放送終了「ビューティフル・マインド」チャン・ヒョク&パク・ソダムの愛の結末は?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「ビューティフル・マインド」放送画面キャプチャー
「ビューティフル・マインド」がハッピーエンドで幕を下ろした。最後まで笑いと感動を届け、ウェルメイドドラマの香りを残した。

韓国で2日、KBS 2TV月火ドラマ「ビューティフル・マインド」(脚本:キム・テヒ、演出:モ・ワンイル、イ・ジェフン) 最終回が放送された。

この日「ビューティフル・マインド」でイ・ヨンオ(チャン・ヒョク) は違法であることを知りながらも、ケ・ジンソン(パク・ソダム) に肺移植手術をすることにした。これを知ったイ・ゴンミョン(ホ・ジュノ) は反対したが、イ・ヨンオは強行した。この手術はヒョン・ソクジュ(ユン・ヒョンミン) が執刀した。

イ・ヨンオからお願いされたソ・ジヨン(ミン・ソンウク)、クォン・ドクジュン(キム・ドヒョン)、ユ・ジャンベ(イ・ソンウク)、オ・ギョンジン(チョ・ジェワン)、ファン・ジョンファン(チョン・ムンソン) などが手伝った結果、手術は成功裏に終わった。しかし、チェ・スンホ(イ・ジェリョン)、カン・ヒョンジュン(オ・ジョンセ) などは、不機嫌さを露わにし、イ・ヨンオとヒョン・ソクジュの解任で意見を共にした。そのとき、イ・ヨンオはヒョン・ソクジュが解任されないように手伝い、イ・ゴンミョンはイ・ヨンオの代わりにすべての責任を負うことにした。最終的にイ・ヨンオとヒョン・ソクジュは、解任されずイ・ゴンミョンは病院を出て行った。

このようにすべてのことが1つずつ整理され始めた。イ・ヨンオはイ・ゴンミョンを理解しようとした。続いて、ケ・ジンソンのところへ行ってキスをし、自分の気持ちを伝えた。カン・ヒョンジュンの脅迫でチェ・スンホは自首し、ヒョン・ソクジュはもう1度再生医療をしてみることを決めた。

1年後もイ・ヨンオとケ・ジンソンの愛は続いた。イ・ヨンオは「僕が生きる唯一の選択は、あなたを愛すること」と、ケ・ジンソンを温かく見つめた。ケ・ジンソンもイ・ヨンオに向けて微笑んだ。

「ビューティフル・マインド」は、人の感情にまったく共感することができない共感無能力者である天才外科医が、ある日突然始まった患者たちの奇妙な死に巻き込まれ、愛に目覚め、人間性を回復していく物語を描いた。多少難しいテーマかも知れなかったが、静かな感動を届け、視聴者に大きな響きを残した。クールでシリアスな場面だけではなかった。コミカルな要素も適切に合わせて、集中度を高めた。ドラマを視聴してこそ分かる魅力があったのだ。

「ビューティフル・マインド」は当初全16話で制作される予定だったが、視聴率低迷などの理由で2話を縮小し、14話で放送終了した。打ち切りの中でも視聴者の好評は続いた。

特にチャン・ヒョクの演技力は言葉の通り一品だった。仕事のときはカリスマ性が溢れ、恋するときは優しかった。極端を行き来する感情演技を、チャン・ヒョクは特有の繊細な演技力で完璧に表現した。パク・ソダムもチャン・ヒョクと絶妙な相性を見せつけ、ドラマを引っ張っていった。2人は15歳という年の差にも関わらず、違和感なくロマンスを完成させた。

「ビューティフル・マインド」とお別れするときだ。最後まで笑いと感動を本当にありがとう。

「ビューティフル・マインド」の後番組はパク・ボゴム、キム・ユジョン主演の「雲が描いた月明り」が韓国で放送される。

記者 : パク・グィイム