“カムバック”MONSTA X「『花より男子2』が制作されたら、ぜひ出演したいです」

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3rdミニアルバム「THE CLAN PART. 1 LOST」でカムバックするボーイズグループMONSTA Xに会った。これまで強烈なイメージで女心を鷲づかみにしてきたMONSTA Xはどう過ごしていたか、ニューアルバムはどうなのか詳しく聞かせてもらった。

―どう過ごしましたか?

ウォノ:アルバムの作業は着実にしてきましたし、ときどき公演をして過ごしました。ファンの皆さんとの疎通も続けたくて僕たちがどう過ごしているのか、撮影して練習中の姿もお見せしたり、会話もしたりしましたね。

―ショヌは日焼けしましたね。

ショヌ:はい。SBS「ジャングルの法則」の撮影に行ってきました。実はジャングルに滞在中はとても大変でしたが、撮影が終わったら、とてもやりがいがあって楽しかったです。元々日焼けするのが好きなんですが、今回は農夫さんみたいに日焼けしましたね(笑)

―ニューアルバムの作業は順調ですか?

ミンヒョク:前回の活動で怪我してしまってうまく活動できなかったんですが、今年は大ブレイクの予感です。負傷が厄払いだったと思います。今回は音楽界の一画を占めたいです。

ウォノ:今回のコンセプトは“未練がましい男”です。愛するときはプライドなどは全部捨てないと、本物の男じゃない、知ってますよね?

―デビュー前にサバイバル番組「No.MERCY」に出演したときが思い浮かびますが…

ウォノ:デビューが決まって母に電話をかけて落ちたと言いました。そのとき、母は大丈夫だと、家に帰ってきて一緒に何でもやろうと淡々と話しました。それで、冗談だと明かしたら、声も出さずに泣きました。

ミンヒョク:僕もでした。放送終了後、母に電話をかけ、落ちたと嘘をつきました。当時は大丈夫って言ったんですが、受かったと明かしたら、号泣しました。弟も寝ていたんですが、合格だと聞いて泣いてしまったほどでした。

―ジュホンはデビュー前に改名したと聞きました。

ジュホン:計3回改名しました。ホジュン、ジファンを経てジュホンになりました。以前仕事が順調に進まなかったときがありました。デビューもなかったことになってしまいましたし。しかも缶詰の蓋で指を負傷したときもありました。それで改名をし、今の“ジュホン”という名前でうまく活動しています。

―MBC every1「週刊アイドル」にも合流したとか?

ジュホン:「週刊アイドル」はうまく笑わせないと、もっと冷たくなるバラエティ番組です。幸いなことに今日はうまくやって来ました。

キヒョン:この間、ジュホンが収録を終えて帰ってきてGOT7のジャクソンの活躍を見て感心していました。うまいし、自分が入る隙などないと。当時はほぼ何も言えなかったらしいです。

―ファンたちのブログを見たら、学生時代に生徒会だったメンバーが多いようですが…

ジュホン:小学校のとき、学年の副会長を務めました。当時映画「トンマッコルへようこそ」に僕の顔を合成したパロディポスターを披露しましたが、そのおかげでした。

ウォノ:僕は高校3年のときにクラス委員長を務めました。当時浄水器からコーラが出るようにするという約束をしました。もちろんこの公約は守れなかったんですが、僕によって皆成績が上がったんです。

―IMの10代は独特だったらしいけど?

IM:父の仕事のため、小さいときイスラエルで4年間暮らしました。以後米国でも生活しましたし。以後韓国に帰ってきて学校に通っていたんですが、何か変だなと思い、結局学校を辞めてホームスクーリングをしました。当時思春期でした。耳にいくつものピアスをつけたりしましたね。でも悪いことをしたわけではなく、おしゃれに集中していました。以後、心を入れ替えて人文系の高校(大学に進学できる) に行きました。勉強はうまい方でしたが、両親から「ストレスも解消できるし、音楽学院に通ってみな」と言われて音楽に接することになりました。音楽は僕に合ったので、再び学校を辞めました。両親はいつも「君の人生だから、君の好きなように生きろ」という主義でした。

―末っ子(IM) の人生は波乱万丈ですね。

キヒョン:宿所では末っ子が王様ですよ。お腹が空いたと兄さんたちに何か食べるものを買ってこいとか言うんですよ。全部食べたら、皿洗いもやらせるんです。

ジュホン:もちろん皆仲良く過ごしていますが、IMは100が基準だとしたら、98ぐらいになったとき、攻略して逃げるスキルがあるんですよ。「僕が聞いてあげるよ」というニュアンスもありますし。

―春にお花見は行きました?

