f(x) ルナ&キム・ジウ、親友たちに訪れた“運命のいたずら”

OSEN |

10歳も年が離れている上、一人はママで一人はガールズグループのメンバーだ。一見全く接点がなさそうに見えるf(x)のルナと女優キム・ジウ。実は二人は芸能界でも有名な親友だ。

OSENが野心的に企画した「親友インタビュー」第1弾の主人公はまさにこの二人だ。7日、上岩洞(サンアムドン)のあるカフェで二人に会った。カフェに入るや否や、先に来ていたキム・ジウを見つけたルナは、すぐに駆け寄ってハグをした。誰が見ても“本当の親友”であるルナとキム・ジウだ。


高校生のルナ&女優キム・ジウ、出会ったきっかけはミュージカル

二人が初めて出会ったのは2011年、ミュージカル「Legally Blond」だった。当時18才から19才になった高校生のルナは、f(x)のメンバーではなく、女優としてミュージカルに初挑戦した。そのとき彼女と共に元S.E.S.のBada、キム・ジウがキャスティングされたのだ。

マネージャーもなく一人で練習室に来て練習に集中するルナを見て、キム・ジウはすぐに気に入った。人気グループのメンバーとしては難しいことだったためだ。助けの手を差し伸べたキム・ジウにルナも頼り、二人はすぐ親友になった。

「私も17才のときから芸能界で生活していますが、友達があまりいなくて、唯一心を開いて会っている友達がソニョン(ルナの実名)なんです。制服を着た18才のソニョンがこんなに大きくなるなんて不思議ですね。夫も“妹”のソニョンのことをとても大切な人だと思っています。今回ルナがソロ曲を発売したことも夫のおかげで先に知りました。私の結婚式で双子のお姉さんと一緒に歌も歌ってくれたし、夫の店がオープンしたとき一番先に来てくれたのもソニョンです」(キム・ジウ)

「『親友インタビュー』と言われてジウ姉さんを選びました。私には本当に実の姉さんみたいな人です。プライベートでも色々悩みを相談したり、何でも打ち明けられる姉さんです。二人とも忙しくてあまり会えなくても、存在だけで私には力になるし、完全に信頼できる人です。姉さんなら私は何も考えず信じられます。姉さんが出演するミュージカルも全部見に行きます。うちの姉さん、とても綺麗でしょう? どう見ても子持ちに見えません」(ルナ)


「覆面歌王」初対決、これって運命のいたずら?

写真=「覆面歌王」キャプチャー
そんなに友情を深めていた二人に“神様のいたずら”のような事件があった。昨年4月、ルナとキム・ジウはMBC「覆面歌王」で対決を繰り広げることになったのだ。第1ラウンドの対決で二人はお互いの正体を知らないまま仮面をかぶり、競演曲であるYBの「私は蝶々」の合奏を練習し始めた。興味深いことに、この時キム・ジウはルナの声にすぐに気付いたという。

「仮面をつけたまま合奏の練習をしましたが、歌声を聞いてすぐルナだと思いました。そしてペンを探していたので私が貸してあげたのですが、ネイルがとてもユニークでした。そこで確信しました(笑) 作家に話したら気づいていないふりをしてほしいと言われたので我慢しました。私がすぐに負けましたが、二人で同じステージで歌ったことが一度もなかったので、本当に良かったです。デュエットのパートナーがルナだという事実が内心気楽だったんです」(キム・ジウ)

「私は姉さんが歌い方を変えていたのでよく分かりませんでした。もし私の相手が姉さんだと分かっていたら、出演しなかったかも知れません。私は次のラウンドでRa.Dの『ママ』を歌わなければならなかったのですが、ちょうどそのとき姉さんに本当に会いたいと思っていました。第1ラウンドが終わって私と対決した相手がジウ姉さんだったことを知った時、楽屋で仮面をつけたままおいおい泣きました。本当に必要なときは姉さんがいつもそばにいてくれるんだともう一度感じました。姉さんは私が幸せなとき、いつもそばにいてくれます」(ルナ)

記者 : パク・ソヨン、写真 : チ・ヒョンジュン