【REPORT】クォン・サンウ、瓦割りから「Choo Choo TRAIN」の披露まで…笑顔満載の日本ファンミーティング

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(C)KWON SANG WOO JAPAN OFFICIAL FANCLUB
元祖韓流スターのひとりクォン・サンウが、2016年の夏も、名古屋、東京、神戸をめぐるファンミツアー、「Kwon Sang Woo The Stage 2016」を開催。ここでは7月1日に中野サンプラザで行われた東京ファンミの昼の部をリポートしよう。

グレーのシンプルなスーツに身を包み、「10月の天気」を歌ってオープニングを飾ったクォン・サンウ。歌い終わると「東京の皆さん、お久しぶりです。会いたかったです!」と日本語で挨拶。「夏の来日ファンミが恒例になっていますが、僕は夏を愛しています。夏に生まれたせいかも知れませんね」とニッコリ。近況報告では今年に入ってから2本の中国ドラマに出演したことに触れ、「撮影中は寂しくて、家族や日本のファンの皆さんが恋しくてたまりませんでした」と言ってファンを喜ばせた。


「ソン・ドンイルさんと仲良くなりたくて、毎日一緒にビールを飲んでいたから顔がむくんでいます」

続くトークコーナーは推理オタクを演じた最新主演映画「探偵なふたり」を中心に展開。「2人の子どもの父親役ということで、普段の僕をリアルに感じていただけたのではないかと思います」と語った上で「来年の春ごろに続編を撮ることになりました!」と嬉しい発表を。また、映画の名シーンを見ながら語るコーナーでは意外な裏話を披露。「この映画の僕はこれまでに出たどの作品よりも顔がむくんでいます。ビジュアルが気にいりません! 相棒を演じたソン・ドンイルさんと仲良くなりたくて、毎日一緒にビールを飲んでいたからです(笑)」と言って爆笑を誘った。

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ここからはファン参加のゲームコーナーに突入。「名探偵サンウ! 容疑者はどこだ!?」と題するゲームでは、身長、体重、髪の長さなど、条件にあう“AさんとB子さん”を探して客席を歩きまわったものの、結果はいまひとつ。「女性の体重はわからないなあ」と何度も繰り返すのが面白かった。その後、ソウルでドライブしながらよく聴く曲「僕のそばを離れないで」と、中国でファンに会いたいなと思いながら聴いていたという曲「洗濯」をしっとりと歌い上げた。


瓦割りからバレーボールまで…体を張ったゲームに会場が熱狂

ここで一旦退場したクォン・サンウは、白ストライプの紺シャツ&黒のパンツというカジュアルスタイルに着替えて再登場。体を張った体育会ゲームがスタートした。まずは瓦割りに挑戦。12枚のうち何枚割れそうか、と事前にファンに問いかけたところ「10枚以下」という予想が大半。これにがっかりしたクォン・サンウは負けん気を発揮、気合もろとも12枚の瓦をまっぷたつに!!「見ろ、俺の実力を!」といわんばかりのドヤ顔がものすごくカッコよかった。お次はファンと組んでの縄跳びに挑戦。会場から選ばれた3組のファンと競争ということで、パートナー選びにもかなりの真剣さを見せた。ところが“サンウの足が長すぎるため、膝が相手に当たって跳べない”という事態が発生。サンウチームはまさかの最下位に。そんななか、ひとりのファンの跳んでいるときの表情がものすごく可愛かった! と大喜びのクォン・サンウ。「僕も一緒に跳びたい。あの顔をもう一度見たい!」と子供のようにはしゃぐサンウ自身もまた、ものすごく可愛かった。

次のゲームは、3人のファンとの連想ゲーム。皆で同じ答えを目指そう、と言っているのに、周囲とあわせようという気がなく、わが道を行くクォン・サンウ(笑)「東京のシンボルは?」という質問には「代官山」(ファンの答えは東京スカイツリー)、「サンウの映画の代表作は?」という質問には「マルチュク青春通り」(ファンの答えは「探偵なふたり」)、「サンウの好きな日本食は?」という質問には「しゃぶしゃぶ」(ファンの答えは寿司、刺身)と回答。「日本のしゃぶしゃぶの肉は口に入れると溶けてなくなる。ほかでは味わえない美味しさ」なのだそうだ。

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そして最後のゲームでは、男性ひとりを含む4人のファンとバレーボールに挑戦。その結果、なんと22回のラリーに成功!「このメンバーでバレーのチームを作りたい」と大喜びのクォン・サンウ、これまでのゲームで勝利できなかった罰ゲームとして「Choo Choo Train」を踊らされても「これ、みんなで踊るとカッコいいですね!」と超ご満悦。どこまでも前向きなのだった。
そのあとは、これまでのゲームの結果をすべて予想的中させたファンを舞台に上げ、クォン・サンウと「お尻をからめて踊る」「背中を合わせて愛を叫ぶ」「肩を抱いて散歩」という夢のような体験をプレゼント。ユーモアいっぱいにファンをもてなすクォン・サンウに場内大爆笑だった。


「皆さんのことを、心から愛しています。アス!!」

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楽しかった時間もそろそろ終わりのとき。最後の思い出として、もうすっかりおなじみになった日本語のオリジナル曲「Etude」を歌うクォン・サンウ。キュートな歌詞とポップなメロディに会場全体がノリノリに。「美しい7月のスタートを皆さんと一緒に過ごすことができて嬉しいです。今年は韓国での新作がなくて申し訳ないと思っていますが、中国で頑張ったあと、来年、よい作品で皆さんとお会いしたいです。僕は20代で俳優を始め、皆さんはずっと僕を応援してくださいました。歳を重ねるごとに胸に刻まれるのは感謝の想いです。いま、言葉を縮めて言うのが流行っているようです。『愛してます』を僕はこれから『アス』と表現したいと思います。皆さんのことを、心から愛しています。アス。次回また、お会いしましょう! アス! 2階の皆さんもアス!」

親指と人差し指で小さなハートマークを作り、ファンとの合言葉「アス!」を繰り返すお茶目なクォン・サンウ。ファンとのふれあいを誰よりも楽しんでいたのは彼自身だったのではないか。夏の始まりにふさわしい、ホットなファンミーティングは、たくさんの笑顔の花を咲かせて幕をおろした。

ライター:望月美寿

■公演概要
「Kwon Sang Woo The Stage」
日時:2016年7月1日(金) 13:00開場 / 14:00開演
会場:中野サンプラザ

今回のイベントの模様を“衛星劇場”で放送決定!
「Kwon Sang Woo The Stage 2016」
衛星劇場:http://www.eigeki.com/

■関連サイト
クォン・サンウ ジャパンオフィシャルファンクラブ:http://www.ksw-fc.jp/

記者 : Kstyle編集部