BIGBANGメンバーの悪口まで…IRONの新曲の歌詞に波紋広がる

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写真=10asia DB
ラッパーのIRONが刺激的な内容の曲「SYSTEM」でカムバックした。

IRONは30日、各種音楽配信サイトを通じて新曲「SYSTEM」を公開した。

「SYSTEM」はIRONが1年3ヶ月ぶりに発売する新曲で、身を潜めていたときに感じた様々な感情を、ラップの歌詞にリアルに込めた。IRONが直接作詞し、前ToppDoggメンバーのキドが作曲、編曲、プロデューシングを担当した。

IRONは「歌手たちは娼婦のようにPDの前に一列に並び、目だけ笑い次の飯を待つ」「請託を受け取る記者と警察」「タイミングに合わせ弾ける爆弾、マスコミのカーテンの後ろに隠れた公爵スキャンダルに惑わされる大衆、目隠しさせた愚民政策」などの歌詞で韓国の音楽界を皮肉り、さらに社会の否定的な側面を照らし出した赤裸々な歌詞を曲に収めた。

公開された音楽配信サイトでは、2節までの歌詞が公開され、3節の歌詞は公開されなかった。 公開されていない3節の部分は、YouTubeなどで公開された。

特に歌詞に登録されていない3節の韻文には、大麻に関する悔しい心境や、YG所属歌手のWINNER ソン・ミノ、BIGBANGのG-DRAGON、T.O.Pの名前が言及されている中、彼らに向けた辛辣な批判が収められており、波紋を呼んでいる。

IRONは去る2014年「SHOW ME THE MONEY 3」で準優勝し人気となったが、しばらくして大麻事件で騒がれ身を潜めた。今年の初めに再び騒がれ始め、4月に大麻吸引の疑いで不拘束起訴され活動を中断した。

記者 : キム・ユジン、翻訳 : 前田康代