「ウォンテッド」ついに犯人が判明…視聴者の予想を覆す衝撃の展開

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ウォンテッド」放送画面キャプチャー
犯人は判明したが、まだ終わっていない。

韓国で28日に放送されたSBS水木ドラマ「ウォンテッド」(脚本:ハン・ジワン、演出:パク・ヨンスン)でついに犯人が明らかになった。正体は放送チーム長である局長チェ・ジュンク(イ・ムンシク)であった。放送の最後、チェ・ジュンクが犯人であることに直感し、走っていくチャ・スンイン(チ・ヒョヌ)とチョン・ヘイン(キム・アジュン)の姿は、視聴者に衝撃を与えた。

“犯人探し”はジャンル物のドラマでしばしば使用される題材である。犯人を探す過程は、緊張感やどんでん返しを与えられるからである。「ウォンテッド」もチョン・ヘイン(キム・アジュン)、チャ・スンイン(チ・ヒョヌ)ら警察チーム、PDのシン・ドンウク(オム・テウン)らの放送チームが、ヒョヌ(パク・ミンス)を誘拐した犯人を探すために激しく戦ってきた。

11話では共犯者のナ・スヒョン(イ・ジェギュン)が死亡した。ナ・スヒョンは死の間際、チャ・スンインに7年前の事件が何なのか、自分がなぜ共犯者にならなければならなかったのかを明かした。そして12話で、別の共犯者BJイ・ジウン(シム・ウンオ)は、自身と共に犯行を起こしたナ・スヒョンの死を知り、不安感に包まれた。

チョン・ヘインが生放送で犯人の7番目のミッションを遂行している中、イ・ジウンはオ・ミオク(キム・ソニョン)の電話を盗み、本当の犯人にこっそり電話をかけた。同時刻、チェ・ジュンクの携帯電話が震えた。イ・ジウンは犯人にナ・スヒョンが死んだこと、自分がオ・ミオクと一緒にいることを伝えた。その瞬間、画面は生放送中に会議室で電話を受けて驚くチェ・ジュンクの顔を映し、緊張感が急上昇した。

犯人は明らかになった。普通、ドラマは最終回まで犯人を探し続けることが多いが、「ウォンテッド」は違った。全16話の「ウォンテッド」は12話のエンディングで、4話を残して犯人を明らかにした。視聴者の予想を見事に覆し、衝撃的などんでん返しを見せた。「ウォンテッド」は最終的に伝えたいことが、犯人を見つけることや誘拐事件ではなく、より多くの意味を含んだものであることを見せた。

ドラマ「ウォンテッド」は韓国で毎週水・木曜日の午後10時より放送されている。

記者 : チェ・ジイェ