒョン・ジミン