ヒョンウォン:ラジオ番組のスケジュールを終えて帰る道にカップルたちがくっついて歩いている姿を見ました。桜の花はポップコーンみたいに咲いていましたし。

ミンヒョク:僕は昨年、同じ事務所のウォンミョンという俳優と一緒に初めて花見に行ったんですが、本当に楽しかったです。男二人で…

―IMは母胎ソロ(生まれてから一度も異性と付き合ったことがないことを意味する造語) という噂がありますが…

ウォノ:あ、それは父親の気持ちでIMを保護するために言ったことなんです。以前IMの過去について聞いたことがあるんですが、別に何もなかったんです。

ウォノ:恋愛の経験がありますが、僕の愛は“モンべべ”(MONSTA Xのファンクラブ) だけです。

―ミンヒョクはキュウリが食べられないんですか?

ミンヒョク:キュウリを口に入れると同時に吐き捨てたこともあります。キムチ容器に白菜のキムチとキュウリのキムチが一緒に盛られていた場合、そのキムチも食べられないんです。

キヒョン:この間、母がキュウリのキムチをくれたんです。偶然ミンヒョクに会ったら、「ミンヒョクは食べられないわね…」と言いました。

―ヒョンウォンは俗語はあまり使わないと聞きました。

キヒョン:彼は言葉の表現自体が詩的です。MONSTA Xの詩人です。3行詩作りとかもうまいですよ。

―メンバー同士で喧嘩することはありませんか?

ウォノ:練習するとき、意見が分かれるぐらいです。「こうしろよ」とか。

―グループ活動をしていると、一日中一緒だけど、一人でいたいとか思わないんですか?

ミンヒョク:足を怪我したとき、とても憂鬱だったんですが、それでもよかったのは、一人だけの時間ができたということでした。小説を読んだり、漫画を読んだり、テレビを見ながら余裕を満喫できました。活動していたら、昼寝をしたり、テレビを見ながらアイスクリームを食べたり、みかんを食べることはできないですよね。

キヒョン:お見舞いに行って30分ぐらいいると、帰ってくれないかとか言われました。

―負傷はどうですか?

ミンヒョク:リハビリ治療を一生懸命やっています。動きもできなかったんですが、幸いなことに今は30%ぐらいは回復しました。完璧に動くことはできませんが、ステージでパフォーマンスするには問題ありません。

IM:僕はミンヒョク兄さんより1ヶ月ほど前に入院しましたが、僕のせいでパフォーマンスの動線が変わってしまってメンバーたちに申し訳なかったです。休みながら、MONSTA Xのステージを見ましたが、プライドも感じましたし、本当にカッコよかったです。この間のアブダビ公演では観覧席の一番後ろで見ていました。ブレイクダンスを踊る姿を見てカッコいいと思いました。僕が見えるのかなと思ってメンバーたちに手を振ったんですが、見てくれなかったんです。

―強烈すぎるイメージに固まることに対する心配はないんですか?

ヒョンウォン:僕たちのアルバムには多様な雰囲気の曲があります。「正直に言おうか(Honestly)」「Amen」も放送活動を少しずつしましたが、穏やかでコーヒーのような男性のイメージを披露しました。でも「無断侵入(TRESPASS)」「RUSH」「HERO」の方をよく覚えてくださるようで、僕たちのステージ映像を見たら、キュートな姿も披露しますよ。

―最近多数のアイドルたちが自作曲をリリースし、活動していますが、MONSTA Xも計画していますか?

ミンヒョク:ジュホンの場合は1stアルバムのときからプロデュースに参加してきていますし、メンバー全員が作詞、作曲に積極的に参加する方なんです。パフォーマンスも同じです。最近ジュホンが「ヒップホップの民族」という番組にプロデューサーとして出演中ですが、まだ新人ですし、お見せできる機会があまりないんです。今後機会があれば、メンバーたちの実力をお見せしたいです。

―最近“OOドル”という表現が多いですが、MONSTA Xはどう表現すればいいかな?

ウォノ:イ・セドル(ダジャレ) ?危機に陥っても倒れませんから。

ミンヒョク:実は“OOドル”は飽和状態なので、次のアルバムの活動のときに悩むべきだと思います。

―カムバックを控えて何か一言お願いします。

ウォノ:今年初めにMnet「MONSTA XのRight Now」という番組に出演しましたし、MBC「私のマネーパートナー:隣のCEOたち」などに出演しました。バラエティセンスのいいメンバーたちが多いので、ぜひ面白く見ていただけたら嬉しいです。

ミンヒョク:最近エイプリルフールに事務所の関係者に「君たち『花より男子2』のオーディションを受けることになったよ」と嘘をつかれたことがあります。僕たちは真剣に演技の練習をしていたんですが、やられました。もし「花より男子2」が制作されたら、ぜひ出演したいです。

記者 : チョン・ウォン、写真:ソン・イルソブ