俳優ハ・ジョンウ、オ・ダルス、女優ペ・ドゥナ主演の映画「トンネル」が韓国で8月10日に公開される。

第69回カンヌ国際映画祭競争部門進出作映画「お嬢さん」(監督：パク・チャヌク) のハ・ジョンウは15日(現地時間) フランス・カンヌのJWマリオットホテルで行なわれたインタビューで次期作「トンネル」について言及した。

ハ・ジョンウは「僕の映画を客観的に見るのは難しい。『お嬢さん』もそうだ。映画が終ってすぐに(チョ) ジヌンさんに『映画どうだった？』と聞いた」と伝えた。

続いてハ・ジョンウは「最近、『トンネル』の編集本を見たが、そのときも“僕だけ面白いのかな？”と思って観客の反応が気になった。『トンネル』は韓国で8月10日に公開される」とし、「こうやって『お嬢さん』の広報に『トンネル』も入れ込む」と冗談を言って、笑いを誘った。

「トンネル」は崩れたトンネルの中に閉じ込められた男と、彼の救助を巡って変わっていくトンネルの外の物語を描いた映画だ。ハ・ジョンウ、ペ・ドゥナが夫婦を演じ、オ・ダルスが救助隊員を演じる。映画のハイシーズンである8月公開を確定したことから、映画に対する配給会社の自信が感じられる。

「トンネル」は2014年映画「最後まで行く」でカンヌ映画祭監督週間に招待されたキム・ソンフン監督がメガホンを取った。「最後まで行く」で観客と評団から熱い好評を受けたキム・ソンフン監督の次期作として早くも期待を集めた。