事実ではなかった?イ・ジヌクの性的暴行事件…警察の発表により、女性に「虚偽告訴」の可能性が浮上

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写真=OSEN DB
俳優イ・ジヌクの性的暴行の疑いに対する攻防が誣告(虚偽告訴) かどうかに関心が集中している。告訴人A氏の弁護人が突然代理人を辞任したことが知られ、続いて警察がA氏に対して誣告の疑いが高いと明らかにしたためだ。

ソウル水西(スソ) 警察署の関係者は、25日OSENに「告訴人Aさんの誣告の疑いについて調べている。確定した事実ではないが、誣告罪になる可能性がとても高い」と話した。

これに先駆けたA氏の弁護人の辞任は誣告の可能性を高くしている。A氏側の弁護人は先週末A氏の弁護をこれ以上担当できないとマスコミに公式に明らかにした。その理由については新たな事実関係の発見だとし、弁護人とA氏との間の信頼関係の深刻な毀損が生じたと説明した。

イ・ジヌクに対する誣告で事件が終結した場合、この事件は芸能界を超えて、社会全般に警戒心を与える問題だ。イ・ジヌク本人も名誉を取り返すとしても、事件の前に完全に戻るには時間がかかるものとみられる。

法曹界の関係者は「誣告は非常に重罪だ。今回の事件は単に芸能人の事件を超えて、嘘が蔓延する文化に投げかける課題がある。誣告が事実なら、その分処罰が厳しくなるべきだ」とし、「また、誣告犯罪、つまり脅迫や恐喝の犯罪にさらされないよう、普段から警戒心を持つべきだ」と伝えた。

逆にA氏の主張が事実であれば、今回の事件は強姦致傷が適用される5年以上の重刑の犯罪だ。A氏が提出した障害診断書によると、A氏が受けた傷は自然治療が不可能な状態だ。A氏の主張が事実なら強姦致傷が適用されるが、これは5年以上の犯罪が適用される重刑が避けられない。

イ・ジヌクは一般人女性A氏に性的暴行の疑いで告訴された。当時A氏はイ・ジヌクが自身の家を訪れて、自身の服を強制的に脱がせて、暴行及び性的暴行をしたと主張しており、これに関する写真の証拠などを提出した。イ・ジヌクはこれに対して「誣告は重罪だ」として、法的対応を行っている。

両方はまだいくつかの争点をめぐって激しく対立している。障害診断書と性的犯罪の強制性の有無が重要な糸口になっており、被害当時の状況と傷の一致有無も鍵になっている。

記者 : チェ・ナヨン